魔女たちの眠り

[音楽] 大きな事件というものは大抵何事も起こり そうにない平穏な日に始まる。ということ で久々にやろうか。スーパーファミコンの ホラーノベルを読みたいと思います。 スーパーファミコンにはホラーノベル8 種類ぐらい出てるんだけども、それの7 種類目ぐらいかな。ほぼほぼやってきたと 思うんですけども、えー、これはやった ことなかったですね。え、先ほど出てい ましたが、有名な小説家、もうなんか5本 ぐらいの指に入るミステリー作というか 致名度もあるね。赤川次郎先生が、え、 書いた、えー、ホラーノベルの魔女って いうシリーズを、え、このスーパー ファミコンに、え、変えたものらしいです ね。赤川次郎魔女たちの眠りやったこと ないし、どんな話かも一切分かりません。 ひし、ひし。 元のオーナーはとにかくひしですね。第2 幕、第1幕なんかあんのかな?たまたま ひしなのかな?この元のオーナーがひって いう名前だったにしても2種類のひしを 使い分けるかなっていう感じがしますけど ね。なんかもしかしたら主人公の名前で なんか引っかけとかがあったりすんのかな 。一応山奥の村で起こる殺人事件とかの ミステリー系のお話らしいですね。なんだ 、調整って。あ、これか。じゃ、思い出す 。まあ、初めからってことなのかな?3つ 目。すげえ楽しみなんだけど。あなたの 名前は元のやつあんのかな?元のやつある んだったらその名前にしたくはあるけど。 えっと、じゃ、ま、これレトルトにして みる。はい。ま、主人公の名前はレトルト で行きましょう。レトルト 。いや、で、マジでね、お話の、いや、お 話はね、え、当然赤川次郎先生なので評判 はいいですね。え、やっぱなんだろうな。 ちょっととんでもないとか、え、そういっ た話とかありがちなんだけど、ま、それは それでね、良かったりするんだけど、 やっぱね、有名な作家さんだけあってお話 のクオリティは担保されてるらしいです。 彼女の名前は?あ、これは元々のやつで 終了で出るかな?出ない。え、出ないの? あ、自動ってあるじゃん。これだ。何これ ?よりこでいいのかな?よりこで行き ましょう。より白になりそうだな。なんか 絶対に飲酒村でしょ。絶対山奥の村なんて 絶対生贄になるじゃん。これ 間違いないね、これは。お、東京であれか な?仕事してて最終的にこの村に行くって いう展開でしょうかね。ふと。窓の外に目 を向けるといつの間にか秋の夕暮れが静か に訪れていた。秋なんだね、季節は。そう か、もうそんな時間なのか。こうして1日 中会社に閉じこもって仕事しているとどう も時間の感覚が鈍くなる。ま、僕のような 小さな会社のサラリーマなんてそんなもの なのかもしれない。あ、でも彼女がいるん だよね。朝から晩まで仕事に終われ気が つけば1日が終わっている。そんな大変だ けど、お前にはよりがいるじゃないか。 ほぼよりになるよ子がありふれた毎日の 繰り返しだ。 ああ、そう考えるとなんだか悲しい人生の ように思えてくるがよりがいる。こんなに 休みなく働いて。いや、よりこいない。 あれなんか彼女の名前はって書いてなかっ た?彼女って名前だったよな。あの表記 だったよね。こんなに休みなく働いて恋人 もなくお金までないなんて 休みない。休みなし恋人なし金なしこれは 辛いかもしれない。どれか1つでもあれば な。僕の人生はこうやって平凡に終わって いくのだろうか。じゃあお先にその時不に 後ろから声が聞こえた。これがよりこか。 見ると同僚たちが次々と会社を後にして いくではないか。よりは同僚ではないの。 時計は当に代謝時間を回っていた。行け ない。ついぼんやりしてしまった。しかし 困ったことに僕のデスクにはまだ仕事が山 のように残っている。残業台出る?でも金 なしだから出ないんだろうな。この時代 ってもうね残業したってお金なんか出ない でしょ。どうしようかな。ああ、やっぱ 選択肢はあるんですね。やっぱホラー ノベルやっぱり帰ることにした。仕方なく 残業することにした。帰ろう。やっぱ クリーンですからね。持ち込まない。 やっぱり帰ることにした。そうだよな。 たまには仕事を忘れて早く帰るのもいいか 。なんだか疲れも溜まってるし。残りの 仕事はまた明日頑張ればいいさ。そうだよ な。残業代なんか出ないのになんで俺働か なきゃいけないのって話よ。僕は都合の いい理屈を考えて強引に自分を納得させる と帰り自宅を始めた。 ま、もちろんね、この選択肢とかによって 後の展開が変わったりするんですけども、 しかしその時だった。突然デスクの上の 電話が鳴った。 営業時間も終わったのに誰だろう?僕は 仕方なく。ま、これはちょっと出ようか。 当然出なかった。やる気ないな。もう修業 終わってるからな。お前が働く必要ないっ ちゃないけどね。もアルバイト時代とか何 も考えずサービス残業してたね。なんか サービス残業というか仕事が残ってるのに 帰るの悪みたいなそんな風潮あったけど され んだよな。途中からなんかね時代が変わっ てったけど。はい。 仕方なく電話取った。よりこかもしれん からな。いくらなんでもこのままにはして おけないだろう。もしもし。 んああ。どうもどうも。相手は取引先の 社長だった。出てよかったね。いつもお 世話になっております。僕は丁寧に挨拶し た。すまないが高橋君いるかね?帰って ます。はい。少々お待ちください。高橋 いんの? 高橋は僕の同僚で友達でもありライバルで もあった。あ、ちょっと一応ね、登場人物 をメモって行ってみようかな。やっぱ ミステリー系だからね。ま、とりあえず 高橋。ま、高橋とレトルトしか出てない からな。 あいつまだいたかな?おい、高橋電話だぞ 。とにかく僕は叫んでみた。結構広いのか な?はい。奥の方で声がした。姿は見え ないが間違いなく高橋の声だ。なんだいた のか。お前に電話だぞ。サンキュー。全く いるなら出ろよな。 高橋もでも残業してんじゃないのさ、 帰ろう。おい、レトルト。その時また高橋 の声が聞こえた。お前電話忘れてないか? え、なんだ?電話忘れてるって。え、確か にどういうことだ?高橋は今この社長との 電話が終わった後なんだよね、きっと。 これ ん電話があるけどお前じゃないのか?あれ ?に今俺は社長のやつを言ったよな。あ。 どういうことししまった。僕は急に顔が 青くなった。思い出した。僕だ。僕の電話 だ。 忙しくて出られないから保留にしておいた んだっけ?どういうこと?ちょっと待って 待って。意味がわかんない。今お前は電話 を出て 保留にして あれだよね。あの社長高橋に繋いだんじゃ なかった?どういうこと?これちょっと 意味がわかんないんだけど。すっかり忘れ てた。 僕はじきをあげるととにかく大きな声で 謝罪した。大変お待たせしました。あ、 どうやら電話繋がってるようだが相手から の返事はなかった。だからその前に電話を 電話を保留にしてたってこと。こいつ電話 保留しながら新たな電話を受けたってこと 。どういう状況だ?これ なんだ?怒ってるのか?それとも電話の そばにいないのか?で、普通に考えたらね 、そんな結構な時間待たせたら切られてる と思うけどね。もしもし。 だめだ。やっぱり返事はない。僕は 仕方なく電話を切ろうとした。 しかしその時じゅきの向こうで名前呼ばれ た気がした。 声は小さくて聞き取りづらいが、確かに僕 の名前言ったようだ。もしもし。私がそう ですが、僕は当てて答えた。 何か声が聞こえるが小さくてよくわから ない。よりこか。どうやら相手は女性の ようだ。よりっぽいな。それにしても なんだかこう妙に胸が痛むのはなぜだろう 。この感覚は まい。疲れてるだけだ。取れる。一体何な んだ?もしもし。僕はイライラして大きな 声を出した。 たす はよく聞こえないんですけど。 助けて。殺される。これどういう状況? なんでこれ主人公にかかってきてんの? 会社の電話に。しかもそれを1回保留にし ていたってのはどういうことなんだろう。 なんかよくわかんないな。 レトルトさん。レトルトさん。レトルト さん。あ、誰かが僕の名前呼んでいる。 なんだか胸がズキズキと痛む。時間変わっ たかな?おお。 あ、夢か。じゃあこれあれなのかな?この 山奥の村は昔主人公が住んでた村とかだっ たりするかな?どうなんだろうな。もう何 してるのよ き君はだ誰だっけ?この笑顔は確かねえ。 レ藤トさんは将来何になりたいの?ゲーム 実況者かな?ぼ僕そうだな。教師なんて いいかな。教師とかなりたい職業とか絶対 ランキング入らないと思うけどな。大変 すぎるもんな。僕は何を言ってるんだ?で もこれはどこかであ、同じ。私もね、小 学校の先生になるんだ。そしてね、そして レトさんのね、お嫁さんになるんだ。え、 こんな中学、小学校とかだと分かるけどさ 、中学以上の子がさ、ま、それ言うって ことはもうマジで好きだよね、こっちの こと。 もうね、自我というかしっかり目覚めて しっかり物事を考えてね、こっちと結婚し たいって言ってんだから突然姿を消した 彼女に向かって僕は絶叫した。なぜだか 自分でもよくわからないね。迎えに来て くれる?村に置いてきたのか。そして教師 にもなれなかったってことだよな。待って くれ。迎えに行くよ。絶対に迎えに行くだ からさ。 待ってるわ。きっとよ。いつまでも待っ てるわ。思い出したんだな。で、助けを 呼んださっきの声が今の子ってことをなん か紐づいたというか繋がったのかな。主人 公の中で。よりこ、目が覚めるとそこは 見慣れた僕の部屋だった。ワルーム感な。 夢か。乱れた呼吸を整えながら額体の汗を 拭い、僕はゆっくりと眠りの世界から現実 へと意識を戻していた。しかし、また随分 変な夢を見たものだ。なんだか昔の出来事 だったような気がするが。現実なんだよな 、きっと。でもあったことなんだよね。 うん。よく思い出せない。こんな夢を見た のもきっとあの電話のせいに違いない。 あの後僕は早々と自分の部屋に戻りすぐに 寝てしまった。なんだか気分が悪くて何も する気が起きなかった。助けて殺される。 今となってはあれが本当に現実だったのか すらよくわからない。ま、現実感ないこと はいたずらっぽいもんな。ただあの必要な つやきが今も頭から離れなかった。鳥 うるさすぎだろう。僕はあれがいたずらで あって欲しいと願った。あれはいたずら なんかじゃあないような気がしていた。 いたずらじゃないね。ま、これはあんま 選択肢関係なさそうだね。あれはいたずら なんかじゃないような気がしていた。特に 決定的な証拠があるわけではないが、なん となく胸騒ぎがすると言ってもね、あの子 が誰かとかわかんないすからね。誰かが 本当に助けを求めていたんじゃないか。 しかし一体誰が?僕にはまるで検討がつか なかった。今の夢の子だろう。その時ふと 時計に目をやるといつの間にか出社時間が 迫っていた。いけね。急がなきゃ。僕は 慌てながらもいつものようにコーヒーを 飲みながら新聞を広げた。全然急いでない 。 新聞広げる必要ないだろ。あ、な、なん だって?その記事を見た瞬間、あまりの ショックにコーヒーカップを落として しまった。 あ、文教師、都内公園で死亡って書いて あるな。 見出しの横で微笑む女性の写真はさっきの 夢の少女のおかげを残していた。見出しの 横で微笑む女性。 そしてそこに書かれた名前を見た瞬間、 現実と過去の記憶が頭の中で交差する。ま 、まさかより君なのか?そ、そんなん、 そんなん。胸の痛みが蘇える。そして僕は 全てを思い出していた。 この新聞で微笑んでいる女性はよりこで あの夢の少女は昔の彼女の姿だった。あ、 元カだったってことか。まあまあ昔の彼女 ってそういう意味ではないのか。よりって ことね。よりこ、もうあれからどれぐらい になるのだろう。 でも自分のこと好きなんだもの。結構 でかいよね、これ。中学生だ。やっぱ彼女 は幼馴染みで中学ぐらいまではよく一緒に 遊んでいた。1人っこの彼女にとって2つ 年上の僕は兄のような存在だったかもしれ ない。しかしやがてそれは泡く幼い恋心へ 変わり。確かその時僕は彼女に結婚の約束 をして誓のプレゼントをしたように思う。 おろプレゼント。それは 貝殻のペンダントだった気がする。うん。 可いが可愛らしいな。 誰にでもよくあるたいもない約束だった。 ねえよ。 そんな約束ねえよ。その後僕は引っ越して しまい、彼女は少しずつ過去の人間になっ ていった。そんなもんよな。それでも何年 か前までは彼女から年賀状なんかが届いて いたが、僕は懐かしいと思うだけで別に 返事も書かなかった。ひどいやつだなお前 。確かに手紙には田舎の文行の教師になっ たと書いてあったような気がする。でも 燃えて死んだわけでしょ。1番苦しい死に 方を選んだわけだよな。とにかくそんな 感じで彼女のことはすっかり記憶の片隅に 埋もれてしまっていたのである。 そう、この恋の胸の恋の胸の痛みは愚か。 初恋いの女性の顔すらも忘れていたのだ。 また胸が痛む。じゃ、昨日の電話はって話 よね。あの遠い日と同じように。 あ、胸が痛む。そういえば電話の時も もしかしてあの電話は彼女からだったん じゃないか。だからあんな夢を 僕はなんとか体の震えを抑え机の中から 彼女の年賀状を探し出すと書かれた住所を 頼りに彼女の実家へと向かった。おお物語 が始まりましたねえ [音楽] 。でもさ、うわ、いいね。このスーパー ファミコンの演出好きだよ。