秋季高校野球神奈川県大会準決勝 横浜11―6東海大相模 ( 2025年10月5日 サーティーフォー保土ケ谷 )

8回に満塁弾を放った江坂(撮影・柳内 遼平)
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秋季高校野球神奈川県大会の準決勝が行われ、横浜が11―6で東海大相模を下し、4年連続27度目の関東大会(山梨)出場を決めた。これで24年の秋季県大会から続く県内公式戦での連勝を26に伸ばした。
前日は7回裏に守備の横浜が6―5でリードした状況で雨天のため継続試合となっていた。この日は午後1時に試合再開となり、7回裏の攻撃で東海大相模が同点に追いついた。ただ、横浜が8回にゲームを決めた。4番・江坂の左越え満塁弾など一挙5得点で東海大相模を突き放した。
丸一日時間が空いた継続試合で準備が勝敗を分けた。横浜は直近の練習ではレギュラー組、控え組に分かれて通常の9回制よりはるかに短い「3イニングゲーム」を実施。一球への重みが増す状況で勝負勘を磨いていた。奇遇にも継続試合となったのは7回裏の守備から。「予習」がばっちりの展開で東海大相模を振り切った。
村田浩明監督は「本当に(3イニングゲーム練習を発案した)高山コーチ(部長)のおかげ。タイブレークになる前に戦いを決める練習をやってきた。ああいう形(継続試合)で出たので、本当に高山コーチに感謝したいと思います」と振り返った。殊勲打の江坂は「3イニングの短いゲームの中でどう入っていくか、自分たちで考えてやっていたことで今日の試合に出た」と胸を張った。(アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)
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