
プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」所属のストリーマー・鈴木ノリアキさんといえば、界隈でも有名な“車好き”のストリーマー。配信などで車への愛情を語っているほか、ほかの配信者に車を買わせる企画なども行なっている。
そこで今回は、パイオニアのカーナビやカーAVブランド「カロッツェリア」とタイアップを行ない、ノリアキさんに同ブランドのオーディオを実際に体験してもらった。
全体的な流れとしては、まず車へのこだわりや運転中に聴く音楽についてインタビューを実施。その後、「カロッツェリア」のオーディオシステムが搭載されたGR86(トヨタ)、ハイエース(トヨタ)、ハスラー(スズキ)の3台に試乗してもらった上で、率直な感想を伺った。
鈴木ノリアキさん
「ZETA DIVISION」に所属し動画配信プラットフォームの「Twitch」を中心に配信を行なうストリーマー。ゲーム配信を中心に活動しているが、車好きを公言しておりマークIIワゴン(トヨタ)とランサーエボリューションX(三菱)のオーナーでもある。さらにXでは7月開催の「SUPER FORMULA Rd.7」へ足を運んだことを明かすなど、プロゲーミングチーム所属のクリエイターとして活動する傍らで様々な発信をしている。
車好きでお馴染みのストリーマー・鈴木ノリアキさん
【パイオニア「カロッツェリア」の最新鋭カーオーディオを体験する鈴木ノリアキ】
大盛況の「LTK」で聴いていた曲は? 車や音楽へのこだわり
――まずは車を好きになったきっかけから教えてください。
ノリアキさん:僕の父がずっと車の仕事をしていて、車が大好きな人でした。だから物心が付く前からずっとビデオでF1やスーパーカーなどを見ていましたね。記憶にないんですけど、小さな頃から車の名前ばっかり覚えていたらしいです(笑)。
そういうのもあって、気づいた頃には車好きでした。ずっと東京で暮らしていたので、自分で免許を取ったのはわりと最近なんですが、車に乗り始めてからはさらに好きになりました。

――普段乗っている車は何でしょうか?
ノリアキさん:今2台乗っているんですが、1台はトヨタのマークIIワゴンで、旧車なので近所の買い物など近場に行くときに使うことが多いです。メインは三菱のランサーエボリューションXで、仕事とか遠出するときに乗っていますね。
――車にはどれくらいの頻度で乗っていますか?
ノリアキさん:車乗る頻度はほぼ毎日ですね。スーパーに行くときや、仕事に行くときも車なので、ほとんど乗らない日はないです。
――「ZETA DIVISION」の方と一緒に車に乗ることはありますか?
ノリアキさん:たまにありますね。それこそ現場から帰るときに「乗って帰る?」とか(笑)。
――ドライブのときはどのあたりまで行きますか?
ノリアキさん:結構どこにでも行くんですが、遠ければ東北の方までバーッていって帰ってきたりします。今日は午前中だけ出かけようかなってときは、千葉方面行って漁港で魚を食べて帰ってくるとかもありますね。
――運転中にはどんな音楽を聴いていますか?
ノリアキさん:シチュエーションとか乗る車によって変えてますね。マークIIワゴンはバブルカー(バブル景気の時期に販売された車)なので、僕が生まれる前の“当時っぽい”曲をかけたりします。あとイベントに出るときは、そこでプレイするゲームの曲を聴いてモチベーションを上げることもあります。