そこでは すでに彼女の葬儀が始まっていた。 棺にしがみつく父親、反響で泣き叫ぶ母親 、そして彼女の名前を呼ぶ友人たち。愛さ れていたんだな。そんな悲しみの中で僕は 変わり果てた彼女と対面した。 焼けたれた全身は奇妙な形に折れ曲がり 燃え燃え落ちてしまったのか右手は丸ごと 見当たらなかった。いや、これでも殺され たんだよね、きっと。 あの懐かしい顔はまるで化け物のように 恐ろしい表情で黒く焦げつき、飛び出した 目玉がこちらに睨みつけている。こちらを 睨みつけている。そして僕は彼女の体が 再び仮装場で焼かれていくのをただ黙って 見ているしかなかった。これさ、彼女を 助けることってできんのかな?1周目だと できないパターンとかあんのかな?それと も電話出なかったら逆に助かるとかね。 展開が変わってみたいな。やっぱサウンド 飲める系はそういうの多いですからね。 その光景を見ながら僕は1つ確信したこと がある。やはりあの電話はよりこからだっ たのだ。じゃ助けてってのはどういう助け てだろうな。ま、殺されるから助けてなの か、今自分はとても辛い状況になる。もう 自分が、え、死を選ぶことがもう なんだろう。もう免がれない。だから助け てって言ってみたみたいなな。ま、どっち もありるよね。 彼女の身に何かが起こり、きっと僕に助け を求めたに違いない。なんてことだ。彼女 は僕に助けを求めていたのに。もっと早く 気づいていれば彼女は死なずに住んだかも しれない。でも次の日の朝だもんな。 ちょっと厳しいよね。なのに僕は僕は僕は 僕が彼女を殺したも同じだ。ちょっとそれ はあれだな。そんなことないとは思うけど ね。せめて誰かって言ってくれればまあ 違ったけどね。許してくれ。より 遠い昔に遠い昔の美しい思い出が炎の中で 崩れていく音が聞こえた。いや、でも ワクワクする。やっぱホラーノベルって ワクワクすんな。どんな話がここの後どう なるんだろうみたいな。レトドさん。 レトドさん。誰かが僕を呼んでいる。何夢 ?またレトドさんどうしたのねえ。早く。 え、さあ、こっちよ。早く来て。お、 ちょっとなんか連れてかれそうじゃない? 俺大丈夫?そ、そんな だって君はもう死んだはずじゃ。さあ、 こっちだ。だめだよ。だって君はもう そう迎えに来てくれないのね。いや、違う 。そうじゃないんだ。あんなに約束したの に私に気がつかなかったのね。違うんだ。 もういいわ。だったらだったら おお、お前も。悪夢だね。 おお、大事故。とんでもない事故してる。 音切りそうの事故。ゆっくりと意識を 取り戻すと。そこは車の中だった。 どうやら運転しながら眠危なかったの?え 、これよりのおかげだろ。なら運転し ながら眠ってしまい、事故を起こした らしい。危ねえよ、お前。それにしても 何て夢だ?罪の意識のせいだろうか?え? 動とすれば体中に痛みが走る。うわ、 夢打ち。しかしなんとか歩けそうだ。僕は 体を引きずるようにして車の外に出た。 うわあ。でもグラフィックめちゃくちゃ あるな。サウンドノベルのシリーズとして は音切りは結構ま、初めなんだけどその後 に発売されたので何年ぐらいなんだな。 1995年に発売されたから だから、まあもしかしたら結構いいチップ というか画像の容量とかね、演出面とかで は音切りそうよりも強化されてるのかも しれんな。必死に道路の脇まで行って 倒れ込む。振り返ると車は無惨な姿になっ ていた。結構いい車っぽいけどな。しかし また随分派手にぶつけたな。ここから なんか謎の村に行くってことなのかな? これじゃあもう動かないだろう。とにかく 生きててよかった。前向きだな、お前。 時間が経つにつれて少しずつ体の痛みは 柔らでいったが目前が激しく右足がうまく 動かない。この頃は携帯とかないからね。 警察に連絡するにしても近くの公衆電話と か探さなきゃいけないんだよな。頭から 流れてくる血も止まる気配がなかった。 い眠無りだなんて。ま、昨日から寝ずに 飛ばしてきたから無理もないか。危ないよ 。よりの葬儀の後、僕は彼女の住んでいた 村へと車を走らせた。その仮の村はかなり 山奥にあり、地図上でもよく見ないと気が つかないようなところにあった。その カ疎野 村のま、学校小学校の教師をしていたって ことかな。とりあえず会社の方は強引に 休暇を取った。社長はかなり怒っていた から帰っても僕の席はないかもしれない。 ブラックすぎだろう。しかしそれでも行か ずにはいられなかった。だって葬式なわけ だからさ。警察はノイローゼによる自殺と 断定したが彼女の死は明らかにおかしい。 うん。あ、殺されるって言ってたか。そう か、そうか。助けてだけじゃないか。なぜ 僕に助けて殺されるなんて電話をしたのか 。答えは簡単だ。何者かが彼女を死に 見せかけて殺したのだ。きっと事件に 巻き込まれたに違いない。そしてその秘密 は彼女が住んでいた村にあるはずだ。必ず 犯人を見つけ出し、真実を暴いてやる。 それが彼女にできる唯一の償いなのだから 。なるほどね。ま、それはさてよき、これ からどうしたものかな。とりあえず体は なんとか動くようだが、頭から流れる血が なかなか止まらない。結構大事故起こし てんな、これ。少しでも気を抜くと意識を 失ってしまいそうだ。なんとかしなければ 。僕は必死に痛む体を起こすと辺りを 見渡した。 なんかある。おお。ひ沢村みたいな村が。 すると向こうの三巻に小さな集落が見えた 。もしかしてあれがすぐに地図で調べて みる。間違いない。あれが彼女の住んでい た村だ。村は三巻の小さな凡地にひっそり とあった。なんか逃げれないようになって そうだなね。このなんかクローズド サークルというか。その光景は絵画から 抜け出たようで、都会の僕でさえ何か 懐かしい感じがする。こんな平和な風景の 中に本当にあの恐ろしい事件の真層が隠さ れているのだろうか。まあいい。とにかく 僕はその場で誰かが通るのを待つことにし た。通るか?こんなとこ。村まではとても 歩いていける距離ではない。それにこの 汚れはそう遠くにはいけないだろう。ここ は1かバチか。誰かが通りかかるのを待つ しかない。僕は覚悟を決めてその場で横に なった。 大丈夫か?しかしこう改めて辺りの森を見 てみるとなんだか不気味な感じがする。 天気が悪いせいだろうか。今にもあの暗闇 の奥から幽霊でも飛び出してきそ飛び出し てきそうなそんな雰囲気だ。 本当にこんな寂しい峠道を誰かが通るの だろうか。なんか事故起きた割にはそんな 悲想感ないな。こいつ余裕があるな。もし 誰も通らなかったらこの寒さじゃ投資して しまうかもいかん。僕は何を弱気になっ てるんだ?まだ秋ぐらいなんでしょ? しっかりしろ。彼女の死の真層が分かる まで絶対にはない。こんなところで 死んでたまるか。来る。そうだ。車の中に コートがあったはずだ。少し体を温めた方 がいいだろう。そうすれば落ち着くはずだ 。そう思って僕はその場で立ち上がろうと した。どうした?え?あら、しかし足が もたついて顔から転んでしまった。ここで 死んじゃうぞ。こいつ行けね、行けね。 つい気を抜いたかな?う、どうしたのお前 ?いや、てかもう体ボロボロなんだろ。 なんか絶望的なBGMが流れ出したぞ。 また転んでしまった。あ、あれ?おかしい な。どうしたんだろう?強い目前がして うまく立ち上がれない。いや、もう頭撃っ たのよ、これ。ここで終わりとか出たら どうしよう。死んじゃう可能性あるんじゃ ない?それどころか手足の感覚がなくなっ てまるで言うこと聞かない。頭を強く打っ たせいだろうか。少しずつ意識も遠くなっ ていく。くそ。こんなところで気を失っ たら本当に通してしまうぞ。出しっかり しろ。しかしいくらやっても立ち上がる ことはおろか。体を動かすことすらでき ない。村行くんじゃなくても病院だよ、 お前は。そ、そんな僕はどうなるんだ? こんな山奥で僕は死ぬのか?う、嘘だろ? 僕は死ぬのか?どんどん意識が遠くなって いくのが自分でもはっきり分かった。も、 もうだめか。ま、まさかこんなことになる なんてよりこすまない。何もできなかった よ。これ起きたらあれじゃない?村まで 運んでもらってるパターンじゃない?省略 されるというかさ。 おお、やっぱそうだね。その時誰かに 抱き上げられている気がした。 誰だ?薄れゆく意識を必死に呼び戻し、 ゆっくり目を開ける。お、誰? ジーパンジンのえ、女の子?女の子なの? これ。あ、なんかおかっぱのま、この時代 。いや、でも平成かなんかもっと昭和の 時代とかのこんな感じがするよな。少女だ 。ショートカットの少女が僕を抱き上げて いる。なるほど。より以外にもヒロインが いるってことかな。 なんて悲しい目なんだ。ジーパンジー じゃん。き君は君は誰なんだ? いい。村を出るのよ。 ど、どういうことだ?何?幼い頃の記憶 みたいな。でも なんだか心地よい。母親か。い、いい匂い が。なんだ、 確かに主人公もこの村にいたんだよ。いや 、この村にいたわけじゃないのか。別の とこにいたのか。別のとこに一緒にいて、 そっからよりはこの飲酒村、もう勝手に 決めつけてるけど、このカ疎村にま、転勤 したというか、勤めてるみたいなことなの かな。病院っぽいな、ここは。 ああ、気がついたかね。白意の老人がそば に来て人の良さそうな笑顔で行った。なん だかよくわからないが、僕の頭と右足には 包帯が巻かれている。そう、心配するな。 ここは村の病院だよ。どうやら僕は助かっ たらしい。そういえば少女が僕を 金山先生、その時1人の警官が入ってきた 。どこかくびれた中年のとこでなんだか眠 そうな目をしている。しかも少し太ってい て呑気なたぬきみたいな感じ。ひどいこと 言うなお前。えっとこの人は書く必要ある かわかんないけど金山先生ね。 お、川村さん、ちょうど良かった。やっと 気がついたよ。川村さんが連れてきてくれ たのか。この川村が警察ね。はい。 そうですか。そりゃ良かった。 あの、僕はまだこの事態が飲み込めない。 あ、私はこの村の駐で川村巡査と申します 。警官は笑顔で言った。ぼ、僕はどうして ?いやあ。 はちょうど通りかかった時に自己を見つけましてね。運転車を探してたらえっとトさんでしたっけ?ええ、川村さ僕の免許を見ながら言った。あなたが車のそばで倒れているのを見つけて私がここに運んだ次第でしてめちゃくちゃ人だな。あなたがですか頭を切った。でもショートカットの女の子のイメージがね、主人公にあるんだもんね。 [音楽] [音楽] [音楽] 多分昔なんかあった時の記憶と混濁してんだよね。 え、そうですよ。そ、そん時そばに女の子がいませんでしたか。こうショートカットで。え、見かけませんでしたね。それに村にはそんな女の子はいませんよ。たらもう僕がああ、割り。 [音楽] ええ、じゃあ僕の見た少女は幻格だったのかな。 [音楽] ところで今回はご旅行ですか?それとも村 によでもえ、実はですねと言いかけて僕は 言葉を飲んだ。あま言わない方がいい可能 性もあるよな。ここで正直に目的を言って もいいのだろうか。少し考えて僕は嘘を つくことにした。ほう。相手は警官だ。 下手に疑われて面倒なことになったら彼女 のことを調べるどころじゃなくなって しまう。まあそういう考えもあるかな。 そう。今彼女の死の真層を探ることが先結 だ。どうやって探んのって話だけどな。 なんか事情言わないと探り用もなさそうだ けどね。少し落ち着くまで目的は秘密にし て様子を見よう。じ、実は旅の途中でして 特に急ぐわけでもないんで少し休んでから 帰ります。あ、せっかくだから村の建物で もしていこうかな。なは なはって笑う。2人は顔を見合わせている 。この村に旅行ね。 ん?おお。なんか意外と栄えてる。栄えて はないけど建物あるな。あ、え、この村に は宿がないんですか?そうなんですよ。 そりゃったなあ。僕は川村巡査と一緒に 金山委員を後にし、村の中心部を歩いてい た。ま、中心部と言っても村で唯一の信号 と何件かの焦点があるだけであは山と畑の 平和な世界が広がっている。幸い金山石の 治療のおかげで体調は思ったよりも回復し もう歩く分には問題なかった。意外と明意 なんだな。しかし困ったな。宿がないだ なんて。とにかく何としても村に留まって 彼女のことを調べなければ関係者がいるん だろうね。も学校だよね。調べるとしたら この2人も悪いやつだったらやだな。 やはり事件の真層はこの村のどこかに隠さ れてるような気がしてならない。どっか 住んでる場所もあるはずだからな。どうせ こんな村見て歩いたって面白いものは何も ないですよ。川村じさん言った。 やっぱり隣町まで送っていきましょう。 あそこなら宿や民宿もありますし。いえや です。僕はつい大きな声を出してしまった 。ちょ、冗談じゃない。今はまだ村を去る わけにはいかない。しかし僕のあまりにも 強い否定に川村ジュサー口を開けて驚いて いる。ま、ま、まずい。あ、雨が降りそう だな。僕はごまかそうとした。こうなっ たら話題を変えよう。そうすれば あら、本当だ。こりゃ荒れそうだ。川村 ジュースは空を見上げていった。よしよし 。成功だ。 [音楽] んさ、雨が降らないうち煮ぎましょうな。 何? ギャグ漫画みたいな。な、何?どうしよう ?このままじゃ本当に村を追い出されて しまうぞ。ああ、どうしました? どうする?だめだ。いいアイデアが浮かん でこない。ああ、明日にしましょう。僕は 思いついたまった。え、でも早く帰った方 がいいんじゃないですか?