日本時間8月20日午前3時に行われた「gamescom Opening Night Live」で最新情報が発表された『Call of Duty: Black Ops 7』。

本稿では、『Call of Duty: Black Ops 6』と『Call of Duty: Black Ops 2』に続く2035年の世界を舞台とした本作について、メディア向けバーチャルプレビューイベントで明かされた情報をまとめてお伝えします。

キャンペーンはCo-op対応に

本作のキャンペーンはシングルプレイに加えて、最大4人でのCo-opプレイに対応。チームで協力することを推進する能力や仕掛けがキャンペーン全体に用意されているといいます。

前述のようにキャンペーンの舞台となるのは『Call of Duty: Black Ops 2』で描かれた2025年の世界から10年が経過した2035年。死んだはずのメネンデスが再び現れ世界を燃やし尽くそうとする中、世界的テクノロジー企業The Guildが事態に介入します。

また、この脅威を調査するためにJSOCのSpecter Oneがアバロンに派遣されることに。ミッションの領域は、現実と記憶の境目が曖昧になる夢の世界にまで広がるとしています。

Specter Oneのリーダーとして、David “Section” Masonが再登場。自身の過去と向き合いながらチームをまとめ上げていくことになります。また、Mike Harper、Eric Samuelsもオペレーターとして登場し、新メンバーのLeilani “50/50” Tupuolaを含めた4人で過酷なミッションに挑みます。

人類最後の防衛線として新たな脅威に立ち向かうThe GuildのCEOを務めるのはEmma Kagan。冷静で先見の明があり、ロボット工学などに長けた人物であるとのことです。しかし、危機に対処する際の考え方の違いから、Davidやチームと対立するとしています。

何度でも遊べるエンドゲーム要素も搭載

ミッションを通してプレイヤーはアラスカや東京など様々なエリアに足を踏み入れることに。一連のミッションをクリアすることで1から32人でプレイする「エンドゲーム」が開放されます。

終わりのないキャンペーン体験が可能だというエンドゲームでは、選択できるオペレーターの幅が広がり、スキルなどを習得できる新たな形でのキャラクタービルドであるパワージャーニーにアクセスできます。戦闘評価を稼ぐことでさらに難しいエリアへの挑戦が可能に。ただし、脱出に失敗して全滅してしまうと進行状況がリセットされ、ジャーニーを初めからやり直すことになるとしています。

また本作のキャンペーンは、マルチプレイ、ゾンビモード、ウォーゾーンの進行システムに統合。エンドゲームをプレイすることで銃をレベルアップしたり、シーズンのバトルパスを進めたり、迷彩を入手したりできるとしています。

「オムニムーブメント」や武器関連のシステムにも調整

本作では、『Call of Duty: Black Ops 6』で登場した「オムニムーブメント」を更に調整した移動システムを搭載。壁ジャンプなどの新たなアクションが盛り込まれています。

タクティカルスプリントや、スライド・ダイブ・壁ジャンプ中のエイムなどは、パークシステムに組み込まれるとのこと。また、回復時間短縮、移動速度上昇、リロード時間短縮などのパークも登場するとしています。

本作では武器ビルドを他のプレイヤーと簡単に共有することが可能に。武器カスタマイズ画面に表示されるコードをロードアウトに入力することで登録が完了するといいます。

また、武器プレステージシステムの解説も行われました。武器レベルが50になるとプレステージ1を開始可能。アタッチメントが再ロックされる代わりに、迷彩や武器の使用法を大きく変える特別なアタッチメントを入手できます。

プレステージ1でレベル50に到達するとプレステージ2が開放されます。プレステージ2の報酬には迷彩やチャームが用意されています。プレステージ2の完了後は最大250レベルまで存在するプレステージマスターに挑戦できるようになります。

マルチプレイには20vs20のモードも登場

今作のマルチプレイでは、地に足の着いた視点で未来技術について考え、2035年の武器や装備、ガジェットなどを制作しているとのこと。『Call of Duty: Black Ops 2』のゲームプレイやコンテンツを再考し、熟練と経験が重要になるよう構築しているといいます。

また、時間をかけて装備やスコアストリーク、フィールドアップグレードをレベルアップし強化できるオーバークロックシステムが実装されます。

通常の6vs6のモードに加え、20vs20でプレイするスカーミッシュが登場。4人のプレイヤーで分隊を構成し、破壊やエスコートなどの目標の達成を目指します。ウィングスーツやグラップル、乗り物が移動や戦闘のオプションとして提供されます。ローンチ時点では、6vs6用マップが16種類、スカーミッシュマップが2種類用意されています。

戦闘画面のUIは拡張現実を意識したというスタイリッシュなものに。また、装備画面などのUIも『Call of Duty: Black Ops 6』よりも統一感のあるものに仕上がっているとしています。

ビークルも登場し白熱するゾンビモード

ゾンビモードのステージはこれまでで最も広いラウンド制のマップに。異なる時代を表現したいくつかのエリアとそれをつなぐ道で構成されています。道の移動では特別な乗り物を運転することになります。

また、『Call of Duty: Black Ops 2』からインスピレーションを得たというサバイバルステージも登場。自己完結型のマップであり、小さなエリアで高いラウンドを目指して戦いに挑むことになります。

さらにゲーム内ゲームとして、ツインスティックアーケードゲーム『Dead Ops Arcade 4』もプレイ可能に。ゲーム内ゲームとは思えない豊かなゲームプレイを楽しむことができるとしています。

『Call of Duty: Black Ops 7』は、PC(Steam/Battle.net/Xbox on PC)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2025年11月14日に発売予定です。

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