ロシアのゲーム開発会社Battelestate Gamesは、ハードコアなFPSゲーム『Escape from Tarkov』のブースをホール3に出展。世界観あふれるブースを訪れると、ゲームに登場する軍人たちが出迎えてくれる。
展示ホール3の中央付近にあるミリタリーのブースだ
東京ゲームショウ2025(TGS2025)展示ホール3にあるBattelestate Gameのブースでは、『Escape from Tarkov』(以下、タルコフ)と、派生作品である『Escape from Tarkov:Arena』(以下、アリーナ)を試遊できる。
タルコフは2017年にβ版が登場。約8年を経て、2025年11月15日に正式リリース予定だ。試遊では新マップ「ターミナル」で遊ぶことができる。
ゲーム内でプレーヤーは自由にマップ内を探索でき、「タスク」をクリアすることで報酬がもらえる。ブースではそれをモチーフにした「TGS特別タスク」が課せられているので、挑戦してきた。
4つのTGS特別タスク
各ブースを回ってタスクを完了するとスタンプがもらえる
フォトブースで写真を撮りSNSに投稿
ジムチャレンジでトレーニング
「Escape from Tarkov:Arena」の試遊に参加
タトゥーステッカーを装着
タスクは順不同で挑戦可能だ。すべてクリアするにはブースを1周することになるので、空いているところから回っていくのがよいだろう。
筆者はまず、アリーナの試遊に挑戦。とはいえFPSゲームの経験は数回ほど。ゲーム酔いしてしまうので、なるだけ挑戦を避けてきたのが本音だ。最近はもっぱら、実況を見るにとどまっている。プロゲーマーやストリーマーの方々の、うまいプレーを見るだけで満足していた。
アリーナは5対5で戦うPvPゲームだ。タルコフの要素を残しながら、時間制限ありでエリア取りをしていく。FPSは得意ではないので、せめて1キルを目指したい!と臨んだ。
グラフィックが非常にきれいだった
健闘むなしく敗北……。キルはかなわず
健闘むなしくチームは敗北してしまった。そして、1キルすらできなかった。3アシストしたのでほめてほしい。
2つ目のタスクに選んだのは、「タトゥー装着」。
死んだときにわかるようにするためにタトゥー!?
10数個のシールから、好きなものを貼ることができる。筆者はロゴを選択してみた。ちなみに男性人気は下写真の上部にあるヘルメット柄、女性人気は右下のペンギンなどイラストものらしい。
10種類以上から好きなものを選べる
きれいに付きました。かっこいい
タトゥーを入れた後は、「フォトブースで写真撮影」。ゲームに登場するPMC(民間軍事会社)の軍人たちと一緒に撮れる。フォトブース以外でも、ブースを囲うように軍人たちが“警備”している。持っている銃を持たせてもらったが、けっこう重たかった。
ゲーム内に登場する武装集団「USEC」と「BEAR」のPMC
軍人に煽られながら筋トレ!?
最後に残ったタスクは、トレーニングだった。ブースに並ぶと、スタッフの方から「同意書」を渡された。まさかTGSで、同意書にサインし、筋肉トレーニングするとは思っていなかった。
3kgか8kg、どちらかのダンベルを選択し、トライセプスプレス(ベンチに横になり、両手でダンベルを上に持ち上げる)を10回行うミッションだ。
ミッション(筋トレ)中、軍人たちが「もっとダンベルを上げろー! 声も上げろー!!」「これくらいで震えるな!!」「まだまだやれる!」と、煽ってくれる。久々の筋トレだった筆者だが、煽られながら楽しく10回をクリア。
並んでい人々も、声を出すよう要求される。1から10まで、軍人だけでなく並んでいる皆も数えるのだ。このブースだけ、体育会系だった。
TGSで楽しむために同意書を書くことになるとは
トレーニングミッションの様子。写真撮影のため、特別に軍人に筋トレをお願いした。同僚が筋トレするからか、煽りにいっそう力が入っていた
全タスクが完了すると限定ポスターがもらえ、BIGチャンスガチャに挑戦できる。筆者はゲーム内で使用できるコードが当たった。
煽られながらTGSで筋トレしたい方(?)は、ぜひ展示ホール3のタルコフブースへ! ミリタリーが目印だ。
(文・写真/東京ゲームショウ取材チーム)
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