グーグルは19日、2025年に日本で人気を集めたGoogle Playのコンテンツを選出する「Google Play ベスト オブ 2025」の受賞作品を発表した。

 年間の最優秀賞にあたるベストアプリには「DMM TV」、ベストゲームには「Pokémon Trading Card Game Pocket」が選ばれた。

AIの実用化やショートドラマがトレンドに

 2025年のアプリ分野では、生活に定着した実用的なAI機能や、決済・ポイントを統合したモバイルペイメントの進化、スキマ時間を活用するショートドラマの急成長など、効率とエンターテインメントを両立させるトレンドが顕著に見られたという。

 一方、ゲーム分野では日本のアニメやカルチャーの世界的な拡大が目立った。ベストゲームを受賞した「Pokémon Trading Card Game Pocket」は、日本だけでなく米国と欧州でも同賞を獲得。

 台湾でベストゲームとなった「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」を含め、モバイルゲームを通じて日本のIP(知的財産)があらためて評価された。

多彩な部門賞、新設の「注目トレンド」も

 各部門の大賞も発表され、多岐にわたるジャンルのアプリが評価された。

 アプリの「日常お役立ち部門」では、楽天ポイントカード機能も統合した「楽天ペイ」が大賞を受賞した。

 「隠れた名作部門」には、親しい人とのコミュニケーションに特化したSNS「mixi2」が選出された。

 また、「カーアプリ部門」ではAndroid Autoに対応した「radiko」が受賞し、車内でのラジオ体験の向上が評価された。

カテゴリ受賞作品概要エンターテイメントNintendo Today!任天堂の情報発信アプリ自己成長Langakuマンガで英語学習日常お役立ち楽天ペイスマホ決済アプリ隠れた名作mixi2親しい人向けSNSマルチデバイスしまうまブックフォトブック作成ウェアラブルYAMAP登山地図アプリタブレットHulu動画配信サービスカーアプリradikoラジオアプリ

 ゲーム部門では、インディー部門の大賞に話題作「8番出口」が、ストーリー部門の大賞に「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」が選ばれた。

 PC版 Google Play Games部門では「P5X ペルソナ5: The Phantom X」が大賞を獲得し、クロスプラットフォームでのプレイフィールが評価されている。

カテゴリ受賞作品ジャンル/特徴マルチデバイスディズニー スピードストームレースゲームマルチプレイヤードラゴンボール ゲキシン スクアドラアクションピックアップ & プレイちいかわぽけっとカジュアルインディー8 番出口シミュレーションストーリーSDガンダム ジージェネレーション エターナルシミュレーションRPGオンゴーイングeFootball™サッカーPlay PassDREDGEアドベンチャーPC版 Google Play GamesP5X ペルソナ5: The Phantom XRPG

 今年新設された「注目トレンド部門」では、「DramaBox」や「FANY:D」といったショートドラマ関連アプリや、「TikTok Lite」などが選出され、2025年を通じて急上昇した人気を反映した結果となった。

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