Ayaneoは、縦型レトロゲーム機「Pocket Vert」に関する新情報を公式ティーザー映像とともに公開しました。CNCアルミ筐体や高解像度ディスプレイを備え、Analogue Pocketを彷彿とさせるプレミアム仕様となっています。

縦型ゲーム機「Pocket Vert」が正式発表

中国のPC系スタートアップAyaneoは、2023年に縦型のレトロゲーム機「Pocket DMG」を発表しましたが、今回の「Pocket Vert」はその第2弾にあたるモデルです。筐体デザインは「Analogue Pocket」によく似ており、ティーザー映像ではその高級感ある仕上がりが強調されています。

AYANEO Pocket VERT:the ultimate creation for retro handheld enthusiasts, coming soon

また、競合機としてはRetroidの「Retroid Pocket Classic」(Amazonで約134ドル)などが挙げられますが、Ayaneoは今回、より“上位モデル”としての位置づけを明言しています。

アルミ筐体×ダイヤモンドカットボタンの高級仕様

「Pocket Vert」は、Anbernicの「RG477M」などと同様にCNC加工のアルミニウム筐体を採用。さらに、ショルダーボタンにはダイヤモンドカット加工が施されており、細部の仕上げにもこだわった設計となっています。

昨年、Analogueもアルミ製の特別版を限定販売しており、その価格は499.99ドルまで跳ね上がりました。それと同等、もしくはそれ以上の価格帯になる可能性も示唆されており、本機は明らかに“プレミアム機”というポジションを狙っているようです。

3.5インチ・1440p液晶で高精細な映像表現

ディスプレイは3.5インチのIPSパネルで、解像度は1,600×1,440ピクセル(615ppi)と非常に高精細です。これはAnalogue Pocketに採用されているパネルと同等、もしくはそれに匹敵するものと見られており、ゲームボーイ世代のタイトルも10倍解像度で再現できるほどの描画力を備えています。

現時点でSoCの詳細は明らかにされていませんが、Pocket Microシリーズに搭載されていたMediaTek Helio G99よりも高性能なチップが採用される可能性があると報じられています。

発売日・価格・日本展開について

現時点では、Pocket Vertの発売日や価格、日本での展開予定については発表されていません。「プレミアム仕様を追求したレトロゲーミング携帯機」という立ち位置から、他のAyaneo製品と同様にグローバル展開が行われる可能性はありますが、続報を待つ必要がありそうです。

レトロ機市場の“ハイエンド化”を象徴

近年のレトロゲーム機市場では、単なる「懐かしさ」だけでなく、素材や表示品質へのこだわりといった“高級志向”が強まりつつあります。今回の「Pocket Vert」もその流れを体現した1台と言えるでしょう。

特に、実機さながらの描画を可能にする1440pの高精細液晶や、CNC加工による剛性の高いボディは、従来のエミュレータ機とは一線を画す設計です。価格帯によってはニッチな愛好家向けになる可能性もありますが、今後のスペック情報や価格発表にも注目です。

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