CEATECではすっかりおなじみとなった「半導体産業人生ゲーム」を擁するのはJEITA半導体フォーラム2025。

 半導体産業で働く魅力を発信するというブースになっており、人生ゲームで半導体企業で働く未来に起こることを想像するとともに、半導体企業との出会いの場にもなっている。

 その半導体だが半導体といってもさまざまで、記憶素子(メモリー)を手がけるメーカーもあれば、イメージセンサーに力を入れるメーカー、モーターの駆動や電源を構成するパワー半導体が得意なメーカーなどと多岐に渡り、出展した各企業が自社の製品の特徴などをわかりやすく展示した。

半導体産業人生ゲームでおなじみのJEITA半導体フォーラム

 今年は、例年どおり、半導体業界で働いた未来を体験できる「人生ゲーム」がプレイできるほか、新たに、黒ひげ危機一発をモチーフにした「半導体産業人生占い」が設置。短剣を樽に差し込むと「入社するかもしれない企業」のカードがもらえる仕組み。また、各社のブースでも「パワー半導体になりきれる展示」があるなど、あらゆる側面で「半導体人生(?)」を楽しめるブースになっている。

「黒ひげ危機一発」コラボも登場短剣を刺すと「就職するかもしれない企業」がわかる?

 また、「黒ひげ危機一発」を模した「半導体産業人生占い」は今年初登場。企業のプレートがあるところに剣を刺していき、黒ひげが飛び出た企業のカードがもらえる。

 その企業は「あなたが入社するかもしれない企業」として就職を検討してはどうかとすすめられる。

 カードには企業紹介と福利厚生などの情報が書かれており、半導体企業との出会いのきっかけを作っている。なお、カードの説明文にはすべてかなが振ってあり、大学生に限らず児童生徒の見学者にも対応している。

黒ひげ危機一発のように剣を刺すと黒ひげが飛び出す「半導体産業人生占い」差し込む剣どこに剣を刺して黒ひげが飛び出したところの「あなたが入社するかもしれない企業」のカードがもらえ、裏面には企業情報が振りがな付きで書いてある「パワー半導体になってみる展示」もアリ、自分で交流モーターを動かせる?

 このほか、パワー半導体を手がける三菱電機は交流モーターを回転させるために不可欠な半導体による電流のオンオフを来場者の手で再現し、モーターを回すという展示「パワー半導体になりきって電気自動車モーターを回してみよう!」を行い、モーターの仕組みの解説をした。

三菱電機の「パワー半導体になりきって電気自動車モーターを回してみよう!」このボタンを順にリズミカルに押していくとモーターが回り続ける永久磁石同期モーターの仕組みをそのまま再現し、本来ならパワー半導体で電磁石のオンオフを切り替えるが、その動作を人間がなりきってみて、仕組みを体感する

 電車や電気自動車などさまざまなものに使われる交流モーターは、3つの相を順にオンオフすることで回転運動を発生させるが、展示では赤、緑、青のスイッチを人間の手で順番に押すことで回転子が動く。タイミングよく押していかないとモーターは回り続けることができず、規定の回転まで到達するタイムを競うゲームにもなっている。

 モーターがまわり続けるようにスイッチを押す動作を通して、パワー半導体が裏でやっていることを体で理解することを狙っている。

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