Game*Spark編集部がオススメする10月第4週の特選インディーゲームをお届け!
今週は、3D版『Project Zomboid』なオープンワールドゾンビサバイバル『VEIN』、催眠術を使って意のままにするリズムゲーム『HYPNOSYNC』、悪夢のような恐怖と戦うメトロイドヴァニア風サバイバルホラー『Silver Pines』の3本です。
VEIN
ゾンビアポカリプスで文明が崩壊したニューヨーク州北部で生き抜く、オンラインマルチプレイ対応のオープンワールドサバイバルゲーム。物資集め、廃墟探索、盗賊との戦い、拠点の防衛などをこなし、生活のための基盤を整えていきます。
料理をすれば匂いが発生し、民家への侵入はアラートが鳴り響きます。舞台となる終末世界はリアルにシミュレートされており、ゾンビはプレイヤーが発する音や匂いを感知し、接近してきます。


ゲーム内容は3D版『Project Zomboid』と言われており、ゲーム開始時に職業を選択し、メリットとデメリットがある能力を獲得可能です。プレイヤーのあらゆる行動は各ステータスの経験値を上昇させます。ゲーム開始時のスポーン地点はランダムになっているため、味方と合流するまでの緊張感も醍醐味でしょう。
プレイヤーはダンボールの山からゴミ箱、電子レンジ、トイレに至るまで目に見えるほぼすべてのの物にインタラクトが可能であり、アイテムを漁り、移動し、壊せます。資源には限りがあるため、長期的なサバイバルのためには釣りや狩り、作物の栽培などに挑むことも重要です。


ゲーム内では時間経過で天候や季節が変化し、大量のゾンビの襲撃イベントなどの持続的で大規模なランダムイベントも発生します。


早期アクセスが開始したばかりの本作ですが、すでにゲームとしての内容が高く評価されており、記事執筆時点で約1,500のレビューで「非常に好評」を獲得。最大同時接続数は約5,895人を記録しています。
早期アクセス期間は5年以内を目標に14キロ平方メートルのマップに加え、NPC、レイダー、集落、クエスト、ストーリーなどのゲームプレイの追加、グラフィックの向上、アニメーションやテクスチャの改善などが予定されています。



マップサイズとスキルレベル上限以外は制限がない、マルチプレイ対応のデモ版も配信されており、有志の日本語化Modも配布されています。なお、公式日本語は早期アクセス期間中の日本からのウィッシュリスト数に基づいて、優先的に実装するそうです。
タイトル:VEIN
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025年10月25日
価格:未定
日本語:なし
HYPNOSYNC
本作は「HYPNOSYNC」のマネージャーに“強制就任”させられたプレイヤーが、催眠術を使って顧客にお金を使わせることを目的にしたリズムゲーム。「Nezzie」というボスキャラクターの指導の下、さまざまな対象者を催眠にかけることが主な任務となります。



ゲームでは、対象者の色で区別された意志力を「ブレイクライン」に達した瞬間に打ち砕くことで催眠が成功。さらに「Daze Mode」という特別なモードに到達することで、より強力な催眠効果を発揮できるようになるようです。



また、スキルで客の催眠の手助けをしてくれるパートナーが存在し、交流して会話も楽しめるとしています。楽曲は公募されたもので展開されているようで、Xでは、キャラクターとともにいくつかの楽曲が公開されています。
タイトル:HYPNOSYNC
対応機種:PC(Steam)
発売日:2026年第1四半期
価格:未定
日本語:あり
Silver Pines
アメリカの小さな町を舞台とする、メトロイドヴァニア風のサバイバルホラーゲームです。


本作では海外ドラマ「ツイン・ピークス」にインスパイアされた街、シルバー・パインズで目を覚ました私立探偵レッド・ウォーカーが、限られた資源を慎重に管理しながら悪夢のような恐怖と戦い、パズルを解き、救済の鍵となるかもしれない謎を解き明かしていきます。


ゲームでは、道具と武器を強化していくことで、鍵のかかった扉や通路が通れるようになり、行ける場所も増えていきます。登場するモンスターは巨大で強力なものばかり。近接武器や銃などを用いて倒すか、隠れて戦闘を避けるか選択が問われます。
タイトル:Silver Pines
対応機種:PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ
発売日:2026年
価格:未定
日本語:あり