いいんです。嵐 になってまた事故でも起こしたら大変です から。よし、レゾード偉らい。よくやった 。しかしでも宿ないしな。ああ、まだ事故 のショックが。僕はわざとらしく頭抑えた 。これは少し休まないと。ああ、仕方ない ですね。じゃあ私の実家に来ませんか。 めちゃくちゃいい人じゃん、この人。目 かけてんぞ。レトルト見かねたのか。川 巡査が行った。いや、やった。ラッキー。 え、そんななんだか悪いなあ。僕は心にも ないこと言った。え、心にもないこと言え 。心にはあれ。これ悪いなは思え。いや、 遠慮しないでくださいよ。どうせ23日で 帰るんでしょ。それぐらいだったら川村 ジュースは行った。いい人だな。ほ、 とりあえずはうまくいった。しかし川村じ はやけに僕を村から追い出したがってる ような気がするんだが。なるほどね。に なんかこの村にはわけがあるわけだ。僕が 得体の知れないよそ者だからだろうか。 それとも村にいてはいけない理由でもある のだろうか。隠してる何かがね。とにかく 怪我の方も心配ですから是非どうぞ。じゃ 、おに甘えて。と言っても全人だよな、 この人は。純差は僕たちは再び歩き始めた 。 全然いい人だと思うけどな、この人。あ、 出た。通りを曲がり、山の方に向かって 歩いていくと、そこに村の文庫が見えてき た。木造の何とも懐かしい感じのする 小さな校舎だ。よりはここで教師をしてい たんだな。僕は不に彼女のことを思い出し て肛門の前で足を止めた。ここは絶対 なんかヒントあるよね。この学校の中に 事件を解く鍵があるかもしれない。そうだ 。同僚だった教師に話を聞けば何か分かる かも。どうしました?先を歩いていた川村 巡査が言った。え、いや、別になんだか いいですね。都会じゃもうこういった校舎 はないんですよ。つい珍しくて。僕は うまくお任した。うまいか。ま、今のは まんざら嘘でもないんだけど。 そう。ただ遊びに来ているのならばそれで 住む話なのだ。しかし今は彼女の事件の 真層が分かるまで目立った行動はできない 。また追い出されそうになったら大変だ。 ここは我慢して後でゆっくり調べよう。 私には分かりませんね。川村巡査は少し 呆きれた顔で言った。私らにとってはただ の文行なんですがね。さ、とにかく急ぎ ましょう。川村じは僕をせかすように言っ た。隣町に本向があって、ここの村に集落 に文行があるたちかな。あ、川村さん、 その時校校舎からジャージ姿の男が慌てて 走ってきじゃない?水谷先生ね。はいはい はい。こいつ犯人かもしれんな。 どうも。ちょうど良かった。み先生は 痩せ方で教師というには何か迫力にかけて いた。はあ。ジャージどちらかというと 頼りない感じがする。犯人候補だからな。 この教師は彼女のことを何か知っているの だろうか? うん。あの2年生の津田英子を見ません でした。角田 2年生ってことは小児ってことかな?2年 生ね。汗をかきながら三谷先生が行った。 いや、今日はまだ見かけてませんね。 よかったなあ。いや、宇田さんが怒って 電話してきましてね。みたい先生は泣き そうだった。親か土地開発の会議で隣町に 行くそうなんですが連れて行くはずの娘が まだ戻らないと言うんですよ。土地開発 ってことは結構角だけってのはこの村では 有名家みたいなさ。この村の中では もうとっくに帰ったはずなのに あの子のことだから多分裏山の丘で遊ん でるんじゃないですか。神村じさは呑気に 行った。らしかの言葉だったか。こんな 田舎じゃ誘拐事件の心配もないのだろ。そ 、そうですかね。もし見かけたら、もし 見かけたら家に帰るよう言っておきますよ 。 ああ、やっぱ怒らしちゃいけない人なんだ な。怒らせたらどうなるんだ さ。行きましょうか。意外なほどあっさり とした口調で川村じは言うとさっさと歩き 始めた。ま、待ってくださいよ。本当に この人は警官か?ま、でも村のかな感じ こんなもんなんだろうな。僕は慌てて後 追いかけた。 ま、別に出てくるだろう。え子ちゃんも。 ああ、すごい。すごいパトカーもあんだね 。さらに山に向かってしばらく歩くと今度 は村の駐在所が見えてきた。確かに外見は 交板のような感じだが、そのすぐ横に 洗濯物が干してあって何かおかしな感じが 。ここに住んでんじゃない?あるよね。 そういう交板。あ、駐所ってのはそういう ことなのかな。従所というぐらいで川村 じさにしてみれば自分の家なのだから 当たり前といえば当たり前の貢献なん だろうけどなんか駐在所って村とかにあり がちでそのお巡りさんがそこに住んでて なんか警察と一緒みたいなななんか見た ことあんなテセウスの船とかで見た 私は生まれも育ちもこの村でしてねキの 都合ここに妻と2人で住んでいますが少し 行ったところに実家もあるんですよ。川村 さん行った。ええ。その誰も住んでない とこを貸してくれるってこと?親がいんの かな?へえ、そうだったのか。 じゃ、村のことについて色々知ってんのか な?文のことを聞こうとした。A子ちゃん のことについて聞こうとした。ま、A子 ちゃんも気になるけど、やっぱ今はよりこ よ。文のことを聞こうと思った。彼女に ついて何か分かるかもしれない。じゃあ、 あの文にも通ってたんですか?僕は さりげなく話題を小学校のことに移した。 え、まあ そっけな答えた。しかしさっきの水谷先生 でしたっけ?なんだか大変そうでしたねえ 。何せえ子ちゃんはつ田さんの娘ですから ね。と言うと宇田さんはこの村に古くから 住んでいる名家の人でして、いわゆる村の 実力者ってところですよ。ま、想像通りか 。ええ。最近では村の土地を買い集めて リゾート開発に力を注いでましてね。ま、 それで村の加疎化がなんとかなればいいん ですけど。ああ、まあ村の加疎をなんとか しようとしてるんだったら頑張ってる人か 。 なるほど。それでそれは三谷先生も慌てる わけだ。明家の娘がいなくなったとなれば な。教師として責任があるもんな。もう 帰った後の行動まで責任があるかつったら 怪しいけどな。特に特に水谷先生は津田 さんには世話になってますからね。もし 何かあったらま、そんな心配ないでしょう けど。呑キに行った。 世話になってんだな。警官にしては呑気だ な。 しかし他の先生も探してるんですかね。 教師はあの人だけなんですか?あ、 踏み込んだ。 しかし川村じサはその質問には答えなかっ た。ま、死んでるわけだからね。もう1人 いたとして、それがよりこだったとしたら 、まあ、筆にくい話だよな。 おお。少し気まずかったので僕はそれ以上 何も話さなかった。もしかしたら彼女の ことが聞けると思ったのに。やっぱり事件 のことは話したくないのかな。 中さん、その時だった。そこに大きな声が した。村の娘が息を切らせて走ってくる。 えこちゃんなんだかほっぺタの赤い素朴な 顔でお酒の髪が妙に似合っていた。おや、 こぶさんとこのナツきちゃんじゃないか。 結構なんか生徒出てくんだな、子供が。 こぶきこ でいいこれ。こぶきじゃないな。 楓です。楓出つきかな。ま、とりあえず ナツキちゃんってことね。待って。楓出で 合ってるタイ のずっとこ読み間違えてたらなんかね、 あんま良くないからカエでカエででもない な。な、何て読むんだこれ?何て読むん だろこれ?タタイ。えー、あった。これ 読み方読み方 ん帯び正しい。さんでいいのかな? 安さんかな?安 さんだな。安さん安つきさんかな? あ、ヤさんとこのナツきちゃんじゃないか 。ど、どこ行ってたの?探したよ。どうし たんだい。そんなに慌ててさ、さっきうち のポチを羨まで散歩させてたんだ。まさか 。 え、ポチをね、そういえば見なかったけど大きくなったかい? ああ、おかげさんでね。でも外で散歩はダメだって言っただろ。もし暴れたらどうする?どうする?外で散歩なの?犬どんな犬なんだ?大丈夫だ。ポチは大人なしい [音楽] 牛だから。牛なんかい?牛?牛にポチはないだろ。それでどうかしたのかい? [音楽] 優しく行った。 あ、それでポチを散歩してたらか川から これがそう言って娘は何かを指でつまむと それを川じさに手渡した。この娘さんって のはな何どれぐらいの人なんだろう? あら、 えいこちゃんの靴。可愛らしい赤い靴だ。 中には小さく2年角田子と書いてある。俺 めえちゃんみたいな感じになっちゃうよ。 これ 目の目じゃないって。 あ、ほらやっぱり裏山で受け取った靴を見 てそう言いかけた神村じさんの笑顔が どんどん青くなっていった。そうね。 大きく開いた目が地面を見つめ靴を持つ手 が震えている。 川村さん、どうしたんだろう。とにかく僕 は川村じさんの見つめる地面に視線を 落とした。まあ大丈夫だと思ってたら なんかピンチかもしれない。事件かもしれ ないってことだよな。 ま、もう普通のどうした?ち、うわ、思わ ず声を出してしまった。地面が見る間に 赤く染まっていく。こ、これは血だ。え、 その血は靴から下たり落ちていた。ええ、 靴は血で真っ赤に染まっていたのだ 。大変だ。川村は叫ぶと同時に走り出した 。 足にそんな血が溜まるってもう足が大怪我 してるみたいなことよりもなんか足が損傷 してみたいな言ってなかった?手だっけ? どっちだっけ? よりこの呪いとかそっちの橋になっていく のかな?でも赤側次郎だからどちらかと いうとミステリーな気がすんだよねえ。あ 、あれかな?山狩りって言うんだっけ? あの山をみんなで探ってんのかな?これ すごいね。グラフィック しっかりしてる。やはり夜になると めっきり冷え込んで白い息が上がった。 A子ちゃんの名を呼ぶ無数の声。ほぼに 散った松明のとしびがまるでこの世を 彷徨う人口のように山の中をごめている。 不気味な黒い雲が全てのものを隠して しまい、時々泣き叫ぶような雷の音が響い ていた。結局僕は黙って見ていることが できずに川村巡査に強引にお願いして一緒 に山の中を探していた。偉い。村中の人間 が借り出され、懸命の捜索がついたが、夜 になっても未だに発見することができ なかった。一体どこに行ったのか。あの靴 の血何か嫌な予感がする。ま、今この時代 だ本人のものかとかわかんないわな。 あ、うわあ。この役たずが僕のそばでは 門田さんが水谷先生を殴りつけていた。 津田さんだ。津田さんは みりのいい初老の男性でいかにも村の実力 者という感じだった。すいません。 うるさい。こいつ目 三谷先生がいくら地面に頭を擦すりつけて も津田さんは容赦なく殴り続けている。 いや、ひどいな。 言ってたんだ。とくこの男はあれほど娘 から目を離すなと言っておいたのに。本当 にすいません。もうみ谷先生はそういうの がやっとだった。殴られては晴れ上がった 顔が痛いだし。やりすぎだろ。今はそんな ことしてる場合じゃないだろ。まずは あー止めてみようか。ちょっと関わって みよう。見てられずにつ田さんを止めた。 確かに角田さんの気持ちも分かるけど。 いくらなんでもこれじゃ水谷先生 がかわいそうだ。下行だからな。 誰やねんって話になっちゃうけどね。 よそ者が。つさん、つナさん。僕は後ろ からつナさんを押さえたな。何をするんだ ?話せ。このよそ者が。落ち着いて ください。こんなことしたってえ子ちゃん が見つかるわけじゃないんですよ。さえ、 貴様に何が分かるんだ。俺も探してあげて んだよ。僕は津田さんに思いっきり 突き飛ばされてしまった。やはりそれでも 誰も止めに入る様子はなかった。この村の 人間は津田さんに逆らうことができない みたいだ。きっと津田さんに反抗すること は村での孤立につがるのだろう。なるほど ね。それは警官である川村巡査ですら例外 ではないようだ。僕は閉鎖された狭い村の 真実を少しだけ見たように思った。貴様、 邪魔する気か。つさんはとうとう僕に 殴りかかってきた。めちゃくちゃだな。 いや、やめてください。うさい。貴様 なんか。あ、いや、やめてくれ。なんで僕 が俺はもう今朝夢中打ちになったばっかな んだぞ。 おつ田さん、つ田さんとうとう。見かねた のか。金山石がつ田さんを押さえつけた。 あ、まあ、お医者さんは結構あれじゃない ?村での地位は高いんじゃない?それなり に助かった。 先生、止めんでください。こいつが、 こいつがいい加減にせんか。この人は事故 で怪我をしておるんだ。この人にも水谷 先生にも罪はない。 おお。金山石の言葉に津さん動きを止めた 。 えこ。そしてゆっくりと振り上げた拳を 下ろして唸れた。まあな、初老の人で1人 とかなのかな。とにかく固まっていても 仕方ありません。もっと散らばって探し ましょう。そうだ。川村巡査の言う通りだ 。今は一刻も早くA子ちゃんを見つけない と。ま、それがだね大事だから僕たちは それぞれ散らばってさらに山の奥に住む ことにした。どういう話になんだろうね。 これも誰か犯人がいるとかなのかな。でも 赤川次郎ミステリーだもんね。なんか元々 小説で魔女のなんちゃらっていうはなんか お話が2つあって、それを元に作られたの がこのスーパーファミコンの魔女たちの眠 りっていうゲームらしいんですよね。で、 ま、そのストーリーに、ま、他になんか サブストーリーみたいな、ま、分岐ですよ ねが3つぐらいあるっていう話らしいんで 、普通に面白そうだよね。それにしても僕 は一体何をやってるんだろう。確かについ で退屈な人生を送っていたのに、今じゃあ 松明片手に夜の山を当てなく歩いている。 うん。これでよりこに繋がっていくん だろうか。