――ノリアキさんといえばヒップホップ好きで有名ですが、よく聴くアーティストはいますか?
ノリアキさん:最近はこの人だけ聴くっていうよりは、Spotifyとかでサジェストされたものを流していることが多いかもしれません。
――アニメにもお詳しいイメージがありますが、アニメソングを聴くこともありますか?
ノリアキさん:アニメ系は結構聴きますね。とくに僕世代というよりひと昔前の、いわゆる“平成アニソン”を一週間のうち三日くらい聴いてるかもしれないです(笑)。
――ドライブのときに聴くお気に入りの曲はありますか?
ノリアキさん:一曲だけずっと聴くってことはないんですが、最近だとストリーマー大会「League The k4sen: League of Legends Streamer’s Championship」(LTK)のあいだはずっと「リーグ・オブ・レジェンド」の曲を聴いていました。とくに世界大会の曲、LIL NAS Xの「STAR WALKIN’」をめっちゃ聴いてましたね。あと一番最初の世界大会のImagine Dragons「Warriors」も。それでモチベーションを上げてました。
【Lil Nas X – STAR WALKIN’(League of Legends Worlds公式テーマ曲)】
――そもそも車の魅力はどんなところにあると思いますか?
ノリアキさん:僕はゲームや配信を仕事にしていますし、自分の部屋やプライベートなスペースが好きなんですが、車って実はインドアな人間にこそ刺さる空間だと思うんです。外で乗るものではあるんですけど、自分の家みたいな、自分の部屋みたいな感じでいられる場所、すごくリラックスできる場所。個人的に一番の魅力だと感じるのはそこですね。
――YouTubeの企画として、身近な配信者の方に車を買わせる動画を出していますが、今後の予定はありますか?
ノリアキさん:車ってインドアな人にすごい刺さるな、ゲーマーと相性いいなって感じているので、みんなにそれは力説してますし、その話に乗ってきた人に買わせていこうと思ってます。
やっぱりゲーマーってインドアな人が多くて、「外出ないから車いらないよ」みたいな人も多いんですよね。それこそ動画で車を買ったSHAKAさんも最初は「俺乗るかなあ?」って言ってたんですよ。でも実際買ったらアイス一個買うために車出すようになるとか、すごい好きになってました(笑)。
【ポルシェに囲まれて一同興奮!SHAKAさんに車を買わせたい // FreeStyle NORIAKI #1】
【激レア輸入車大集合!ファン太に車を買わせたい // FreeStyle NORIAKI #2】
――期待している部分はありますか?
ノリアキさん:実は「カロッツェリア」のディスプレイオーディオは自分の車でも使ってるんですが、まだスピーカーは換えていないんです。だから、スピーカーが違ったらどうなるんだろうっていうのは期待していますし、ものすごく楽しみですね。
インタビュー中、ランエボに「カロッツェリア」のディスプレイオーディオを搭載していることを明かしたノリアキさん。偶然だったため取材スタッフからは驚きの声が上がった「カロッツェリア」とは? カーナビからスピーカーまで……
そもそも「カロッツェリア」はパイオニアのカーエレクトロニクスブランドで、1986年から始まり、来年で40周年を迎える。いわゆるカーナビやカーオーディオ、スピーカーやドライブレコーダーなど、車載機器が一通りラインナップされている。
カーナビには「サイバーナビ」と「楽ナビ」の2種類があり、「サイバーナビ」はカーナビ界でもトップクラスの性能と、オーディオとしての高音質再生能力を併せ持つ。また「楽ナビ」は“使いやすい”をコンセプトにしたカーナビで、取扱説明書を見なくても使えるのが特徴。25年を超える歴史があり、これまでに650万台を販売してきた。
実際にノリアキさんも愛用しているというディスプレイオーディオは、スマートフォンを接続して使用するデバイス。普段使っているスマホのアプリを使えるため、若い世代からの人気も高い。
こちらは車に取り付けるディスプレイオーディオとスピーカーを体験できるもの。今回の取材用にご用意いただいた
カースピーカーは、車のドアについているので交換できることを知らない人がいるかもしれないが、音の迫力が大きく変わるゲーミングデバイスの選択と同じように、カーオーディオにも車種に合わせた様々な選択肢が用意されている。車で音楽を楽しむ上でぜひ興味をもっていただきたいアイテムだ。

インタビューの際には自身だけでなくゲーマーが求める音へのこだわりについてもコメント。FPSなどの対人ゲームでは音の定位(足音を聞いてどこに敵がいるのかなどを認識できるか)といった点もデバイスを選ぶ際のポイントになるが、こういった理由から「音に敏感な人が多いのでは」と語る
今回はそんな「カロッツェリア」製品を搭載したGR86、ハイエース、ハスラーを用意。ノリアキさんがそれぞれの車に試乗し、車内空間でオーディオを満喫した。
「すぐ替えよう!」と感じた音の迫力。オススメしたい身近な配信者は?
――実際に3台の車で聴き比べてた印象はいかがでしたか?
ノリアキさん:今自分が乗ってる車の音も結構いいなと思っていたんですが、それよりもはるかに音がよくて、「こんな世界があるんだ」っていう驚きがありました。
――具体的にどんな違いを感じましたか?
ノリアキさん:音の解像度のきらびやかさが全然違います。あと音量を上げても音が割れずに、すごく綺麗な響きのままなので、まるでホームシアターのようでした。やっぱりマンションだと大きな音が出せないんですが、車ならここまで出せるんだって思うとめちゃくちゃいいなと。


――“居心地の良さ”の話でいうと、オーディオ機器を換えるとそうした体験の質は変わると思いますか?
ノリアキさん:めちゃくちゃ変わると思います。自分の車だから居心地いいのかなと思ってたんですが、今乗ったハイエースとかハチロクの方が居心地よかったです(笑)。普段自分の車しか乗らないのであんまり感じなかったんですが、それはすごくいいなと思いました。
普段から利用しているということもあってスムーズに操作するノリアキさん
――車内で色々なジャンルの音楽を流していましたが、とくに印象的だった曲はありましたか?
ノリアキさん:ハスラーではFLACファイルのハイレゾ音源として、宇多田ヒカルさんの曲とかを聴いたんですが、ものすごい解像度の高さを感じられました。曲のなかに隠れている色んな音が全部聴こえてくるのが、すごくいいな……と。
あとハイエースに乗ったときには、エレクトロミュージック的な曲をいくつか聴いたんですが、めちゃくちゃ大きな音で堪能できました。これができるのはやっぱり車ならではというか、カーオーディオならではですよね。
――宇多田ヒカルさんが元々お好きとのことですが、普段聴いているときと音質の違いはありましたか?
ノリアキさん:今の自分の車でもよく聴いている曲だったので、違いがすごく感じられましたね。本当に歌っている人がそこにいる感じがするような臨場感がありました。スピーカーから音が出てるっていう感覚があんまりしないのが不思議でしたね。ここから音が出てるなっていうのじゃなくて、音がまとまってる感じがすごかったです。

