カプコンがPS5/Xbox Series X|S/Steamにて2026年に発売を予定しているSFアクションアドベンチャー「プラグマタ」が、gamescom2025に出展されている。本稿では、同作の試遊プレイレポートをお届けする。
なおPS5版での試遊のため、ボタンの配置などもPS5基準となっている。

システムは何だか色々あったけれど、つまるところはシューティングとパズルの融合!
本作の特徴的なところは、パズルとシューティングの融合だ。
本作に登場する敵は、ふつうに銃で撃ってもダメージがほぼ入らない。

しかし、ディアナという少女のハッキング能力によって敵にダメージが入るようになるのだが、このハッキング能力がつまり「パズル」になっており、敵に照準をあわせると画面右上にパズルが出現し、パズルを解けば一定時間敵にダメージが入る。

最初のうちは、パズルを解きながらシューティングをする、という忙しなさに慣れず、なかなかもたついた筆者だったが、パズル自体は特段難しいことはあまりない。□で左、△で上、〇で右、×で下に動く白いパネルを、「緑のパネル」まで移動させれば良い。

この上下左右はPS5のコントローラーのボタン配置と同じなので、直感的に動かせる。できれば青いボーナスパネルを通るとダメージがアップするとのことだが、青いパネルを必ずしも通る必要はないので、自分のやりやすいように緑パネルまでたどり着ければ良い。

ハッキングに成功したあとは、ふつうのシューティングと変わらないので、そのまま一気にダメージを与えていくことになる。
硬い敵や倒すのに時間をかけすぎると数回ハッキングをしなければならないが、雑魚敵ならば大体1~2回ほどハッキングすれば良いようだ。

今回の試遊中、筆者は強敵相手に一度死んでしまったのだが、死んでしまったのはシステムにまだ慣れていなかったためという言い訳をさせてもらいつつ、バトル自体は難しいようでいてそうでもなかった。
プレイ動画中でしばしばもたついている部分があるが、これは筆者がカメラリバース派であることに由来しているので、バトルが難しかったというよりも脳死リバース派であるがゆえの苦悩だと思ってほしい(移動カメラは上下左右反転ができたのだが、照準が上下左右反転とノーマルで選ぶことができなかったのが、とてもしんどかった。どうか製品版までにつけてほしい機能である)。

ちなみに、弱い敵ほどパズルは3マス×3マスなど簡単で、強敵ほど5マス×5マスなど大きなパズルになるようだ。
今回の試遊では最大で5マス×5マスまでのパズルしか登場しなかったが、先に進んでいくともっと複雑なパズルが出てくるようになるのかもしれない。
また、難しいパズルになるほど「!」マークのパネルがあるようで、このパネルは簡単に言うと「通行止め」で通れないパネルである。
なので、今回はアクションが苦手な筆者でも「わかれば全然いける!」程度のパズルしか出てこなかったのだが、先に進むともっと手応えのあるパズルが登場するのかもしれない。


あちこちに色々なパズルが隠されている
パズルが登場するのは、バトルだけではない。
今回の試遊では、月面施設の電力を復旧させる、というのが主な目標となるが、送電端末をハッキングするのもパズルになっている。




さらには、主人公のひとりのヒューの行く手を阻む様々なトラップも、360度よくマップを見回してみると解除方法があったりする(もちろんこのトラップ解除もパズルになっている)。
ただぼんやりと前だけを見ていても気づかない場所に解除の仕掛けがあったりするので、どうしても先に進めなくなった時は周囲をぐるっと見回してみるといいだろう。かくいう筆者も「わからん」とぐるぐる回っていたところを、関係者の方に教えていただきました。ありがとうございました。



トラップ以外でも、何かしら仕掛けを動かす時も銃で焦点を合わせて、ハッキングして、パズル。とにかく常にいろんな形のパズルがついて回るゲームだと思っていいだろう。

無事に全てのトラップを解除できれば、先に進めるようになる。

なお、全てのトラップを解除すればおしまいかと思ったら、その先の居住エリアらしいところまで進むことができた。いかにも工業地域的なエリアから打って変わった景色に、一瞬驚いてしまった。