夢でも見てるんじゃないだろう か。あの平和な生活が懐かしい。振り返る と何もない退屈な人生だけど目の前に 恐ろしい出来事が待ち受けてるよりかはマ だ。高橋が懐かしいわ。よりこ彼女はどう なったのだろう。きっとあの文で平和の 日々を送っていたに違いない。それが あんなことになってしまって、一体彼女の 身にどんな恐怖が襲いかかったのか。いや 、わかんないな。これか金山先生がよりこ のこと好きで迫ったけど 腹いにみたいなパターンだってあるだろう しな。 何が彼女の命を奪ってしまったのだろう。 なんだろうね。あ、あれ?ふと割に帰ると いつの間にか辺りは誰もいなくなっていた 。お、おかしいな。お前迷うんかお前? しかしいくら辺りを見渡してみても不気味 な森があるだけで声も聞こえなければ人の 気配もない。やばいぞお前。そこには闇の 世界が静かにあるだけだよ。弱ったな。 ぼっとしてたからな。迷っちゃったかな? 僕はかなり不安になってきた。夜の知らん で迷うって怖すぎだろ。お前か。川村さん 返事はない。ど、どうしよう。ここは一体 どこなんだ?日のひ、あの光は見えないの ? あ、そっか。嵐が来るって言ってたな。う 、突然ものすごい音と共に近くで巨大な 先行が走った。雷が落ちたのだ。僕は驚い て思わずその場で頭を抱えて座り込んで しまった。 びびっくりしたな、もう。それにしても今 のはかなり近くに落ちたみたいだ。何せ山 の中だからな。気をつけないと。 そう思って立ち上がった時だった。突然目 の前の森が揺れた。何なな何かいるだ。 これさ、今から物語がさ、ホラーになるの かなんかミステリーになるのかとかさ、 そこら辺もまだ何も分かってないからね。 ま、どっちもあり得るかもしんないな。 どっちもこのゲームにおいてはあるかも しれんけど。 あの木の後ろに何かいる。よくわからない が僕の方じっと見ているようだ。でもA子 ちゃんの可能性もあるんじゃない?自然と 足が震え出す。心臓の鼓動がどんどん早く なっていく。ど、どうしようか川村さん。 僕は思い切って声をかけた。川村、川村 巡査がもうだけが頼りなんだな、こいつ。 え、えちゃんなんじゃないで。話聞けん じゃないの?ぎゃぎゃあ。その時、また 近くに雷が落ちた。 その途端、謎の影は森に向かって走って いく。僕は恐怖のあまり叫びながら ひっくり返ってしまった。情けねえやつだ な、お前。 使命感だけはあるのに。ありったけの勇気 を出して顔を上げてみる。しかしそこには もうあの影はなかった。何だったんだ?今 のは一瞬の光で相手の過ごし姿が少しだけ 見えたんだけど、なんだか見覚えになる ような気がする。え、知ってる人なんて なあ。え、よりこ 僕の頭に1人の少女のかな記憶が浮かんだ 。そうだ。思い出したぞ。あの時の少女だ 。 [音楽] おお 。ショートヘアの子。確かに一瞬だったが 、あれは間違いなく僕を救ってくれた少女 だ。おい、待ってくれ。とにかくあの少女 に事情聞かなくちゃ。すっかり忘れてたわ 、あの女の子のねこと。僕は立ち上がると 森の中に向かって走り出した。 どうなるんだろうな。ワクワクすんな。 マジで。 道なき道をかき分けて森の中を進むと少し 開けたところに出た。辺りを見渡すが少女 らしき人はない。何あれ?社代?くそ。 見失ったか。しかしいくら思い出してみて もあれは間違いなくあの時の少女だ。 やっぱり夢や幻格じゃあなかったんだ。 それならばなぜ川村じさは僕に嘘を言った のだ。おお、確かにいたってことか。どう して村にそんな少女はいないだなんて。 言ったのだろう。わからない。本当に わかんないな。まだ 彼女は村の人間ではないのか。だったら なぜこんな山に ん時歩と辺りを見渡すと向こうの森に何か あるのが見えた。これか。暗くてよく わからないが何かが立っている。あれは何 だ?僕はゆっくりと近づいていった。 ちょっとこういうなんかなんだろうな。 その 神だのみとか煮とかになんのかな。それは祠 [音楽] の世だった。祠らだよな。これはなんだってこんなところにあるんだろう。随分といのようだが一体何がつってあるんだ。祠 [音楽] の扉を開けてみることに。とりあえず触ってみようと思った。開けてみようか。祠 の扉 開けてみることでした。こんなこと絶対怖くてできないけどな。 [音楽] 中を覗くと何かあるようだが暗くてよく わからない。ここは1つ思い切って開けて みよう。そして僕はその扉に手をかけると そっと力を入れた。ゆっくりゆっくり。何 ?え? レトードさん。うわ。突然後ろから声がし た。驚いて振り返るとそこには川村巡査が 立っていた。おお。川村巡査。俺金山って 言ったっけ?さっき。サ村じさん どこにやってたんですか。急にいなくなっ て心配しましたよ。じさんありがとう。 え、いやあ、ちょっと迷っちゃいまして。 ここはわかんなかったなあ。 ああ、びっくりしたな。祠の中から何か 飛び出してきたのかと思った。た、驚かず だよな。助かっただろ。でも そ、それで見つかりましたか?ダめですね 。 もう行けるところは全部探したんですが。 そうですか。とりあえず川村さんにはあの少女のことは黙っておこう。この奥の森は僕は祠の向こうの森を指びさした。 え?いや、まだですが。 そうですか。行ってみましょう。 ま、もっと。 え、そっちはダメなんです。なんかあんだな、この村には。川村サは気まずそうに行った。何言ってんですか。もう向こうしかないんでしょ。 僕は少しイライラしながら行った。こんな 時に何を呑気なこと言ってるんだ? ああ 、でもこれ姿が分かったな。嬉しい。なん か今まで姿はさ、分かんなかったわけ じゃん。あ、セレクト押した。あ、え、 セレクト押したらこんなんある。すごく ない?会社ってある。え、登場人物表 なんてあるんだ。お、すごい。俺が主人公 。左が名前で右があの、ま、誰かってこと だよな。よりこ彼女で1245会社の誰か まだ会ってない人がいるってことだよね。 これ 高橋カおって言うんだ。 じゃ、俺は中島だな。はい。主人公の部屋 。え、何?主人公の部屋にこんなに登場 人物がいんの? 栗原お名前出ちゃ、出てきちゃってんな。 栗原書いとこ。名前出てきちゃってるよ。 栗原え 。これ女の子ね。ショートカットだよね。 多分これ 川村巡査金山石。金山委員にまだ看護師 さんとかいんのかな。ああ、水沢先生 でナツちゃん村の娘。 え、すごい面白い。村の実力者。ええ。あ 、でもこんだけか。34に出てくるんだね 。へえ。セレクトしたら結構面白いこと 起きた。消えないかなとか思ったんだけど 。あ、え、スタートをしたらこの今いる 場所みたいなが出るんだ。うわ、面白い。 ちょっと説明書見ていいですか?ちょっと このゲームちゃんと箱ま、俺なんでね、 スーパーファミコン1000本以上持って ますんで。もちろん持ってるけど、 ちょっと説明書を見さしてもらって、 このゲームが、このゲームのちょっと見方 とかあるかな?あ、すごい。なんか実写で 色々書いてたりするなあ。 なんかね、1章と2章がどうやらある みたいなんだけど操作説明。あ、Yで ページバックできんのね。 あ、えっと、 ま、村のマップ見るでしょ、これ。ここし たらああ、消えた、消えた。左はあれだよ ね。あのジャージの先生だよね。あの水谷 だ。お、意外と太ってねえな。川村 で金山先生が右の金山先生なんかどっちか 発明とかしてそうだけどな。 え、面白い。やっぱマルチエンディング ですね。村の地図とか。登場人物とかなん かこのゲームの説明書いてあって面白いな 。えー、面白い。 あ、赤川次郎先生の見た目とかも書いて ありますね。これゲームがさ、発売した 段階でこの説明書にさ、もう攻略本と サウンドトラックのその説明というか発売 しますよみたいなことは書いてあんの すごいよね。今出ないもんな。攻略本とか サウンドトラックとかね。 うん。 あ、えっとこれで あ、先生、レトドさん、先生、レトドさん が谷を探そうとして。 うん。だめなのかな?その言葉を聞いた 瞬間、全員が沈黙し、それぞれが顔を 見合わせて立ち着くんだ。 え、 谷にやべえ奴らがいるってこと? ま、まさか谷の連中がそ、そんなバカな、 そんなことは絶対ありえん。谷の連中。 あの森の向こうに谷があるのか。え、谷に 誰かが住んでるってこと?キングダムで いう山の民みたいな謎の組織があんの? 集団が山族みたいな。何を言ってるん だろう。 みんな青い顔して黙っている。僕は少し 焦った。どうしたんですか?早くしないと え子ちゃんが だめなんだ。金山石が重い口を開いた。 どうしてこの先の森には入ることはできん のだ。なんだって一体どうなってるんだ。 水谷先生も川村じさんは僕を見つめている 。一瞬切せに寒いものを感じた。じゃあ ショートカットのおそらく栗原さんは その谷の人ってこと?あ、てかよく考え たらこのゲームのタイトル魔女たちの眠り だから魔女がいるってことか。なるほど。 谷には魔女がいんのか。そっか。タイトル でタイトル回収かもしれんな。これ みんな昼間の人のいい村人の顔ではない。 金山石はためらえながらも言葉を続けた。 都会から来たんには信じられんかもしれんがの。この森の奥には魔物が住んでおるんだ。 え、ま、魔物だって。この祠にはその魔物を沈める神が待つであって、その先の森へ入ることは昔からの言い伝えで禁じられておるんだ。山は低い声で言った。 [拍手] [音楽] 魔物が谷を守っておっての。村の人間が森 に足を踏みれるとわいが訪れると言われて おるのだ。僕は驚いて言葉が出なかった。 本当にここは現代なのか?バカな。僕は どうにも納得がいかなかった。今はそんな くだらない昔話をしてる時じゃない でしょう。もし向こうによ様の貴様に何が 分かる?金山石は怒鳴った。あの人の良さ そうな老人が女のような顔で睨みつける。 ま、実際にいるってことなのかもな。たえ 、どんな理由があってもその森に入ること は許されんのだ。魔物を怒らすわけには いかんのだ。僕はその言葉にすっかり頭に 血が登ってしまった。こんな時に何をバカ なこと言ってるんだ。村のこともう少しは 考えてあげてもいいと思うけどね。もう 我慢できない。じゃあ村の人間じゃない。 その僕なら関係ないでしょ。そういうと 同時に僕は森に向かってお前さっきまで 迷子になってただろお前。よしせ ん。自分の運命を帰るつもりか。なんだ それ?金山石の必要な叫びを背中で聞き ながら僕は森の中へに入っていった。 大丈夫?お前迷子になるぞ。単純に。なん だ自分の運命よって。もう後をついてくる ものは誰もいない。森の中は闇の世界だ。 なんかさっきまでの森とは別の不思不気味 で重い空気が漂ってる。確かに魔物が住ん でいてもおかしくはないが。大丈夫かお前 ? 今日嵐なんでしょ。うわ、再び先行が夜の 闇に走った。まるで魔物の怒りであるかの ように。ま、まさか魔物だって。は、馬鹿 らしい。この科学が発達した現代。お前 さっき一影で怯えてただろう。しかし谷と いうのは一体何なのだろう?魔物が谷を 守ってるって。あーん。分からない。自分 の運命を変るつもりか。不いに金山石の 叫びを思い出した。なんだってあんなこと 言ったのだろう。運命だって。そんなもの はとっくに変わってしまったさ。まあな。 それはそうだ。あの電話をうわ。 ち恵、これ。その時だった。突然目の前が 開けて信じられない光景が僕の目に 飛び込んできた。ち、血だ。辺りの木々が に血がついている。てことは血といえば靴 にあった地だよね。 最も恐れていた光景を前に僕は思わず目を 背けた。しかしいくら必死に目を閉じても 生臭い血の匂いが僕を恐怖の世界に 引きずり込む。どんなに否定しても最悪の 結末ばかりが頭に浮かぶ さ。先に住もう。そうだ。今は現実を見る しかないんだ。お、よくすごいね。勇気 あるな。たえどんな結末が待っていようと も逃げちゃだめだ。僕はそう自分に聞か せるとなんとか震えを抑えて再び歩き出し た。怒り信じ以来の逃げちゃだめだ。 いただきました。勇気あんだよな。ただ 臆病なのよね。病なのに勇気があ るっていう謎パターン。そしてしばらく 歩いたその先に無常な答えはあった。え、 死んでる。うわあ。 そこは真っ赤な森だった。辺りの木々の ほとんどがべったりと赤い地で染まって いる。そして地面に広がる血の海の中心に は人間のようなものが横たわっていた。 ええ、なんでここ入っちゃったの?それは 悲しいぐらいに細くてうわあ、真っ赤だっ た。喉がずタズタに引き切り裂かれ。 うわあ。 うわあ。情け容赦ない現実を前に僕は叫ぶ ことしかできなかった。もう帰りましょう わ。これもうどうしようもないんだから。 魔女、魔女が眠ってるってこと。お、神社 翌日。お前よく帰れたな。うわあ。冷たい 雨が降る中田英子の葬儀が3巻の小さな寺 で行われた。で、もうなんか数日ごとにね 、死んでるな、誰かが。太陽の見えない空 の下を村中の人間が重い足取りで集まって くる。これは村の権力者の人かわいそうだ ね。 当然その中には金山石を始め川村巡査など の声顔もあったてことは入ってったのかな ?入ってって遺体は運んだってことかな? 結局森には入ったのかな? ああ、つさんはよほどショックだったのか 。寺の外に出たまま傘も刺さず雨に打たれ ていた。なんか復讐とかしそうだな。その そばではどうしていいのか分からない感じ で水谷先生がオロオロしている。ま、そう なるわな。証拠を済ませると早々に外に出 た。