第33回東南アジア競技大会(SEA Games 33)大会実行委員会は10月19日、女子フットサル競技のグループステージ組み合わせ抽選会を開催した。この結果、フットサルベトナム女子代表は、ミャンマー、インドネシアと同じグループBに入った。
優勝候補の一角であるベトナムにとっては、比較的簡単なグループと言える。女子フットサルでは、開催国のタイがFIFAランキング4位で世界屈指の強豪であり、同11位のベトナムがこれを追う立場。過去5大会では、全大会でタイが金メダルを獲得しており、ベトナムは全て銀メダルに終わっている。

Photo:AFF
組み分け結果は以下の通り。
A組:タイ、マレーシア、フィリピン
B組:ベトナム、ミャンマー、インドネシア
一方、男子フットサル競技は出場国が5か国しかないため、組み分け抽選は行われなかった。男子は出場5チームによる総当たり戦で順位を決定する。出場するのは、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、ミャンマーの5か国。
男子のFIFAランキングもタイが世界11位で東南アジアトップに立っており、以下、インドネシア(23位)、ベトナム(26位)と続いている。こちらも過去5大会の全てで、タイが金メダルを獲得しており、インドネシアとベトナムが開催国タイにどこまで食らいつけるかが注目されている。なお、過去大会のベトナムの成績は銀メダル2個、銅メダル3個となっている。
