セガよりPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Games Store/Windows)/Mac/Netflix/Apple Arcade版が11月5日(PS5/Switchパッケージ版は12月4日発売)に配信される「Football Manager 26」。配信/発売を前に、改めて本作の魅力について紹介していく。
「Football Manager」(以下、「FM」)は、セガと英国の開発会社Sports Interactiveを代表する世界的に人気のサッカーマネジメントゲームシリーズだ。2004年に発売された「Football Manager 2005」からシリーズがスタートし、これまでにさまざまな進化を続けてきた。
本作ではシリーズ史上初めてUnityエンジンが採用されており、試合演出、戦術、スカウティング、ユーザーインターフェース(UI)に至るまでのマネジメント体験が一新されたほか、プレミアリーグの公式ライセンスや女子サッカークラブの追加など、シリーズの新時代を切り開く内容となっている。

今回は、11月5日に迎えるPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Games Store/Windows)/Mac/Netflix/Apple Arcade版の配信、そして12月4日のPS5/Switchパッケージ版発売に向けて、「FM26」の概要はもちろん、すでにPC(Steam/Epic Games Store)向けに開始されている先行ベータアクセスでプレイした感想などもあわせて紹介できればと思う。
なお、記事内では過去に行った本作の開発を手掛けるSports Interactiveのスタジオディレクター マイルズ・ジェイコブソン氏へのインタビュー内で伺ったことも記載しているので、こちらの記事もチェックしてみてほしい。
はじめに、筆者の「FM」シリーズのプレイ歴だが、今回の「FM26」の配信/発売されるのを機に前作「FM24」をプレイし始めたという、いわば初心者にあたる部類だ。そもそもスポーツ全般は好きではあるものの、それを題材にしたシミュレーションゲームというのはプレイまでのハードルが高く、なかなか一歩を踏み込めずにいた。
先行ベータアクセスでは、そんな筆者でも「FM26」を楽しめるかと不安もあったが、ふたを開けてみると、みるみるうちに作品の魅力に魅入られた。「もう少しだけ…」とプレイを続けていった結果、気が付けば1シーズンを終えるまで、ぶっ通しでプレイしていたほどだった。
Jリーグ、日本語対応の追加もあった「FM24」では、「FM23」から比べると日本のプレイヤーが約618%増加、平均プレイ時間も113時間という結果になったというのも、個人的にはうなずけた。

とはいえ、筆者のようにシミュレーションゲーム、しいては「FM」シリーズへのハードルの高さを感じている人も少なからずいるだろう。過去のシリーズ、特に「FM24」からはサブスクリプションサービスにも登場したため、多くの人がプレイしたタイトルとなっていたが、早めにリタイアしてしまったプレイヤーもいたという。そういった人たちの意見を実際に聞く場を設けたそうだが、「そもそもサッカーに詳しくない」「ゲームにとっつきにくい」という声があったとのこと。
これらの点を踏まえ、「FM26」では後述するUIの変更はもちろん、サッカーと「FM」シリーズ自体へのチュートリアルも導入。初めてプレイする人でも分かりやすい仕様でプレイできる。

本作において、プレイヤーは実在するクラブチームの監督としてゲームを進めていくことになるのだが、その腕を振るっていくこととなる試合においては、戦術システムも大幅に進化。豊富なオプションや新たな選手の役割が追加されていることに加えて、ボール保持時と非保持時、いわゆるポゼッションと非ポゼッション時におけるチームの配置を設定・確認できる新機能も搭載されている。
ある程度、サッカーの知識は有していた筆者だが、それでも知らない役割も多く存在し驚きが隠せなかったほどだ。最初は戸惑いつつも、そういった新しい要素とともに、サッカーの知識を深めていくことができるのは本作の魅力の一つだと思っている。
チームの得意とするフォーメーションの表示はもちろん、選手編成においても“クイック選択”という項目をクリックすれば、自動で編成されるという機能も存在しているので、サッカーにあまり詳しくないという人でも安心してほしい。
これらの新要素はもちろん、サッカーにおける知識については、ゲーム内の“FMPedia”という項目からより深めていくことができるので、ゲームをプレイする際はこちらもチェックしてみてほしい。