僕が見たあの無惨な死体と家営で 微笑む少女の姿が重なってとてもその場に いられる気分ではなかったのだ。小さな棺 が悲しみをさらに大きくする。悲しいなあ 。村人たちの冷たい視線にも僕はどうして も耐えることができなかった。昨夜の騒動 以来村人たちが僕にテキーと憎しみを持っ てるのが痛いほど分かった。なんで一応 それでも見つけたわけじゃない。確かに僕 は村の金を破ったかもしれない。しかし それにしてもこれほど態度が変わるなんて どこか異常だ。 もっと何か別の理由があるんじゃないか。 この村にはとてつもない秘密が隠されてる ような気がする。そうね。魔女だよな。 ちっともあれだよね。あのより子のことが わからんな。レトルトさん、川村巡査が 立っていた。それで何か分かりましたか? 僕は思い切って聞いてみた。え、まあ色々 と大体検討はついてますが曖昧に答えた。 そりゃ捜査状況を一般市民に話すわけは ないが。犯人の検討がついてる割には夜け に落ち着いてるな。検討ついてんだな。 なんだか操作をしたという感じじゃないし 。 僕は不に森の中であった謎の少女のことを 思い出した。これが谷のやつ?ま、まさか あの少女が犯人なのか?確かに村中が 集まっているこの葬式の中に彼女の姿は ない。あの少女は何者なんだろう? もう村を出た方がいいでしょう。後で送っ ていきますよ。でも優しいよな。川村じ さん言うたって目を合わさずにそう 言い残すと川村じさ去っていった。 まずいな。このままだと村追い出されて しまうぞ。こうなったらのんびり調べて なんかいられない。できるだけカ村巡査に 合わないようにして一刻も早くよりこの死 の真層を突き止めなければ。でも村の人 もう協力してくれないだろ、これ。僕は 少し慌てて寺の外に向かって歩き出した。 誰も話聞いてくれなそうだよ。 経済から階段を降りていくとそこでは村人 たちがざめえていた。最初は僕に対してか と思ったが、どうやら違うようだ。村人 たちの線は僕と入れ違いに階段を登ってい た模服姿の女性に集まっていた。まさか 村人たちの異様な視線の中をその女性が ゆっくりと階段を上がっていく。村人たち の緊迫した空気が僕にも痛いほど伝わって くる。それは憎しみや適意の感情だろうが 、その凄まじさと言ったら僕に対するでは ない。え、 悪魔女 1つ間違えば殺意のようなそんな異様な 空気だった。 しかし女性の方は少しもひむことなく歩い てる。まるで自分の立場が分かってるよう な感じだ。 この女性は何者なんだ?なぜここまで村人 に反館を勝っているんだろう?何時に来た ?その女性が上にたどり着くと同時に須田 さんが今にも殴りかかりそうな勢いで出て きたのが見えた。 え、水谷先生はそれを必死に押さえている ようだ。女性が何か話してるようだが、 階段の下からではなでは遠くてよくわから ない。ただ津田さんの怒鳴り声だけが 聞こえてきた。 そして何?誰? え、え、えー ええ。 うわ、 毛服来てんだよな。普通に殺人じゃない? 今のあまりに突然の恐怖に体が凍りついた ように動かない。なんだ、お母さんかな? 出てったお母さんみたいなさ。僕の目の前 には階段を転げ落ちたあの女性がまるで 壊れたマネキンのように不自然な形に 折れ曲がっている。乱れた髪の向こうから 恨めしそうに僕の方睨んでいる。い、俺に 、俺を睨んでも地面の道溜まりがすっごい つつ赤く染まっていた。女の人がよく死ぬ な、このゲームは。どう見てもこれはしし し死んでる。しかも犯人いるし。そう思っ ても体が言うことを聞かずそばによる どころか目を背けることすらできない。い 、息が、息が苦しい。本当にこれは現実な のか?もう頭が真っ白でよくわからない。 は、早く運ぶんだ。 うん。その大きな叫びで僕は我に帰った。 おお。あ、金山石はさすがにちゃんと医者 としてのね、使命を果たすんだな。 ものすごい勢りその女性に駆け寄っていた 。 何やっとる?早くしろ。金山市の絶叫で ようやく止まっていた時間が動き出す。 呆然と立ち尽くしていた村人たちがまるで 呪い湯を解き離れたかの解き放たれたかの ように動き出し、あっという間に彼女を 抱えて寺の形に入っていった。あ、経済に 。そして水谷先生が立ち尽くしていた津田 さんの肩を抱えるようにして後について いく。つ田がやったんだろ。すごいことが 起きてんな。この村、もう出た方がいい ですよ。僕は全身の力が抜け、濡れた地面 に膝をついてしまった。しかし立ち上がる 気力はない。もう周りには誰1人いなかっ た。まるで何事もなかったかのように 悲しげな雨が非常に降りかかる。もう何が なんだかよくわからないね。今見ていた 光景は本当に現実だったのだろうか。 あの女性がゆっくりと階段を上がっていき 、そして津田さんが刃物か何かで指した ような。確かに刃物っぽかったよな。今 怒ったことなのにいくら考えてもよく 思い出せない。もしかしたらあの女性が 自分で足を滑らせて落ちたのかも。いや、 なんか殴ってたよ、とりあえずお腹を。 だめだ。自分の記憶に自信が持てない。俺 は見たぞ。なぜこんな恐ろしいことばかり が起きるんだ。どうして僕がこんな目に? いや、お前は特に別に大した目には合って ないけどな。 お前がこの向かって向かってってるよな。 むしろ信じたくない現実が冷たい雨と共に 容赦なく僕を打ちのめした。 1時間ちょっとだけどなんか激動の展開だ な。 うん。 その後どうしたのか僕自身もよく覚えてい ない。お前記憶というかよく失うななんか 。ただ川村巡査の実家には帰る気が起きず 村外れの使われてない苗悩を見つけてその 中で眠った。すごいなお前。目が覚めると いつの間にか雨を上がり破れた天井から 不気味なほどに青い月が見えていた。祠 魔物谷謎の少女小学生ああ模服の女性 よりこ 混乱する状況の中で僕の頭の中には様々な 謎が浮かんでは聞いていった。溶けんのか これ謎。よく考えるんだ。僕は一体どう すればいい?どうするのが1番いいのか? ここが運命の別れ道だ。考えるんだ。え、 大事な選択肢来そうだな。え、 謎の少女のことを調べようと思った。あの 少女は一体何者なのだろう。うん。まあ そうね。栗腹っぽいけど。どうやら村の 人間ではないようだけど。もしかしたら 彼女の死と何か関係があるだろう。あるの だろうか。僕は不にそんなことを考えた。 あの少女の謎が解ければこの村の秘密や 彼女の死の真層が分かるような気がして ならない。 分かんのか。一体この村にはどんな真実が隠されているのだろう。お、なるほどね。でも何も想像つかないというか。翌日夕方になるのを待って僕は村の中、 [音楽] 村の中心部に向かった。あの森に入ったことで人たちは僕に敵を持ってるはずだ。昼間に目立ったとはできない。あ、もういされる可能性もあんのか。 僕はさらに用人を重ね、ナにあった作業技 と麦帽子で変装して歩いた。いえ、村は もう人が少ないからね。変装したって バレるだろ。村の中は総然としていた。え 、包丁やクアを手にした村人たちが忙し そうに走り回ってる。え、昨日までの平和 な風景がまるで嘘のようだ。いいか、急げ 。それじゃない。あっちの大きなやつだ。 村人たちの叫び声が響き渡る。何が起き てる? 女も子供も年寄りもみんな必死の行素で 武器になるものを集めている。谷のやと 戦うのか?まるで戦争のようじゃないか。 一体何が始まろうとしてるんだろう。僕は その異様な光景に少し切が寒くなった。 まあいい。とにかくこんなところで 見つかったら大変だ。僕は気づかれない ように用人しながら足早にその場を離れた 。 何が起こるのこれ?今から 山に向かって歩いていくと寺へと続くあの 石段が見えてきた。辺りは不気味なほど 静まりに帰っていて人の気配はまるでない 。きっと村の人間はみんなあの中心部に いるんだろう。お前どこを調べに行くん だろうな。そもそも祠の奥に行くのかなあ 。不に昨日の恐ろしい光景がノりに蘇った 。なぜあんなことが?どうしてあの女性は 死ななければならなかったんだ?逮捕され ないの?これ とにかくこの寺をよく調べてみよう。どこ かにヒントが隠されているかもしれない。 石団を調べる。石団調べてみる。石団 なんか落ちてるとか石団を調べてみようと 思った。もしかしたらあの時に何か落とし てるかもしれない。僕は顔を近づけようと しながら石をゆっくりと上がった。ある なんかない?ああ、まないわな。そんな 都合のいいもの。 雨だったせいか血の後すら残っていない。 あの殺人事件揉み消すのかな?それどころ か神く1つ落ちてるな。落ちてんのかい。 なんだあれ?よく見ると石段の片隅に 小さく折りたまれた髪が落ちていた。雨に 濡れてぐしャぐしャになっている。僕は 何気なくその髪を拾うと破れないように 慎重に広げてみた。 お札なんだろう?どう見てもお札のようだ けど。何か字が書いてあるが縫えている せいがよくわからない。お守りか何かかな ?あの女性が落としたのだろうか。ま、 そうとも限んないけどな。大量にしといた し、その時だった。 あ、本当にどこに行ったんだろうな。俺の ことかな?さあ、石団の下の方から人の声 が聞こえてきた。どうやらこっちに来る ようだ。ど、どうしよう。見つかったら 大変だ。早く隠れなきゃ。 そばにあったしに飛び込んだ。ああ、 よそ者だ。それでよそ者のことなんですが ね。なんだってそこに現れた人影を見て僕 は驚いて声を出しそうになった。 おお、金山と殺人鬼角田が喋っててんだ。 信じられない。どうして村の中をうろうろ してるんだ?ああ、そうだよね。津田さん は昨日あの女性を殺してるんだぞ。捕まっ たって思ってたんだな。やっぱり津田さん はあの女性を指しちゃいなかったのかな? あれは僕の見間違いだったのか? うん。とにかく川村に調べさせたら やっぱりあの先生の知り合いらしいんです よ。お出た。より さんは言ったしまった。バレたか? そうか。だから村を出たがらなかったんだ な。 ああ。の実家をにおいて感視させるつもり だったんですが、どこに行ったんだか。あ 、じゃ、元々実家に入れいたのも、あの 実家を紹介されたっていうか、止まれてた のも監視のためなんだ。僕を監視するだっ て。じゃ、川村巡査が宿を世話してくれた のは津田さんの命令があったからなのか。 やっぱりあの川村巡査ですら津田さんの 言いなりだったんだ。面白くなってきたね 。でもどうして僕を何か知られたくない ことがあるのだろうか。 しかしのこれだけ探しても見つからんと なるともうすでに谷の人間にやられとるの かもしれんな。金山石は心配そうに言った 。 うん。もしあのよりこ先生みたいになって おったら その時はわしがあの女のように差し殺して やりますよ。津さんは憎しみのこもった声 で叫んだ。お、ってことはあの女は谷の 人間ってことだよね。あのさっきのロンゲ 、ロンゲというか挑発の怖い女性。くそ。 やっぱり津田さんはあの女性を指したんだ な。権力であの罪を揉み消していたんだ。 谷の人間がすげえ悪いやの可能性もあるよ な。まだね。それにしても彼女に何があっ たんだろう。あの2人は何かしてるようだ けど。 そうだ。もしかしたらツ田さんいや、ツ田 の野郎が彼女を殺したんじゃないのか。 いや、なんか関係なさそうだけどな。 先生を先生のように谷の人間、今の文章的 には谷の人間が先生を殺したと思ってるよ ね。で、このよそ者であるレトルトも殺し たらおわしは許さんぞっていうように 聞こえたけどな。とにかくああ 、とにかく谷の人間は全て始末してやる。 英子を殺されたんだ。絶対に許さん。砂 さんの声は恐ろしいほど殺に満ち溢れてい た。それで戦争になってるってことか。角 だ。 ああ、とにかく今よそのどころじゃあり ませんよ。早く運びましょう。そういうと 2人は寺の横にあるやの中から武器になり そうなものを運び始めた。 ってことは何人もいんのかな?その谷の 人間。しかし何がどうなってるんだ?谷は 本当にあるのか?A子ちゃんを殺したのが 谷の人間だなんて。どうもまだ話がよく わからない。それにこの村の騒ドはたごと じゃあなさそうだ。 まあいい。とにかく彼女を殺したのは きっとに違いない。めちゃくちゃだな。 お前の推理。出ていて2人から真層を 聞き出そうと思った。ちょ、もう少し様子 見させて。こいつちょっと冷静じゃなさ すぎる。もう少しだけ様子を見ようと思っ た。彼女のことを考えるとすぐにでも 飛び出してツナの野郎を殴ってやりたい。 締め上げて彼女の死の真層やこの村の秘密 を聞き出したい。 しかし今2人の前に出て行っても騒ぎに なるだけだ。もう少し我慢してここで様子 を見よう。そして1人になったところを 狙ってゆっくりと聞き出してやる。こいつ 危ないな。僕は拳を力いっぱい握りしめて 自分の心を押えつけると息を殺してしの中 から2人の様子を伺った。おお、バレてる 。お前そこで何をしてるんだ?その時だっ た。突然後ろから声が聞こえた。なんだ? 驚いて振り返ってみると。誰?うわ、 めっちゃいるじゃん。 見つかったレベルが高すぎるな。こんな 大人数に見つかるとは。そこにはいつの間 にか村人たちが集まっていた。みんな手に 包丁や鉄パイプを持ってこちらを睨んで いる。何してるんだ?村人の1人が叫んだ 。みんな僕を黙って見ている。あ、ああ、 しまった。見つかったか?どうしたんだ? 騒ぎを聞きつけて角だと金山石がやってき た。お、お前生きてたのか?