定番ゲームタイトルのパフォーマンスを確認

 ここからはゲーミングパフォーマンスを確認していこう。まずは定番FPSゲームタイトルからだ。1本目は「エーペックスレジェンズ」。画質設定はプリセットがないため、最も高画質になるように設定し、1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)解像度の3種類で、フレームレートを計測している。「射撃訓練場」で射撃、テルミットグレネードの投擲を行いながら、一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrame X」で記録した。

 ゲーム特化の9800X3Dが9700Xをわずかに上回っているが、その違いは数fpsと体感できる差ではない。TDPが120Wとなる9800X3Dが一歩リードしているが、9700XでもRadeon RX 9060 XTの性能をしっかりと引き出せている。

 次は同じく定番FPSゲームの「レインボーシックス シージ エックス」で確認していこう。画質はプリセットで「ウルトラ」を選択し、3種類の解像度で、ゲーム内蔵ベンチマークを実行した。

 「レインボーシックス シージ エックス」も、9800X3Dと9700Xのフレームレートに、ブレの範疇となる違いしか見られなかった。「エーペックスレジェンズ」、「レインボーシックス シージ エックス」をメインにプレイするなら、Radeon RX 9060 XTと9700Xの組み合わせでもWQHD解像度でリフレッシュレート144Hzの張り付きプレイを狙っていける。さらに画質を2段下げた「高」をベースに調節することで、フルHD@360Hzや、WQHD@280Hzプレイを視野に入れられそうだった

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