中国のテック大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が13日発表した第2・四半期決算は、予想を上回る15%増収となった。深圳の本社で2022年撮影(2025年 ロイター/David Kirton/File Photo)
[北京 13日 ロイター] – 中国のテック大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)(0700.HK), opens new tabが13日発表した第2・四半期決算は、予想を上回る15%増収となった。引き続きゲーム事業が押し上げ役となったほか、メッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」などのプラットフォームやサービスで人口知能(AI)を活用したことも寄与した。
売上高は1845億元(257億ドル)。LSEGがまとめたアナリスト予想の1785億元を上回った。
ゲーム事業が引き続き業績をけん引。国内売上高は17%増の404億元、海外売上高は35%増の188億元だった。
マーケティングサービス部門の売上高は20%増の358億元。人工知能(AI)を活用したターゲティング広告の強化が寄与した。
純利益は556億元でアナリスト予想の523億元を上回った。
テンセントはここ2年、AI分野に注力し投資を拡大してきた。
2024年の設備投資額は768億元。経営陣は25年の設備投資は総売上高の「10%台前半」に増えるとの見通しを示している。
第2・四半期の設備投資は191億元で前年同期の2倍以上だった。
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