LINEヤフーは、LINE上で展開する「LINEミニアプリ」において、デジタルコンテンツの決済が可能となる課金機能の導入に向け、企業からの事前エントリー受け付けを開始した。
本機能により、LINEミニアプリ上で提供されるゲームや漫画などのエンタメ系サービスにおいて、ユーザーはiOSやAndroidに登録された決済手段をそのまま利用して、外部のWebブラウザやアプリに遷移せずにスムーズな課金処理が可能となる。
従来、企業がデジタルコンテンツを提供するには、プラットフォームごとに個別のアプリを開発する必要があり、アプリのダウンロード促進や利用定着のために多大なコストがかかっていた。
LINEミニアプリでは、ユーザーがLINE上で直接サービスを利用できるため、新たなアプリをダウンロードさせる必要がなく、開発コストや新規ユーザー獲得コストを大幅に削減できるという。
今回の課金機能により、ユーザーはネイティブアプリと同等の操作でデジタルコンテンツを購入できるようになり、導入企業は収益パフォーマンスの向上が期待される。なお、本機能は7月より一部企業に対して先行提供を開始している。
本機能導入済みゲームタイトル「ガーデンマッチ」