世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥 《12回戦》 WBA暫定王者 ムロジョン・アフマダリエフ ( 2025年9月14日 IGアリーナ )

公開練習でミット打ちをするアフマダリエフ(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥に挑戦するWBA世界同級暫定王者アフマダリエフが1日、横浜市内のジムで練習を公開した。わずか数分ほどだったが、ミット打ちでは筋骨隆々の肉体から強烈な得意の左フックを披露。「イノウエに勝つため、歴史をつくるために日本に来た。この試合に150%懸けている」と気合十分にマッスルポーズを決めた。
コンビを組むアントニオ・ディアス・トレーナーは、今年5月に米ラスベガスで井上に挑戦し8回TKO負けしたカルデナス(米国)を指導するジョエル・ディアス氏の実弟。昨年5月のネリ戦に続き、カルデナス戦でも左フックでダウンを喫した井上にとって、相手の左は“最警戒ポイント”となる。先月24日、時差解消のために超異例の試合3週間前に来日した元統一王者は「弱点や攻略法などはもちろん伝わっている。ゲームプランも実はあるが、これは言わないでおく」とニヤリ。「パンチ力や技術、耐久力では自分が総合的に上だ」と自信満々に話した。
続きを表示
