国内最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2025」が9月25日(木)~9月28日(日)の日程で開催。最新ゲームタイトルの見本市ではあるが、PC関連メーカーも多数出展しており、ゲーミングデバイスやゲーミングPCなど、ゲームに関わる最新製品も多数展示されている。
GIGABYTEもブースを出展しており、X3D系のRyzen向けに新規設計され、ゲームショウ開催のタイミングで発売された最新マザーボード、第四世代WOLEDを採用し性能も画質も向上した有機ELゲーミングモニター、高コスパなミドルクラスゲーミングノートPC、GIGABYTE純正ゲーミングPCなど、最新モデルを多数展示していた。ブースでアピールされていた製品の中から、特に目立ったモデルを紹介しよう。
Ryzenのゲーム性能をさらに引き出す「X3D Turbo Mode 2.0」対応マザー
ゲームショウのGIGABYTEブースに展示されていたX870E搭載マザーボードの新モデル「X870E AORUS MASTER X3D ICE」と「X870E AORUS PRO X3D ICE」。「X3Dターボモード2.0」を備えたモデルで、X3D系のRyzenの性能がより引き出せるようになっているとのこと。発売は今週末からとなっています。#TGSpic.twitter.com/VDRyjXEEBP
— AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba)September 25, 2025
東京ゲームショウのタイミングに合わせて発売された、X3D系Ryzenへの最適化設計を取り入れたマザーボード「X870E AORUS MASTER X3D ICE」/「X870E AORUS PRO X3D ICE」。ゲーム性能を向上させるRyzenの「X3D Turbo Mode」を改良した「X3D Turbo Mode 2.0」対応をうたうモデルで、ソフトウェア面の制御はもちろん基板設計も改良し、X3D Turbo Mode使用時により安定した動作と高いパフォーマンスを発揮できるようになっているとのこと。
会場に展示されたモデル以外にもX3D Turbo Mode 2.0対応マザーボードの投入が計画されており、順次発売される予定だ。
すべての面で性能アップした有機ELパネル「第四世代WOLED」採用のゲーミングモニター「MO27Q28G」
ゲームショウのGIGABYTEブースに展示されていた最新世代のWOLEDパネルを搭載した27型WQHDの有機ELゲーミングモニター「MO27Q28G」。輝度が上がり、明るい環境でもコントラストの高い映像が楽しめるとのこと。反射対策も改良され、黒がかなり綺麗に見えます。発売は10月予定。 #TGSpic.twitter.com/2pbTpIL8lx
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「MO27Q28G」は最新の有機ELパネル「第4世代WOLED」を採用した27インチゲーミングディスプレイ。解像度はWQHD(2,560×1,440ドット)、リフレッシュレートは280Hz、応答速度は0.03ms GTG。DisplayHDR True Black 500、DCI-P3カバー率99.5%、コントラスト比1,500,000:1と、画質面でも優れた性能を持っている。
第4世代WOLEDはパネル構造を改良し、4層構造の「プライマリーRGBタンデム」などを採用することで、色純度の向上とパネル輝度の大幅な向上を実現。ゲーミングモニターに使用しても優れた特性を発揮する。GIGABYTEのモデルは表面コーティングをより反射を抑えるものになっているほか、明るい部屋でも黒がしっかりと黒く表示されるよう改良されている。発売は10月予定、予価は115,800円。
初めてのゲーミングPCにもお勧めなRyzen AI 7 350/GeForce RTX 5060 Laptop GPUの「AERO X16」
ゲームショウのGIGABYTEブースに展示されていたミドルクラスゲーミングPCの「AERO X16」。Ryzen AI 7 350/GeForce RTX 5060 Laptop GPU搭載モデルで、初めてのゲーミングPCにもおすすめの1台。現在TGS連動セールも行われており、Amazonなどで値引きも実施されているとのことです。#TGSpic.twitter.com/rnlvlObejC
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「AERO X16」はRyzen AI 7 350/GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載したミドルクラスゲーミングノート。シンプルかつカジュアルなデザインで、ゲームはもちろん普段使いも意識したモデル。カスタムにも対応しており、メモリは最大64GB(標準構成はDDR5-5600 16GB)、SSDは最大4TB(標準構成はPCIe 4.0/512GB)までの対応がうたわれている。ディスプレイサイズは16インチで、解像度は1,920×1,200ドット、リフレッシュレートは165Hz。初めてのゲーミングPCにも適したモデルになっている。
GIGABYTEは東京ゲームショウ出展記念のセールを行っており、PCパーツやゲーミングノートなどを対象に10月16日(木)まで割引販売を行っているとのこと。特設サイトには対象となるモデルが紹介されているので、GIGABYTEの製品を安く手に入れたいユーザーにはぜひチェックしてもらいたい。
GIGABYTE純正ゲーミングPC「AORUS PRIME 5」、Ryzen/GeForce構成の上位モデル
ゲームショウで展示されていたGIGABYTE純正ゲーミングPC「AORUS PRIME 5」。Ryzen 7 9700X/GeForce RTX 5080構成で、黒で綺麗にまとめられたモデルです。発売は11月予定、大手量販店でので予価は50万円前後とのこと。 #TGSpic.twitter.com/diYr3voVfz
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「AORUS PRIME 5」はほぼすべてのPCパーツがGIGABYTE製のモデルで構成されたゲーミングPC。GIGABYTE製の純正ゲーミングPCとして販売される予定のモデルで、11月に大手量販店などでの販売が計画されている。価格は構成によって変わるものの、50万円前後の見込みとのこと。
CPUは「Ryzen 7 9700X」、マザーボードは「B850M C」。ビデオカードに「GeForce RTX 5080 WINDFORCE OC SFF 16G」、ストレージは「AORUS Gen4 SSD 2TB」を採用。メモリはDDR5-5600 16GB×2枚で、電源は850W(80 PLUS GOLD)、クーラーは240mmラジエーター水冷クーラーとなっている。