いや、優しい 人たちなんじゃないの?僕の顔を見るなり に角田驚いていった。 うるさい。この人殺しめ。こいつ何も考え てないな。話は聞かせてもらったぞ。貴様 、彼女に何をしたんだ?落ち着け。わしは 何もしとらん。嘘だ。お前が彼女を殺した んだろ。ばバカ言うな。あの先生は自分で 死んだ。ス田は必死に言い訳をした。この 野郎どこまでつくつもりだ?俺この主人公 やだな。ちょっと何を持って決めつけてん だ。僕はもう完全に頭に来た。黙れ。あの 葬式の女性のように彼女も殺したんだろう 。そして僕も殺す気だな。こいつ何を言っ てるんだ。しかし僕の絶叫を聞いて村人 たちは首をかしげている。貴様らも津田の 仲間だろう。どうして彼女を殺したんだ? おい、様子がおかしいぞ。気をつけろ。 もう谷の人間かもしれん。村人の1人が 叫んだ。お前のせいで状況悪くなってん じゃねえか。そうだ。こいつは魔物の森に 入って生きて帰ってきたからな。もしかし たらA子を殺したのはこいつかもしれんぞ 。なんでや?バカな。僕じゃない。僕は村 の谷。僕は谷の人間なんかじゃあない。僕 は必死に否定した。ほら、お前が余計な 騒ぎ。騒ぎだから逆に立場逆転したじゃ ねえか。 しかしどういうことだろう?谷の人間って 一体話聞かしてもらおうや。村人たちは僕 をじっと見せている。その目は憎しみに 満ち溢れ殺意さえ感じられる。 [音楽] え?殺せ村人が呟いた。そうだ。やって しまえ。谷人の人間にはしよ。その声は どんどん大きくなっていく。谷人の人間に はしよ。うわ、なんだ、なんだ。 村人たちは不気味な言葉を叫び続けた。 そして手にした武器を振り上げながら ゆっくりと僕に向かって進んでくる。これ はまずいな。このままだと本当に殺されて しまうかもしれない。うわあ、僕は慌てて 走り出したこいつ。おい、いい加減にしろ よ、お前。こうなら逃げるしかない。お、 おい、待て。の絶叫が背後で聞こえた。 うるさい。待てるか。殺してはいかん。 追いかけるんだ。村人たちは一斉に僕の後 を追いかけた。つのだ。優しい人かもよ。 僕は村の中を必死逃げた。待て。待つんだ 。振り向くと村人たちはどんどん数を 増やしながら迫ってくる。追ってくる。 その中には女性や子供の姿もあった。助け てくれ。何がどうなってるんだ?まるで 自分が恐怖映画の中に迷い込んでるようだ 。全部お前のせいだろ。早く逃げなくちゃ 。このままじゃあ本当に殺されてしまう。 そうだ。とにかく羨まに身を隠そう。 とっさに僕はそう思った。おい、谷に行く じゃねえかお前。魔物の森に逃げ込めば 連中は追ってこないだろう。でももし魔物 が本当にいたどうしよう。いや、今はそれ どころじゃない。僕は気力を振り絞り羨に 向かって必死に走った。まあまあ、こいつ 殺されたところでまあ別にいいかなって 思えるな。 同じこと起きてんじゃねえか。羨めに入る 頃にはすっかり夜になっていた。どうする つもりなの?ああ、いたか。いや、だめだ 。まだそう遠くには行ってないはずだ。 そっちに回れ。絶対に探し出すんだ。魔物 の森を目指して羨に入ったまではよかった が、すっかり迷ってしまい。僕は村人たち に完全に追い詰められていた。捕まった方 がいいだろう。なんとかし身に隠れては いるものの、このままじゃあ見つかるのも 時間の問題だろう。逃げよにも自分がどこ にいるのかよくわからない。下手に動くと 見つかってしまうし、僕は途方にくれてい た。 この村は狂っている。 お前や。お前もこのこの村の古い具合と 大差ないぐらいお前も狂ってんぞ。角田が その権力で村を支配し、殺人を犯した ばかりか谷の人間を皆殺しにしようとして いるのだ。そして角田は彼女の死にも何か 関係してるに違いない。思い込みって怖い な。しかし谷人の人間とはどういった存在 なのだろう。あの、模服の女性は謎の少女 は英子を殺したのは彼女はどうして殺され なければならなかったんだ。この村では何 が起こってるんだ?ま、どう考えても娘を 殺されてるから怒ってるっていうね。そこ でちょっとなんかまあでもそれは起こるよ な。娘を大事な娘を殺されてんだから谷の 人間を許さないだろうなって。そういう風 な思考にはなるけどね。虚しい疑問が頭を 埋め尽くす。 もう何がなんだかわからない。お前もう 考えない方がいいよ。こうなったら谷に 行ってみよう。僕はとっさにそう思った。 ま、行ってくれ。きっとあの魔物の森の 向こうに谷があるはずだ。そこに行けば 全ての謎がはっきりするに違いない。お前 が死んだとしてもどうなるかが俺は知り たいからさ。なんとしても谷にたどり着か なければ しまった。そう思って一歩踏み出した時 だった。僕は謝ってカ引を踏みつけて しまった。そんな音で聞こえちゃう。いた ぞ。こっちだ。くそ。見つかったか。松明 の日が村人の声と共に近づいてくる。 ちくしょ。どうやら僕は完全に放されて しまったようだ。もう行くしかないわ。 突然し身の中に人影が飛び込んできただ。 ダめだ。やられる。僕は死んのか? おお し、静かにして。よく見るとそこにはあの 謎の少女が立っていた。来たね。その細い 手が僕の腕を強引に握る。早くこっちよ。 そして僕は少女に手を引かれるまま闇闇の 森を全速で走った。谷の少女なんだな。 ふ原さん どれぐらい走っただろうか。道なき森の中 をしばらく行くとあの祠の辺に出た。 ちょっと待ってくれ。もう走れないよ。僕 は足を止めて地面に座り込んだ。慣れない 暗闇みの森を必死に走ってもう息が上がっ ていた。急いでもう少しよ。しかし少女は 強引に僕の手を引っ張り立ち上がらせよう とする。ああ、頼む。休ませて。どこに 行くつもりなんだ?こ、殺すきか。聞いて みようか。 うん。僕は息を切らせていった。谷よ。 あそこなら村人たちも追ってこないわ。 なんだって?じゃあ君は他人の人間なのか ?そうよ。だから何をさ、早くして。お前 谷に行くって言ってたんだからいいだろ。 別に守ってくれ。だめだ。膝が震えて 立ち上がれ。お前谷に行くって言ってた だろ。頼むい。1分でいいからさ。僕は 必死に頼み込んだ。ま、疲れて るってことか。仕方ないわね。本当に少し だけだからね。よかった。ようやく少女は 諦めたようだ。 全く情けない。それにしても気の強い少女 だな。とにかく僕たちは近くのしみに隠れ て休むことにした。 ちょっと話聞きたいよな。ようやく話 聞けるかも。あの事故の時に助けてくれた のも君だろ。君だろ?どうして僕を?しの 中にしの中ですっこいつつを整えながら僕 は聞いた。 ああ、 先生の関係者先生にあなたの昔の写真見せ てもらったの。初恋いの人だって。あんた じゃなかったら助けたりしなかったわ。 彼女してるのか?僕はつい大きな声を出し てしまった。し、生徒だった。すいません な。教えてくれないか?えっと、名前は タえ。おお、栗原タえね。タえちゃんか。 タえでいいわよ。もう17歳よ。子供を 扱いしないで。 先生の教え語だったのかな?でも谷人の 人間ってせ学校行けんのかな? 昨日強い少女だな。 10歳といえばそんな年頃かもしれないが 。とにかくこの少女は何もかも知ってる ようだ。何としても話を聞かなくて ようやく知れる なあ。一体この村はどうなってるんだ?谷 だの魔物だの?村の連中はどうかしてる。 それに彼女のこともしてるんだろ。僕は絶 に聞いた。 ああ、黙ってるなあ。頼むよ。教えてくれ 。僕には知る権利があるだろ。あるかな? 僕はタヤの目を見つめた。諦めてたまるか 。 そうね。あんたには知る権利があるかもね 。僕の熱意が通じたのか。ゆっくりとタは 話し始めた。嬉しい。何もわからんかった から今まで。 嬉しい。ようやく真実の扉が開く時が来た のだ。 あの森の向こうには谷の集落があるの。 そこには谷の人間と呼ばれている私たちが 住んでいるわ。谷の人間?え、昔では 魔女狩りみたいなものよ。村8部になった 人間は谷に追放されてそこに済まなければ いけないの。そして谷の人間と呼ばれて 差別されるわ。そうだったのか。だから谷 の人間は谷を憎んでい、あ、村の人間は谷 を憎んでいたんだな。でも魔物の伝説って 僕は聞いた。魔物なんかいるわけない でしょ。村の子供が谷に近づかないように おき話で言ったのがいつの間にか伝説に なっただけよ。ああ、村の人間信じてんだ 。とにかく大昔から村人たちは邪魔な人間 がいれば谷に追い合って差別してきたわ。 1度谷の人間って呼ばれたら殺されても 文句が言えないの。そ、そんなま、やばい 村ではあるな。 こんな詐欺だって珍しいことじゃないわ。 ただ村に入ったというだけで殺された人も いるのよ。バカな。僕は今にも爆発しそう な怒りで胸がいっぱいになった。すごい 感情豊かだな、お前。何の理由もなく ひどい目に会ってきたっていうのか。 そんな何の理由もなくだなんて。僕は村人 たちに殺されそうになったことを再び 思い出した。お前も悪かったぞ。何の理由 もなくあの恐怖が毎日のように繰り返され てきただなんて。それで平気なのか?どう して立ち向かわないんだ?僕は大きな声を 出した。 先生もあんたと同じこと言ったわ。やっぱ よそ者というかよその人間はそういう感情 になるんだな。彼女がそうよ。そういった タえの目が今まで以上に悲しく見えた。 先生も谷のことを知って1人で村人たちと 戦ったわ。このことを世間に公表して罪を 償わせるんだって。ああ、なるほど。 よ子 彼女の孤独な戦いを考えると胸が痛む。 じゃあ村人に殺されてんのかな?なんか そんな感じじゃなかったけどね。だから 彼女は殺されたのか。僕の言葉にタは無言 で頷いた。ええ 、 津田が村人に命令して先生は谷の人間だっ て。うわ、 よりかじゃあめっちゃ悪いやつだったな。 主人公あってるわ。谷へ連れてってくれ。 ああ、復讐するか。ちょっと谷について もうちょっと見たいなあ。 谷へ連れてってくれ。僕は静かに行った。 そうだ。今はここで悲しみにくれていても 仕方ない。頼む。連れてってくれ。 分かった。タも静かに頷いた。見てろよ。 必ず生き残って彼女の恨みをらしてやる。 僕たちは決意も新たにしの中から飛び出し た。しかしその時だった。やっと見つけた ぞ。来た。あのシルエット来る。 し身を抜けるとそこには角田を筆騰に村人 たちが立っていた。水谷先生はもちろん 川村巡金山石もいる。探したぞ。こんな ところに隠れてたのか。どうして逃げたり したんだ。つ田が言った。角だ。タは恨み のこもった声で叫んだ。ああ、でもタえは そ角だのことやっぱ恨んでんだな。お前、 そのタの姿に村人たちは驚いてるようだぞ 。 おい、すぐに離れるんだ。金山石は僕に 叫んな。 その子は谷の人間だぞ。死にたいのか。 うるさい。何を言ってるんだ。彼女を殺し たくせに。 お、どっちなんだろうね。バカ言うな。嘘 だ。 お、でもなんだろうな。双方の意見が知り たいな。ね。お互いそう思い合ってるだけ で真実は別のとこにある可能性もある。 そいつのせいなのな。なんだってのせいで 。 お前さん何を誤解してるんだ?そいつは 人間じゃない。そいつこそが魔物なんだよ 。え?僕は思わず隣にタを見た。魔物? だめ。奴らはあなたを騙そうとしてるのよ 。タは叫んだ。聞くんじゃない。そいつは 、そいつの目的はお前の地だ。ちょっと 本当っぽい。つ田が言っただ。黙れ。 人殺しのくせに。彼女のことがバレない ように僕を監視してただろう。違う。お前 は谷の人間から守るためだ。できればこう なる前に村を追い出したかったんだが。 確かに追い出そうとしてたもんな。初めは 。 あ、その子は吸血鬼なんですよ。剣事を 構えながら川村巡査は言った。 どんなことを聞かされたか知りませんが、 その子の言ったことは全て嘘です。 ああ、 先生もあなたのように騙されてそいつに血 を座れたんです。そして自分も吸血鬼に なったことを知って死んだんですよ。え? そ、そんなバカな。そんなことが信じ られるか。僕は叫んだ。どっちだろう? 絶妙だな、これ。みんな何を言ってるんだ ? しかし村人たちは真剣だった。 うん。気持ちは分かるが本当なんだよ。 エクを殺したのもそいつだ。お前もあの首 の傷を見ただろ。とにかく死たくなかっ たらこっちに来い。え、あの子も殺したの ?こいつが角田が叫んだ。だめ、全部嘘よ 。信じちゃだめ。殺されるわ。早く谷に 逃げんのよ。タは僕を見つめた。お願い私 を信じて。一体何がどうなってるんだ?僕 は頭が混乱した。もう何がなんだか。ええ 、むず。これってセーブとかってあんのか ?これ難しくないすか?でもここでセーブ していつでもロードみたいな感じはないよ な。 あー、セーブはあるんだけど ここでセーブができるとかそういう感じで はないね。この感じだと。 え、どっちだと思う?これ。あ、どっちだ と思いますか?皆さん。これマジで絶妙だ よね。なんかどっちも信用できないっちゃ できないんだよな。 [音楽] でも村の人間が少なくともえ子 ちゃんは殺さないよなとは思うんだよな。 でもA子ちゃん事故って可能性もまあ全然 あるんだけど。 まあ、獣とかね、普通に森にいるクとか 例えばそういう可能性もあるはあるよね。 [音楽] でも初めから殺そうとしてなかったんだよ な。別にその主人公のことをさ、村人は殺 せってたけどなんか止めようとしてたと いうか。 村人信じてみようかな。 わかんないわ、これ。ちょっとなんか村人 信じてみるわ、俺。