コナミデジタルエンタテインメントは、9月25日に東京ゲームショウ2025 コナミデジタルエンタテインメントブースで「Indie Games Contest 学生選手権 2025」授賞式を開催する。

「Indie Games Contest 学生選手権 2025」は、国内在住の大学生、大学院生、専門学校生を対象に、テーマやジャンルを問わず応募できる学生クリエイターのゲーム制作コンテストで、2025年で3回目の開催。過去の選手権で授賞されたクリエイターや作品は、他のさまざまな賞レースでも高く評価されている。

2025年もゲーム開発に対して熱い情熱をもつ多くの学校、学生がエントリー。第1回開催時の4倍となるエントリーが集まり、1,500名を超える学生クリエイターが参加した。

「Indie Games Contest 学生選手権2025」東京ゲームショウ2025で最優秀賞が発表!授賞式の配信も決定の画像

8月上旬に行われた一次審査では、オリジナリティ溢れる多彩な作品の中からベスト12作品が決定。9月4日に開催された二次審査では、吉田修平氏らによる厳正な審査が行われ、一次審査を通過した12作品の中から最優秀賞1作品、優秀賞2作品が選出されている。

集合写真集合写真
コンテストの様子コンテストの様子

受賞した3作品は、9月25日に東京ゲームショウ2025で行われる授賞式にて発表。当日の模様は、東京ゲームショウ2025 コナミデジタルエンタテインメント特設サイトでも配信予定だ。また、ベスト12に選ばれた作品もコナミデジタルエンタテインメントブースで試遊できる。

以下、発表情報をもとに掲載しています

授賞式の詳細

日時:9月25日(木)14:30~15:00
場所:東京ゲームショウ2025 コナミデジタルエンタテインメントブース
配信:https://www.konami.com/games/event/igc/
※ビジネスデイチケットをお持ちの方のみ会場で観覧いただけます。
※ベスト12作品に関しては、9月25日(木)~9月28日(日)の4日間、試遊いただけます。

二次審査会での審査員コメント ※敬称略
吉田修平

株式会社yosp CEO

IGCに提出されるゲームのクオリティがどんどん上がっており、今年の二次審査でプレーしたタイトルの多くが過去に記憶がないゲーム性が含まれていました。学生さんのタイトルとして、私は完成度やグラフィックスのクオリティよりも新しいアイデアに挑戦しているかを重視していますので、とても嬉しいトレンドです。学生ならではの自由な発想で「これはゲームなのか?」と言えるようなものでもチャレンジして欲しいと思います。

簗瀬洋平

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 シニア・アドボケイト

ゲームを面白くするために多くの事を考えついたと思いますが、その中からこれだ! というものを見つけ出し、少人数で実装できるように落とし込むのもデザインにおいて大切な過程の一つです。今回は特にアイディアとクオリティの両立を実現できたかどうかが評価の分かれ目になったと思います。これからも日々知識を経験を積み重ねてより面白いゲームを作るために、ゲームや勉強だけでなくいろんなことを楽しんでください!皆さんの新作をこれからも楽しみにしています。

宮田大介

株式会社ゲームクリエイターズギルド 代表取締役

例年以上に、審査作品のゲーム完成度の平均点が高く驚きました。アイディア先行で可能性を感じるがゲームのプレイ体感としてはまだ未成熟という作品は少なく、企画をしっかり実装に落とし込まれていました。展示会などユーザーの反応や感想にしっかりと向き合ってユーザー検証を経てブラッシュアップしている作品も多かった印象です。もはや学生作品のコンテストというよりも、若手インディー作品の見本市として楽しませてもらいました。

谷渕弘

株式会社コナミデジタルエンタテインメント エグゼクティブディレクター

二次審査に残った12作品は個性が際立ち、完成度も高く印象的でした。プレゼンも堂々としており、構成や内容にも工夫が感じられました。制作過程の紹介では、試行錯誤の様子が非常に興味深く、我々の制作にも多くの気づきを与えてくれました。選考では票が割れるかと思われましたが、審査員の評価は意外にも一致する場面が多く見られました。今後も、オリジナリティあふれる作品が生まれることを楽しみにしています。

ベスト12作品 ※順不同
「Indie Games Contest 学生選手権2025」東京ゲームショウ2025で最優秀賞が発表!授賞式の配信も決定の画像

・DRIFTED ドリフテッド
プラットフォームアドベンチャー
PC
東京藝術大学
UrbanFox(制作人数:1名)

・そこ!編集点!
編集パズル
PC
名古屋工学院専門学校
A+RT(制作人数:5名)

・インガシィ
瞬間切りとりリアルタイムバトル
PC
HAL大阪
瞬間撮影同好会(制作人数:10名)

・Slitherise
アクション
PC
神戸芸術工科大学
Utayo(制作人数:1名)

・リコレクション
アクションパズル
PC
HAL東京
スピードスター(制作人数:15名)

・ヌルトモ
PC2人協力横スクロールアクション
PC
東京国際工科専門職大学
名古屋工学院専門学校
ウナジー(制作人数:7名)

・トレガール
パズルアクション
PC
HAL大阪
GearBytes(制作人数:9名)

・Key Typer
新感覚キーボード2Dアクション
PC
大阪電気通信大学
BooGyahMon(制作人数:1名)

・AlgomateColony
シミュレーション、コマンド入力
PC
バンタンゲームアカデミー専門部
Beginner’s luck(制作人数:1名)

・irritate
アクション、パズル、死にゲー
PC
東京科学大学
MP(制作人数:1名)

・Perfect Back Parker
バック駐車シミュレーションゲーム
PC
立命館大学
Omame Factory(制作人数:1名)

・Tricolo
パズル
PC
東京科学大学
MP(制作人数:1名)

※画面は開発中のものです。

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