Well Body株式会社の提供する企業向け出張施術サービス『Offi-Stretch®』の調査によると、20代の若年層の間で「姿勢由来の慢性痛」が急増していることが明らかになった。

累計10,000人以上への施術実績の中で、20代が全体の約2割を占め、腰や肩、首の慢性痛を訴えるケースが目立つという。

Z世代に広がる現代型慢性痛

従来の「腰痛は中高年の悩み」という認識が変化しつつあるようだ。

近年、スマートフォンやゲームの長時間利用による不良姿勢が影響し、20代の若年層で姿勢に起因する慢性痛が増加しているという。

『Offi-Stretch®』が2022年9月1日から2025年9月1日までの期間に施術した10,000人のデータによると、20代の利用者が全体の約2割を占めており、特に腰や肩、首の慢性痛を訴える声が多い。

主な原因としては、姿勢不良、身体活動量の不足、自己ケア習慣の欠如が挙げられ、これらは「現代型の慢性痛」として分類されている。

Well Body株式会社が調査したZ世代のデスクワーカーの慢性痛と、日本腰痛学会による全国調査の結果が一致しているとのこと。

Well Body株式会社の取り組み

Well Body株式会社は、企業と家庭双方でこれらの問題への対策を取り入れることが、「未来の健康損失」を防ぐきっかけになると考えている。

同社は今後も、『Offi-Stretch®』を通じて、Z世代を含む全ての世代の健康を支援していく方針だ。

また、「見えにくい健康課題」を可視化し、改善する社会的アクションを推進していくとのことである。

Top image: © iStock.com / champpixs

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