ゲーミングルームを備える「東横INN三ノ輪駅」が開業

 東横インは11月10日、「東横INN三ノ輪駅」(東京都台東区竜泉2-18-5)を開業した。

 全世界360店舗目、都内51店舗目で、日比谷線三ノ輪駅から徒歩4分に14階建て168室の規模で、8台分の駐車場(先着順、1泊2000円)も備えている。

 施設は、調光式のダウンライトやUSB Type-A/Cの充電ポート、横幅のあるフラットなデスク、ドライヤーや電気ケトル、加湿器などを収納しつつ、扉の裏に鏡を備え付けた吊り戸棚など、同社で「T25」と呼ばれる最新客室仕様を導入しており、全客室ではないものの、浴室給湯はノブを回して温度を視覚的に調節できる形式になっている。

 2階には宿泊者がチェックイン・アウトの状態を問わず6時~24時に利用できる休憩スペース「T-Place」を設置、1階にはセルフ端末のあるフロント、自販機、アメニティバーを用意する。

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シングルルーム

東横INN三ノ輪駅のシングルルームデスクまわり全景フラットで幅広なデスク。足元には冷蔵庫があるデスク端にはコンセント、USB Type-A/Cの充電ポート、有線LANケーブルを装備吊り戸棚にはドライヤーや鏡、電気ケトルなどを備えるダウンライトは調光式、枕元にもUSB Type-A/Cの充電ポートを備える浴室も最新仕様

プレミアムプラスルーム

東横INN三ノ輪駅のプレミアムプラスルームプレミアムプラスルームからはスカイツリーがよく見える。シーズンなら花火大会も客室から楽しめるというプレミアムプラスルームならではの設備として、エアウィーヴのマットレスパッドと枕、リファのシャワーヘッド・ドライヤー・カールアイロン、シャープの加湿空気清浄機を導入しているプレミアムプラスルームの浴室

 注目は、東横イン初の「ゲーミングルーム」(ツイン、1室1万7000円~)の存在で、2人並んで遊べるPCゲーム環境を設置している。

 PCはiiyamaのLEVEL∞「LEVEL-R776-147F-RLX」で、CPUはIntel Core i7-14700F、NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB GDDR6採用ビデオカード、DDR5 16Gbメモリを搭載し、デスクトップには「Apex Lgends」「League of Legends」「Fortnite」「VALORANT」などeSportsの代表的なゲームのショートカットが置かれていた。また、利用後は初期状態にロールバックできるため、宿泊者自身がアプリやゲームをインストールするのも問題ないという。

 このほかゲーミングルームには、最大260Hzの24.5インチディスプレイ、画面位置を微調節できるモニターアーム、関家具のゲーミングチェア(Contieaks Eiger EVO)を用意、マウス・キーボード・ヘッドセットはロジクールで統一している。有線LANは10Gbps、専用の高速回線を備えているとのこと。

 そのほか詳細なスペックはWebサイトで確認していただきたい。

 三ノ輪、という立地で初のゲーミングルーム導入に至った理由について東横INN三ノ輪駅 支配人の東亜貴子氏は、秋葉原へもアクセスがよく(日比谷線で4駅、約7分)、eSportsの大会が近辺で開かれることも多いという背景を挙げ、「すでに11月は予約でほぼ一杯」と好調なスタートを切っていることを紹介した。

ゲーミングルーム

東横INN三ノ輪駅のゲーミングルームディスプレイはJAPANNEXT「JN-V245FHDR260-W」で、最大260Hzの24.5インチPCはiiyamaのLEVEL∞「LEVEL-R776-147F-RLX」。Core i7-14700F+NVIDIA GeForce RTX 4060関家具のゲーミングチェアディスプレイやモニターアーム付きカップホルダー一体型のヘッドフォン掛け。ヘッドセットはロジクール「G431」壁のゲーミング照明は机のコントローラで制御できる長期滞在も視野に入れて大きめの冷蔵庫を導入。ほかの客室では吊り戸棚に入っているドライヤーなどは跳ね上げ式テーブルのなかに

ハートフルルーム

東横INN三ノ輪駅のハートフルルーム

1階フロントまわり

フロントセルフ端末アメニティバー開業にあたってテープカットを行なった株式会社東横イン 取締役 執行役常務 経営企画室長 業務戦略担当 志村哲氏(右)、東横INN三ノ輪駅 支配人 東亜貴子氏(左)東横INN三ノ輪駅

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