――車ごとの違いはいかがでしたか?
ノリアキさん:違いというよりは、どの車でも同じように音がよくまとまっていて、解像度の高さを感じられました。普通車の大きさなどで音の受け取り方が変わると思うんですが、そこまで大きな差がなくて、全部いいなという感じでしたね。
――読者の方に向けてオススメしたいポイントはどこですか?
ノリアキさん:まず音がめちゃくちゃよかったので、本当に実際に聴いてみてほしいです。あと、どれもとにかく使いやすいんですよね。説明書とかも読まずに使えたので、そこがすごく良いところではないでしょうか。
「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応しているディスプレイオーディオは、普段スマートフォンで使っているアプリをそのまま利用できるのもいいなと思ってます。「Apple Music」や「Spotify」といった音楽アプリだったり、「radiko」だったり色々なアプリを車の中で使えるので、そういうところもオススメですね。

――「この配信者にカロッツェリアをオススメしたい!」というのはありますか?
ノリアキさん:ボドカさん(プロゲーミングチーム「RIDDLE」のオーナーも務めるストリーマー)かな。長い付き合いなんですが、音楽めっちゃ好きな人なんですよ。ポータブルオーディオとかもすごい好きで、僕と趣味が結構似てるんです。車も乗ってるんで、ぜひこっちの方も手を出してほしいなという。絶対好きだと思うので、ぜひ体験してほしいな。
――今日体験したオーディオ機器で、実際に触れてみて良かったものはありましたか?
ノリアキさん:スマホをワイヤレスで接続できるディスプレイオーディオ(DMH-SF900)はいいですね。音量の上げ下げがアナログボタンになっている部分が「これめっちゃいいじゃん!」となって、はやくあれに換えたいと思いました。
あと、スピーカーを換えたいですね。今純正のスピーカーなので。「すぐ替えよう!」と思いました。今日このあと替えに行こうかなってくらい(笑)。それくらい違いがありました。

――このオーディオ環境で聴いてみたい音楽はありますか?
ノリアキさん:宇多田ヒカルさんがめちゃくちゃ好きなので、質が良い音源をぜひ流したいですね。自分の車はそこまでオーディオにこだわっていなかったので、普段は家や出張先で聴いていたんですが、「これ車でも聴けるなら最高じゃん!」ってなりました。
今の車の状態だとサブスクのサービスで聴く音源と、購入した音源の差があんまりわからないレベルだったので、持ち込む意味があんまりなかったんです。でもあそこまで音が良くなるんだったら、持ち込む価値がありますよね。
――余談ですが、車自体の感想はいかがでしたか?
ノリアキさん:ハチロクめっちゃいいですね(笑)。めちゃくちゃ気合入っていて、スポーツカー乗ってるなという感じになれたのがよかったです。
あとハイエースは大きな車ですが、実際乗ってみると視界もすごくよくて、不安感が全然なかったです。ハスラーは小さいですが必要なものとか便利なものがいっぱい入ってるから、「めちゃくちゃいいじゃん軽自動車!」となりました(笑)。車ってどんなものでも本当にいいな、どんな種類のものでもそれぞれの魅力があるなと思いましたね。あらためて車の良さを感じられました。

ノリアキさんがかっこいいと見入っていたGR86。カスタマイズパーツブランド「ブリッツ」のエアロやマフラー、足まわりパーツなどでチューニングされている
――最後に一言、若い世代に向けたメッセージをお願いします。
ノリアキさん:僕のことを知ってくれてる方は家で配信を観たり、ゲームしたりしている人が多いと思うんですが、車はそことすごく親和性があるというか、家にいるのが好きな人にも相性が良いっていうことを強く言っていきたいです。やっぱり音にこだわる人が多いと思うので、車の中でそういったものが楽しめるんだよっていうことを知ってもらいたいな。
あと、今風に言うと“推し”の曲を車のなかで一番いい状態で聴くとか、配信を運転中、仕事の行き帰りにいい音で聴くとか、そういうことができるという意味でも親和性はすごく高いと思います。かなり楽しい世界なので、ぜひ興味を持っていただきたいですね。
この度は、記事をご覧いただき誠にありがとうございます。
カーライフおよび車内エンターテインメントに関するアンケートを実施しております。
今後のサービス向上の参考とさせていただくため、ぜひご協力を賜りますようお願い申し上げます。
皆様の貴重なご意見を心よりお待ちしております。
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撮影:井上勝也
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