バルセロナのフリック監督(AP)
<スペインリーグ:バルセロナ3-1アラベス>◇29日◇第14節◇カンプノウ
バルセロナのフリック監督(60)がアラベス戦後、「ゲームをコントロールする力やインテンシティー(強度)がない」と昨季との違いを明かした。
バルセロナは29日にホームで行われたスペインリーグ第14節でアラベスと対戦した。開始1分に失点を許すも、それ以降、ゲームを支配し、前半のうちにヤマルとダニ・オルモの得点で逆転に成功する。後半に入り、アラベス優勢の時間帯はあったものの、終了間際にダニ・オルモが試合を決める追加点を奪い、3-1で勝利した。これでリーグ戦4連勝を達成して勝ち点を34に伸ばし、1試合少ないレアル・マドリード(※30日にジローナと対戦)を勝ち点2上回り、暫定ながら首位に立った。
試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、負傷明けのペドリとラフィーニャについて、「2人の復帰がとてもうれしいよ。ラファは60分、ペドリは30分程度しかプレーできなかった。今日の試合および試合運びには満足しているが、まだミスをいくつも犯している。勝ち点3を獲得できたことが最も重要だ」と感想を述べた。
ペドリが12月2日にホームで行われる次節アトレチコ・マドリード戦で先発するかという質問に対しては、「様子を見ていくつもりだ。2つの試合の間隔があまりないからね。でも試合後、彼に尋ねたら問題ないと言っていた。ラフィーニャも同様だ。彼は我々にインテンシティーをもたらせてくれる。また、オルモのパフォーマンスにも大いに満足しているよ。彼は本当に厳しい週に2ゴールを決めてくれた」とコメントした。
フリック監督はまた、ジョアン・ガルシアの代表入りの可能性について、「それは私が答えるべき質問ではない。新しい選手を代表に招集するのは簡単なことではない。今後、代表入りすると思うが、それは私の判断ではない」と返答した。
昨季との違いについては、「我々には昨季のようにゲームをコントロールする力やインテンシティーがない。第14節の時点で昨季と同じ勝ち点を獲得できているかは分からないが、改善できる点はたくさんあるし、今季はけが人が増えている。昨季はシーズン序盤に全員がプレーでき、大きく成長することができた」と説明している。
(高橋智行通信員)
