担い手確保のための特別授業です。盛岡の高校生がゲームで林業の仕事のおもしろさや奥深さに触れました。

特別授業は、林業の担い手を確保しようと県が今年度からはじめました。盛岡農業高校で、林業を学ぶ1年生が体験したのは、製材会社の仕事を擬似体験できるボードゲーム、「セーザイゲーム」です。

ゲームは、チームごとに競り落とした丸太ボードの上に、建築資材に見立てたカードを置き、最も儲けが出る製材の切り出し方を考えるものです。

丸太には「ムジ」と呼ばれるふしが少なく価値の高い部位やふしが多い部位があるため、生徒たちは建築資材の種類に合わせた部位を探しながら、木を無駄なく使って儲けを出す方法を考えました。

生徒
「お金の管理とか木材をどう使うのかが大事だと思った」
生徒
「(林業に携わる人は)高齢の人が増えていると思うので、貢献できたらいいなと思いました」
県盛岡広域振興局 髙橋 忠幸 林務部長
「若い人たちに林業とか木材産業に興味を持って頂ければなと考えています」

林業に携わる人は年々減っていて、県では来年以降もこの授業を続けます。

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