明治安田J1リーグ第30節 鹿島1―0浦和 ( 2025年9月20日 埼玉スタジアム )

<浦和・鹿島>前半、指示を出す鹿島・鬼木監督(撮影・西海健太郎)
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鹿島は浦和に1―0で競り勝ち、勝ち点58で首位に浮上した。前半14分、FW鈴木優磨が猛プレスでGK西川のパスミスを誘い、かっさらったボールを無人のゴールへ。決勝ゴールに象徴されるように、最後まで前線から惜しみなく守備を続けて虎の子の1点を守り抜いた。
鬼木達監督は「自分たちらしく最後まで戦い抜いてくれた。献身的に体を張り、前線も後ろの選手も、攻撃が難しければ守備のところで何とかしてやろうと気迫を感じた素晴らしいゲームだった」と称賛。再三の好セーブでチームを救った日本代表GK早川友基には「いい集中をして、攻撃でもいいアクセントになっていた。安定感は非常に良かった」と評価した。
7試合連続ドローだった因縁の一戦に決着をつけ、浦和戦は21年以来4年ぶりの勝利。真っ赤に染まった敵地・埼スタでは17年以来9年ぶりの凱歌を上げた。
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