現実的なのはこっちか なと村人を信じたあの真剣な目。ま、 まさかとは思うんだけど嘘言ってる感じ じゃない。 えい。こうなった1がバチが肌タには悪い が村人を信じてみよう。コウモ野郎 ごめん。たえ僕は決心してタえにそう言う と村人たちに向かって歩き始めた。待って 。タが悲しそうな顔で僕を呼び止めた。 その瞳が僕を見つめている。聞かないで 殺されるわよ。でも 聞くんじゃない。早くこっちに来るんだ。 ごめん。タの顔を見ると辛くなる。僕は 俯抜いて歩き出した。騙されるかな?どう なんだろう?いいわ。仕方ないわね。あ、 ここで本書を表す可能性もある。 たえ。 谷までの我慢だと思ってたけど。え、 うお。なんだこれ?目からなんで血が 村人会ってた。お前の血が欲しい。ああ、 突然隊は僕に襲いかかった。助けて村人。 拳銃って。拳銃な。なんて顔だ。さっき までのタの顔じゃない。牙を向き出しにし た化け物だ。で、これさ、タ選んだら村人 がやばいっていうそっちの展開にな るっていうマルチシナリオの可能性も全然 あるよね。その登場人物の設定すらも 変わってしまうパターン。あまりの恐怖に 僕は地面にひっくり返ってしまった。 変身したタは僕に馬になって恐ろしい牙を 首筋に近づけようとする。 血だ。お前の血が欲しい。見開いた目が僕 のそばに近づいてくる。いや、やめろ。僕 はタの顎に手を押し当てて必死に抵抗した 。信じられない。やっぱりタは吸血鬼だっ たのだ。助けて。一応最後信じただろう。 村人 やれ。谷の人間を殺すんだ。村人たちが 一斉にタに殴りかかる。 [音楽] よりは騙されたんだな。しかしタはそれを 片手で簡単に投ぎ倒した。いや、でも村人 優しいな。。だめだ。川村巡査の拳銃 に。え、タはビクトもしない。マジの 化けモじゃん。 あなたが悪いのよ。あれだけ村を出ろって 言ったのに。ああ、 タは抵抗する僕を何度も殴った。殴られ てる。あの先生の知り合いだから助けて あげたかったけど、もう我慢できない。あ 、先生のことは言うて好きなんだ。仲間に しようとしたのかな?う、ぐだ。だめだ。 だんだん意識が遠くなっていく。 先生もせっかく仲間にしてあげたのに。 バカね。死ぬなんて。でもあなたなら きっと私たちの素晴らしさが分かるはずよ 。タはそう言いながら僕の首筋に近づいた 。もう抵抗する力は残ってない。く、くそ 。このままやられるのか。さあ、谷へ行き ましょう。どんどんタが近づいてくる。 お、それを使うんだ。あ、もしかしてお札 殴られて倒れていたが倒れていた角だが僕 の方を指差しながら行ったな。なんだ 髪か。おお、 吸血鬼ってこんなん効くんかな?お札って 。僕のそばにはあの時に拾ったボロボロの お札が落ちた。倒れた表紙にポケットから 出てきたのだろう。それを貼り付けるんだ 。その叫びに僕とタは同時に手を伸ばした 。 しかし僕の方がわずかに早かった。たえ。 僕は最後の力を振り絞ってお札をタの期待 に貼り付けた。 おお。ホラーノベルの叫び声。みんなこの 叫び声だな。タは額体を押し押えて絶叫し た。そこからは煙が出ている。おお、強い 。あの女性が落としたんだよね。あの女性 は何だったんだろうな。刺した女性は なんでね、わざわざ神社に来たんだろうね 。神社寺煙はあっという間にもえ苦しむタ の体を包み込んだ。読みにくいな。タえ。 うぎゃー。 やがての体は弾末と共に溶けてなくなって しまった。 これでも、ま、ある程度真層はでも分かっ たね。本当にいたってことだ。 夜の闇に静寂が訪れた。ごめんな、村長 たち。僕たちはただ立ち尽くしているしか なかった。ごめんな、つの田さん。ごめん な。ごめんな。巡査金山先生川村警察警察 巡査。 ああ、あの札には吸血鬼を抹殺する力が あるんですよ。ただあの先生やかず子さん のように元は人間だったものには効果は ないんですがね。ああ、なるほど。かず子 さん。かず子さんってのはあれか、 えっと、 あの人か。 あの経で死んだ人 かず子さん かず子ああ 模服の女性だそうだね。 あ、面白いな。こうやって登場人物パッと 見れるの面白いね。パワーアップしてます ね。これはシステム面がね。 川村巡査静かに行った。 あの恐ろしい夜が開けて僕は金山イで傷の 手当てをしていた。でもまだ信じられない 。あれは本当に現実だったのだろうか。 かず子さんて僕は言った。わしがてんわし が寺で殺した女だよ。 つ田いやつ田さんは言った。 ああかず子も先生と一緒に吸血鬼にされて な。あの時わしに殺してくれと頼んだんだ 。あ、村の仲間を殺すのは辛かった。 しかしあの時のかず子の顔を見たらお前 だって同じことをしただろうよ。なるほど 。めっちゃいいやつだった。 水谷先生にだけパワハをするだけのいい人 だったな。つ田。そのお札もつ田がんか子 がくれたものでな。あんたが拾ってくれて てよかったよ。落としたことにも気がつか んかった。ああ、角様大事なもの落とすな 、お前。 しかし、まだ信じられません。谷に吸血鬼 の集落があるなんて。 でもタが最後の1人だったと思います。 川村じさ言った。あ、最後なんだ。お、昔 から谷の連中は祠にまってある神の力で谷 から出ることができないんです。だから ほとんどは始滅したと思ってたんですがね 。でもタだけは生き残っていたんです。 どういうわけだか。祠も平気だったみたい でよく村や森に現れては人を襲ってました 。怖。 あの先生はタえの正体を知らなかったん ですよ。だからタには優しく接していた ようです。本当に残念でなりません。川村 巡査はゆっくりと俯きながら言った。そう か。もしかしたらタえは本当に彼女のこと が好きだったのかもしれないな。仲間に なろうなりたかってたな。だから知り合い だった僕を最後まで襲わなかったんだろ。 ああ、ノイロゼだったと言ったのは先生の 正体が世間にバレないようにするためだっ たんです。騙すつもりはなかったんですが 、もう吸血鬼になってたから。 ああ、いえ、もういいんです。本当のこと が分かったんですから。 しかしお前さん危なかったな。わしらが 助けようとしたのに必死逃げるんだもんな 。金山石がいた。最後の最後でえんかった な。大事だったな。せを間違えなかった。 すいません、こいつ。あ、そうだ。お前 さんに渡すものがあるんだ。そう言うと 金山石は僕の手に小さなものを手渡した。 手紙衣装。あ、 その手の上には懐かしいものがの懐かしい ものが乗っていた。 あの貝殻のペンダントだ。 先生が村から消えた朝、ここの玄関に置い てあった。きっとお前さんが来たら渡して くれということだったんだろうな。金山は 悲しそうに言った。 ああ、先生いつもそれを身につけていたぞ 。初恋いの約束のプレゼントだって。 悲しい話だなあ。涙が止まらなかった。 まだこんなものを持ってたなんて。彼女の 心の中では初恋いは思い出ではなく今も 生き続ける現実だったのだ。 よりこ、もっと早く迎えに来ていれば結構 主人公やべえやつだけどな。僕はその 懐かしい思い出を握りしめながら何とも 言えない胸の痛みに必死に耐えた。おお、 これクリアじゃないかな。とにかく悪夢は 終わったのだ。 あの谷にいた。最後の魔女はもう長い眠り から覚めることはないだろう。おお、魔女 たちの眠り。 窓の外を見るといつの間にか白い雪が静か に降っていた。 面白かったね。ああ、最後の最後でなんか 怒涛の回収がありましたね。展開結構 変わるんだろうな、これ。 水谷先生。 タのおば。あ、大沢かず子。タのおばで タえと同じく谷の住人。だからタえの話が 結構あったり、そっちサイドの話とかも あるんだろうね。 どうなる?なんかどう分岐するんだろうね 。 えっと、シナリオはマルチエンディングっ て書いてありますね。このゲームはマルチ エンディングでプレイヤーの選んだ行動に よって様々なエンディングを迎えます。 終わりってるらしい。またエンディングを 迎えるためにその次のゲームを遊ぶ時 シナリオの選択肢の種類が増えていきます 。ですから1度のエンディングでゲームを 終えるのではなく何度もゲームを遊んで 様々なシナリオの変化を楽しんでください 。また主人公が彼女以外の登場人物で会う とああ登場リスト登場人物リストにな るって書いてあるな。 あとなんか続編シナリオステムってのが あって、前ページで紹介したようにこの ゲームではシナリオの変わり方によって いろんなエンディングが用意されてます。 たどり着いたエンディングによっては 終わりではなく俗と表示されて第1幕終了 後に第2幕へと進む選択肢が現れる場合が あります。じゃ、終わり以外に第2章って のがあんだ。あの1番初めにひしが第2幕 っぽかったよね。これは第1幕の話が第2 幕に続くことを意味します。これが続編 シナリオシステムです。これは今までに なかったあれだね、このゲーム独自の サウンドノベル独自のあれですね。 システムですね。 続けて第2幕をプレイしてください。 さらにその先には完結編も隠されてます。 ゲームを何度もプレイして様々なシナリオ を試しその完結編まで進んでください。 サウンドのメるって面白いね。 だからもしかしたらよりが生きてるシナリ オってのもあるかもしれないよね、これ。 あとやっぱ待って音切りそっていつ出たん だろう。なんかね、やっぱグラフィックと か進化してる気がするな。 同じサウンドノメルでもグラフィックは すごい。 95年でしょ。切り層が出たのがスーパー ファミコン出たの92年なので構たちが 多分93年とか94年なんでやっぱ3年後 ぐらいに発売してるから。あ、終わりだ。 あ、じゃあこれは第2幕に行かないシナリ オってま、ま、1番初めに見るシナリオだ から多分いかないんだと思うんだよね。 これでシナリオが追加されていくって感じ 。多分電話出なかったらどうなるとかそう いうのがあるんでしょうね。面白かったね 。いや、良かったよかった。すごく良かっ たです。村人悪いやつじゃなくて良かった 。今んとこ魔女たち悪いやつだなっていう 考えのも元いるけど 浮いてんな。ああ、で、第2枠なってる 。6話、9話ってのは何周したかってこと だよね。 ひ、ひろし、ひむ。ひし、ひしだよな、 これ。ひし、ひしだよな。なんでひしって な、いろんなひしって名前つけてんだ。 どういうことな?すげえ気になんな。金山 委員で終わったってことか。じゃ、これ 谷人の週末で集落で終わったってことなの かな。はい。ということで、え、ご視聴 ありがとうございました。えっと、 スーパーファミコンのサウンドノベル。 これ何個目だろうな。結構やってきたんだ けど、 ちょっと調べていいですか?えっと、 スーパーファミコンの俺はサウンドノベル はもう結構やったと思うんだけど、 えっと待って音切りそうやって構いたちの 夜やってえっと 学校であった怖い話はスーパーファミコン 版じゃなくて俺プレステ版やってんだけど まあ同じな、ま、ちょっと違うんだけど 同じなんすよね。で、突きこもりあって、 えっと、あとザクロ、 ザクロの味だっけ?なん、待って。ザクロ 待って。出てこない。悔しい。ザクロ なんで出てど忘れだな。ザクロの えっとスーパーファミコン ザクロの味合ってたわ。ザクロの味 かでここであと あとあれえこれ魔女で6個目えっと魔女で 6個であとあれえっとなんかゲームのやつ ゲーム会社のあそがザクロかあじゃ個かな あとあれやってるわあの虫のやつ夜行中7 個目ですね。で、あと多分だけど、ま、 あれだね、あの、一応ちょっと似たような サウンドノベルで言えば これみんなでやったんだけど、一応この えっと心理テストみたいなね、あの、心理 テストシリーズ、ザ心理ゲームシリーズに もちょっとそういう話は入ってたりするん だけど、ま、あれはちょっと違うゲームだ けどね。で、あとはもうアヌビスのなん ちゃらっていうあれかな。あの話しかない かな。うん。ということで、あとスーパー ファミコンの3日はあと1個だけですね。 ま、正直なところこのね、ザクロの味とか そ夜行中とか面白かったから全然ね、違う シナリオ。これも面白かったから全然違う シナリオ楽しんだりしても全然いいような 気がするんですけどね。突きこもりとか もう一緒やろうかなって思ってるんですよ ね。引きこもりはまあ1年半ぐらい前に やったけど全部ちょっとなんか偏った シナリオしか見れなかったんで、ま、あれ はあれでいいシナリオ行ったんだけど。 はい、ということで皆さんスーパー ファミコンのサウンドノベルいかが でしょうか?俺はねスーパーファミコン 大好きで、え、めちゃくちゃ集めたりし てるんですけどもね。そん中でもやっぱ サウンドノベルが好きなので、ま、 スーパーファミコンの全サウンドノベルは ちょっとモーラしようかなとは思ってるん ですけども、え、その1つをまたやらせて いただきました。ま、さで読みやすい シナリオではありましたね。1番初めの 電話の保留だけちょっとなんか俺あんま 理解できなかったけど、どういう状況って ちょっと思っちゃいましたけど。はい。 えー、皆さんちょっとどうだったでしょう か?ちょっと感想とかね、書いて いただければと思います。ということでお 疲れ様でした。最後に俺は村人の村人を 信じて良かった気がします。なんか村人 悪いやつじゃなさそうな感じしたんだもん な。ま、逆にね、あっち選んだら村人が いい人の可能性もあったけどどうなん でしょうね。お疲れ様でした。2時間 ぐらいだったね。

