コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月25~28日までの期間、千葉県・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」を開催した。本稿では、クラウディッドレパードエンタテインメントの『Back to the Dawn~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』の試遊レポートをお届けしていく(KONAMIブース内)。
『Back to the Dawn~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』公式サイト
本作は、上海に拠点を置くインディーゲームスタジオMetal Head Gamesが制作するサスペンス脱獄RPG。シンガポールに本社を置くゲームパブリッシャーSpiral Up Gamesにより2023年11月にSteam向けのアーリーアクセス版の配信が開始された作品だ。
そんな『Back to the Dawn~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』では、映画さながらのハードボイルドな物語が展開。動物の街で、冤罪を掛けられた記者と潜入任務を遂行する捜査官となり、過酷な刑務所を生き抜いていく。刑務所の外にいる仲間と協力して証拠を集め、不審な痕跡は残さず調べ、危機に陥った自分と街を救い出そう。
▲ゲームは刑務所に入れられたところからスタートする。まずは仕事をこなすことでお金を稼ぎつつ必要なものを入手し、情報を集めていく。
ゲーム開始時には、キツネの記者「トーマス(CV:仲村宗悟)」と、パンサーの警察官「ボブ(CV:間宮康弘)」から1人を選択できる。この際、ゲームの難易度も3段階から設定可能となっているので、自身に合ったものを選択しよう。今回の試遊では、キツネの記者・トーマスでゲームを進めてみることに。
▲何か行動するたびに時間が経過するため、的確に目的を遂行していく必要がある。
●トーマス
キツツキテレビ局の記者。とある報道で街の闇に巻き込まれ、投獄された。証拠を集めて冤罪を晴らすために過酷な刑務所の中で生活、探索、そして脱出を試みる。
●ボブ
潜入任務を遂行する捜査官。とある極秘任務のため、犯罪者として刑務所に潜んでいる。避けられない戦いを乗り越え、友の死の真相を追う。
刑務所では、さまざまな受刑者と交流を進めながら情報を集めていく。今回の試遊では物語導入の部分しか体験できなかったが、各主人公にはそれぞれ20時間を超える膨大なメインストーリーが用意されているとのこと。個性豊かな受刑者や、特徴の異なるミニゲーム、複数の脱獄ルードが用意されており、エンディングも分岐するという。
▲刑務作業や受刑者との交流など、さまざまな場面にミニゲームが用意されている。
また、受刑者たちはそれぞれに拭えない過去を抱えている。交流を進めて助け合うか、一方的に利用するか。はたまた、どの勢力にも属さずに一匹狼を貫くかは自分の行動次第。
洗濯室から医務室、下水道や駐車場まで。脱獄成功に繋がるピースは刑務所の隅々に隠されている。それぞれの場所の秘密を見つけ、うまく利用して脱獄を成功させよう。そして、脱獄した先にどのような物語が待ち受けているのか、そこから先はぜひ自身の目で確かめてほしい。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』 商品概要
商品名:『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』
ジャンル:サスペンス脱獄RPG
対応機種:Nintendo Switch 2 / Nintendo Switch / PlayStation 5
発売日:2026年 発売予定
価格:未定
プレイ人数:1人
レーティング:審査予定
収録言語:
音声:日本語 / 中国語
字幕:日本語 / 英語 / 繁体字中国語 / 簡体字中国語 / 韓国語
開発元:Metal Head Games / Spiral Up Games
発売元:株式会社クラウディッドレパードエンタテインメント
©2025 Metal Head Games.
©2025 Spiral Up Games.
Licensed to and published by Clouded Leopard Entertainment Inc.