
Rising StormやKilling Floorシリーズ、Evolve等の開発協力で知られる“Antimatter Games”の新作として、2019年3月にアナウンスされたものの、その後スタジオの閉鎖と共にプロジェクトが頓挫し、2023年にBlue Dot Gamesのデビュー作として復活を果たした大規模マルチプレイヤーシューター「’83」ですが、年内の早期アクセス版リリースに期待が掛かるなか、本日Blue Dot Gamesが声明を発表し、早期アクセス版の延期を報告。新たな発売時期を2026年初頭に変更したことが明らかになりました。
報告によると、今回の延期は先だって実施されたSteam NextFest向けデモに寄せられた大量のフィードバックに基づき決定されたもので、追加の開発期間を利用して、銃撃戦のプレイフィールやグラフィック面のブラッシュアップ、最適化とパフォーマンス改善、UIのオーバーホール、動作とアニメーションの改善、安定性の向上とバグ修正、武器や車両を含むモデルの改善が図られるとのこと。
参考:10月に公開されたSteam NextFest向けのゲームプレイトレーラー
PC向けの新作“’83”は、かつての冷戦が実際の核戦争と世界大戦に発展した架空の1983年を舞台に、北大西洋条約機構とワルシャワ条約機構の戦いを描く一人称視点のマルチプレイヤーシューターで、諸兵科連合を伴う大規模な40vs40戦闘、オブジェクティブベースの分隊チームプレイ、チーム司令官用のRTS風メタゲーム、30~40分程度で気楽に楽しめるマッチ、実銃の緻密な再現とリアルなアニメーションといった要素を特色としています。
余談ながら、現行の「’83」は、2023年に“’83”の権利を取得した(Red OrchestraやRising Stormの開発者やMod制作者が集う)Blue Dot Gamesが開発を再開したものの、当初はパブリッシャーや資金提供が得られず有給の開発者を雇用できない資金難が続いていましたが、2024年に熱心なRising Stormファンが個人的な融資を行ったことで本格的な復活を果たし、Antimatter Gamesでオリジナルの開発を率いていたリードデザイナーSturt Jeffery氏も参加する体制が整ったことで、今年1月に正式な再アナウンスを果たしていました。
なお、オリジナルの開発を担当していた“Antimatter Games”については、2019年にEnad Global 7(当時のToadman Interactive)傘下となり、“’83”と20年ぶりの復活を果たすはずだったI.G.I.シリーズ最新作“I.G.I. Origins”の開発に取り組んでいましたが、2023年5月にEnad Global 7の再編に伴うスタジオの閉鎖が決定していました。
情報元及びイメージ:Steam