誰かこの暴走主人公を止めてくれ。
魔女たちの眠り 実況プレイ

かまいたちの夜⇒https://youtu.be/DU_9SXhB8k0
弟切草⇒https://youtu.be/V1VP3H5iF04
夜光虫⇒https://youtu.be/Px1RQ92F7T0?si=3g7g8joSnHAaWfPr
晦⇒https://youtu.be/i7sS-h6lwQI?si=kVsIw3u_3LAo6LDK
ざくろの味⇒https://youtu.be/5NlJYdtI1Ec?si=heKWNXBeGPcypeDR

変わった昔のゲーム ⇒https://www.youtube.com/playlist?list=PLunyMOp9gGllvhZZGledzIpv6p1XdOdgW

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31 Comments

  1. 赤川次郎の傑作のゲーム移植

    この小説のせいで多江という名前に嫌悪感が湧くようになった

  2. 20:09おおぉわ"あぁあぁあ
    34:22心にはあれ!
    42:13この読み方は…??
    44:07レトトロ劇場
    59:04説明書タイム
    1:11:36え、え、え、えーーー!?!?
    1:40:11どっちだと思う、これ!?アァ〜…
    1:42:07うおーーーー!なんだこれ!!
    1:54:30いろんなヒロシ

    動画1時間経ってもまだどういう展開なのか分からなくて、凄くドキドキ楽しくて…。レトさんもおっしゃってたように最後の最後で怒涛の回収!!

    スーファミ時代のサウンドノベルは古い作品ながらも、逆に新しさを感じます。時代をめちゃくちゃ先取ってる。

    展開の読めなさ、そして霊的な怖さだったり、人怖だったり、まさかのお笑いに走ったり…とマルチなエンディングが本当に楽しいです。

    つきこもりの他エンディングは確かに見てみたい(*^^*)/

  3. めっちゃ面白かった!レトさんのツッコミが最高すぎでした🤣
    細田ボイスも聞けて嬉しかったです🚽
    アパシーが恋しくなりました🥹

    ぜひレトさんにも宏達のように二幕を迎えてほしいです🙏🏻
    晦の実況もまたやるかもですか?!楽しみにしてます!

  4. わーい!当時小学生で、気になってたけどできなかったから嬉しい!
    スーファミのサウンドノベル作品はどれも刺激的で、ホラー好きになるきっかけになりました〜

  5. 赤川次郎さんの
    夜想曲と月の光はやったことあるけど
    これやった事なかったやつだ!
    さすがレトさん最高です✨

  6. これ小学生時代にやって夢に出てきて眠れなくなりました。懐かしい。
    ありがとうございます。

  7. 会社の電話機なら回線がたくさんあるので、保留にした状態で次にかかって来た電話取れますー
    かかって来てた電話を保留にしっぱなしで忘れてて、次の電話取った後も忘れてた主人公はやっぱやべーヤツなんでしょうね😅

  8. ありがとうございます
    途中怖くて 中学生の時に諦めたやつです😭多江ちゃんのあのシーンが忘れられない てか みせられないよになったかもね

  9. レトさん「〜じゃないんだ」みたいな文章を「〜じゃあないんだ」っていう読み方することが多い印象があるから、いつもそれ聞くたびにジョジョっぽいなぁって思ってふふってなる。

  10. げきおもろげーむだった!
    雛見沢みたいって言ってたから、巡査の喋り方が大石にしか聞こえなくなって困った

  11. スーファミのサウンドノベルってハズレ無しなんですね!めっちゃ面白かったです

  12. すごい内容にツッコミたくなってしまった…

    依子の葬儀でなんでそんな醜い状態で顔みんな見てんねん…
    夢を見て起きてすぐ4んだニュースを見たのに自分が56したようなものだ→考えすぎだろ

  13. ちょうどお盆にざくろの味とツキコモリ見て、あと二つ見たいなーと思ってたところでした!いとありがたし🦦🦦🦦

  14. 魔女たちの眠りは正直赤川次郎系ホラーノベルの中でもワーストだと思ってるけど…
    まぁこういうのはツッコミ含めて楽しむものなのでツッコミに期待

  15. 赤川次郎は今は忘れられたミステリー作家です。三姉妹探偵団など当時は映画化ドラマ化されていました。今読むとかなり時代感じる😅国鉄とか普通に出てくる
    まさかのアラフィフ以上のオバチャン視聴者居るんですね

  16. 続編システムや登場人物リストなど
    システム面の強化がすごくてワクワクする
    だいぶシナリオも奥深そうで続き気になるな

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