千葉・幕張メッセにて9月25日~28日にかけて開催の「東京ゲームショウ2025」。コナミデジタルエンタテインメントブースで出展された「Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~」のプレイレポートをお届けしよう。


本作は、インディーゲーム開発スタジオのMetal Head Gamesが開発するサスペンス脱獄RPG。すでにPC(Steam)、Xbox Series X|S向けには2025年7月18日に正式リリースされており、Xbox Game Passの対象にもなっている。Steamレビューは全体では“非常に好評”、最近のレビューでは“圧倒的に好評”と、高い支持を獲得している。
2026年には、クラウディッドレパードエンタテインメントからNintendo Switch、Nintendo Switch 2、PS5向けにもリリースが決定。これにあわせて、各字幕言語がブラッシュアップされるだけでなく、日本語・中国語の音声にも対応。日本語音声ではふたりの主人公の声を「アイドルマスター SideM」の天道輝役などで知られる仲村宗悟さん、「忍たま乱太郎」の稗田八方斎役(2代目)などで知られる間宮康弘さんが演じる。
TGS2025での試遊版では、日本語音声はまだ実装されていなかったものの、ゲーム内のボタン表記などはSwitch 2向けに調整されており、字幕も含めてすぐにでもリリース出来そうなクオリティに仕上がっていた。
ゲームは、主人公を選ぶところから始まった。ここで選択できるキツネのトーマスを仲村宗悟さんが、パンサーのボブを間宮康弘さんが製品版では演じるようだ。選択画面の右側に“逃亡中”と書かれた枠があるのも気になる。ボブでプレイすることを決めると、職歴を3種類から選ぶことに。選んだ経歴に付与されたスキルや特性によって、キャラクターの長所・短所が変わってくるものと思われる。


ストーリーの導入部では、ボブが刑務所への潜入捜査をすることになった経緯が描かれる。隣国での紛争など穏やかじゃない舞台背景も描かれ、重厚でリアリティのある設定が、その後のゲームプレイの没入感を高めてくれた。
ボブは友人の死の真相を探るべく、事情を知る受刑者に接触する方法を探ることになる。ちなみにトーマスでプレイしている場合は、悪徳市長にハメられて冤罪で収監されてしまうようだ。



ほどなくして地図を入手。刑務所の全容が明らかになる。この時点でボブは受刑者が入ることが許可されている場所はすべて調べ終えており、プレイヤーは「ほかの受刑者に接触する」、「本来行けない場所への潜入方法を調べる」などして、事件の真相に近づく方法を模索することになるようだ。


刑務所に収監されているほかの受刑者たちも、一癖も二癖もある者ばかり。それぞれにステータスや特性、所持品などが設定されており、これらを捜査する上で活用することも出来るのかもしれない。刑務所内で組織されたギャングに所属している者もおり、彼らから仕事を請け負うことで、信頼を得る切っ掛けが作れることもあるようだ。
実に多様な攻略アプローチがありそうな片鱗が味わえたところで、試遊は終了。このハードボイルドな世界設定としても、ゲームプレイとしても情報量の多さに戸惑う感覚は、「ディスコ エリジウム」を思い出した。そしてこの重厚さがあるからこそ、世界の解像度が高まるにつれて好奇心が刺激されてさらに没頭していけるタイプのゲームであろうことも明らかだ。



成否がその後の展開を左右するイベント時にはダイスロールが用いられるようで、このあたりもテーブルトークRPGから世界観への没入を重視したゲームプレイへと発展させた「ディスコ エリジウム」や「シチズン・スリーパー」などから連なるゲームと言えそうだ。これらの内容にピンと来た人は、ぜひチェックしてほしい。
深淵なるゲームのおもしろさを探求しながら「アイカツ!」シリーズや「プリキュア」シリーズ、「プリティーシリーズ」などの女児アニメの魅力を広める活動にも力を入れている。
X(旧Twitter):https://twitter.com/Kusare_gamer
(C)2025 Metal Head Games.
(C)2025 Spiral Up Games.
Licensed to and published by Clouded Leopard Entertainment Inc.

※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。
