
PARCO GAMES
パルコは8月19日、新レーベル「パルコゲームズ」を立ち上げ、ゲームパブリッシング事業に参入した。インディーゲームの販売やイベントの実施、グッズ展開などを行う。
ゲームパブリッシング事業とは、開発されたゲーム作品を市場に届けるために流通、マーケティング、開発支援等を担う事業モデルだ。「パルコゲームズ」は、より戦略的かつ継続的にゲーム事業を推進するためのレーベルで、事業を総合するブランド名称。「クリエイターイズムから生み出され、ユーザーの心を動かす“物語”を感じられる作品」を日本のみならず全世界に発信を行う。
まずは9月に開催される「東京ゲームショウ2025」にゲームレーベルとして初出展する。加えて、厳選した国内外のインディーゲーム「南極計画」「コンスタンス」「ザ・ベルリン・アパートメント」の3タイトルを今冬に販売予定だ。
インディーゲーム「南極計画」。日本のゲームスタジオ「RexLabo」との共同開発プロジェクト。広大なマップ探索とクラフト要素が融合したサバイバルアドベンチャー
インディーゲーム「コンスタンス」。ドイツのゲームスタジオ「btf Games」が企画・製作した2Dアクションアドベンチャー
インディーゲーム「ザ・ベルリン・アパートメント」。ドイツのゲームスタジオ「btf Games」が企画・製作した3D探索アドベンチャー
「クリエイター個人や小規模チームが手掛ける独創性豊かな作品が特徴的なムードを醸成し、パルコのインキュベーション精神と親和性が高い領域である」とゲーム事業開発部の西澤優一部長。
ファッション、エンターテインメント、アートなどカルチャー領域での事業展開を通じて培った独自の目利きと、創造性をゲーム分野へ活用し、パルコの文化創造事業領域をさらに広げ、“ゲームのために何ができるか”を問い直し、探求し、実現する。
他にも、催事やイベント企画、EC、グッズ展開、メディア活用、オリジナルゲームIP開発など、ゲームカルチャーに関する取り組みをし、事業推進とブランド全体の成長を目指す。