舞台が月面基地ということもあって、景色的な代り映えはあまりないのかと思っていたのだが、画面の絵作りにも期待して良さそうだ。
ヒューとディアナが可愛かった
本作では、美少女アンドロイドのディアナと、月面施設の監査員であるヒューのふたりで進んでいくことになるが、ディアナの声がめちゃくちゃ可愛くて悶えてしまった(今回プレイしたのは英語版となる)。
日本で発売されるバージョンのデフォルトが日本語音声になるのか、英語+字幕になるのかはまだ不明だが、ディアナの愛らしさは折り紙付き。そしてヒューは、思ったことがぽろりと口から漏れ出るタイプらしいことがわかった。


試遊したのは30分ほどと短い時間だったが、その間もふたりの間で様々なやり取りがなされ、飽きることがない。もちろんふたりの会話はパズルの邪魔にもならないように配慮されているのを感じた。ハッキング中もディアナは喋ることは喋るのだが、ハッキングに成功すると掛け声をくれたりする程度だ。

この先、ヒューとディアナがどういうイベントを経て月面施設を脱出するのか、今から楽しみでならない。
武器も数種類登場して、使い分けが重要そう
今回の試遊では、それほど武器の使い分けの重要性を感じなかったのもあってあえて後半へと回したが、本作で基本となるグリップガン以外にも、様々な武器が登場した。
例えば、ショックウェーブガンは、近距離時に高いダメージが狙える武器だそうだ。

ステイサスネットは、敵を一定時間拘束できるという武器。

これらの武器は、十字キーひとつで切り替えられるようになっているのだが、今回はパズルのほうに頭がいっぱいだったのと、ほぼグリップガン一本で乗り越えられる場面ばかりだったので、ほぼ使用しなかった。
なお、グリップガン以外には使用回数が決められており、既定の使用回数に達するとその武器は自動的に消滅するようになっていた。そのため同じ武器でも何度も拾えるように、マップのあちこちに配置されている。既に持っている場合は拾えないので、その場に置いていくことになる。

先に進んでいくほど武器の使い分けも重要になってくると思われるので、覚えておきたい要素だ。
斬新なアクションシューティングゲーム
シューティングとパズルが合わさったというのはなんとも面白く、非常に斬新さを感じながらプレイすることができた。
筆者自身は鈍臭いという自覚があるため、パズルはシンプルに「緑パネルを目指す」ことだけを目標としながらプレイしていたが、上手い人ならば青パネルや黄色パネルなどのダメージバフが乗るパネルを上手く通りながらパズルを解いていくようなこともできるだろう。

構成としては、「パズルを解いてから撃つ」というこれを繰り返すだけなのだが、このひとつの工程を挟むだけで、シンプルなシューティングゲームとは全然違う味わいのゲームに仕上がっていた。
また、アクションゲームとしてのギミックもなかなか凝っている。例えばスイッチをハッキングすることで上昇する床なども、ヒューの使う武器が銃という遠隔武器であることを活かしたギミックになっている。
時にはちょっとテクニカルな操作も求められたりするので、アクションゲームとしても充分楽しめる内容になっており、アクションゲーム好きの筆者も満面の笑みを浮かべながらプレイさせてもらった。
やることは多いが、決して上級者向けゲームではないとも感じた。恐らくこの先やることの難易度は上がっていくだろうが、きちんと手順を踏んで作られていそうな雰囲気で、有り難かった。
とりあえず筆者にとって照準操作時のカメラ反転以外に厳しかったのは、画面上にミニマップがなかったこと。ミニマップがないのは最近のアクションゲームによく見られるが、ミニマップがないと自分がどこにいるのかわからなくなってしまうのである。
今後果たしてミニマップが実装されるのか、それともミニマップはない方向性でいくのかはわからないが、日ごろミニマップに頼りがちな人は、少々ぐるぐるしがちになってしまう可能性はある(実際筆者は何度もぐるぐるして貴重なプレイ時間をロスした)。
キャラクターの3DCGや背景、エフェクトなどもとても美麗な上に、ただ撃つだけではない頭を使うシューティングゲームとあって、これはとてもスルメゲーになりそうな可能性を感じたので、興味を持った人はぜひとも今後の情報に注目してほしい。

人生のうちの40年以上をゲームと共に生きる、人生の大半をゲームに捧げた、北の大地に住むライター。JRPGが主食。スクウェア・エニックス、トライエース、フロム・ソフトウェア、カプコン、アトラス、任天堂、ファルコム、タイプムーンあたりに目がない、ソシャゲも山のように嗜む雑食ゲーマー。ゲーム音楽やコラボカフェ、2.5次元なども大好物。北の大地に移り住む前は数多くのイベントに通い詰めた、イベント大好き人間です。
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