チュートリアルなどで分かりやすく、プレイしやすくなっている本作だが、新しいユーザーインターフェース(UI)の導入がその一番の要因になっていると個人的には感じた。刷新されたUIについては、公式サイトなどでも詳しく紹介されているが、“効率性”、“親しみやすさ”、“簡潔さ”の3つを指標に掲げているとのこと。
各画面を構成する要素が“タイル”として表示され、タイルを開くと“カード”が開き、より詳細な情報を見ることができるようになっている。この要素をより深く体験できるのが、こちらも新要素となっている“ポータル”だ。
過去作をプレイした際には、ホーム画面よりも受信箱のほうが長く目にしていたが、今作ではその2つを統合。真のホーム画面にあたるのがポータルとなっており、ゲーム内の重要情報を一画面でチェックできるため、非常にプレイしやすくなっている。
また、受信箱においても“すべて”、“新着”、“タスク”、“未読”のフィルターが追加されており、一日に大量のメッセージが届く「FM26」内でも、情報をもらさずチェックできる。
UIの変更については、過去作を含めて、シリーズをプレイしていた人ほど、その進化に気が付き、感動できるものとなっているので、ぜひ一度プレイしてチェックしてもらいたいものとなっている。


今回、先行ベータアクセスで筆者がプレイした際にはプレミアリーグのクラブチームを選択した。どのチームを選ぼうか非常に悩みどころではあったが、今作からプレミアリーグのフルライセンスを獲得し、公式ロゴ、ユニフォーム、選手の写真が使用できるようになっているということでマンチェスター・シティを選んだ。
プレミアリーグには、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなど、名だたるクラブチームが揃っているので、シリーズ初心者はもちろん、サッカーにあまり詳しくないという人にもオススメできるリーグとなっている。
また、遠藤航選手(リヴァプール)、三笘薫選手(ブライトン)、鎌田大地選手(クリスタル・パレス)、田中碧選手(リーズ・ユナイテッド)、高井幸大選手(トッテナム・ホットスパー)ら日本人選手も多く在籍しているのもポイントだ。
なお、本作からUnityエンジンに差し変わったことで、グラフィック面も向上。試合の臨場感も高まり、プレイしながらも思わず見入ってしまうほど没入してしまった。
また監督としてプレイしている以上、見ているだけではなく、細かな戦術などの指示出しが可能。時にはスタッフから戦術変更や選手交代を提案される場面も。試合自体をスキップして、結果だけ見るということも可能で、各々の好きなプレイスタイルで進めていくことができる。
プレミアリーグはもちろんだが、前作から導入されたJリーグ、そして新たに搭載された女子サッカーなど、プレイするクラブを選ぶだけでもかなり悩ましいポイントではある。時にはリアルのサッカーの情報を取り入れ、好きな選手などを見つけながらチームの選択をしてみてほしい。またフォーメーションやポジションを考える時も、現実のクラブチームというのは一番の情報源となるので、これを機に国内/海外サッカーもチェックしてみてはいかがだろうか。
また、今回はプレイヤーの監督業としての動きをメインとして記載してきたが、選手やスタッフの獲得・契約、予算管理などクラブ運営も担当することになる。これらの要素は、他のスタッフに一任することも可能となっている。すべてを自分の手で行うか、それとも一部のことに専念するか、プレイヤーの好みで進めていくことができる。一見、ハードルが高そうに思える「FM」シリーズだが、プレイスタイルによってはかなりシンプルに遊んでいくこともできるのだ。
プレイを重ねていけば、おのずとさまざまな要素を理解できるようになっているので、ゆくゆくはすべてを担い、ぜひとも自分の好きなクラブチームを優勝へ導いてみてほしい。
(C) Sports Interactive Limited 2025. Published by SEGA.
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