eスポーツブランド「ダンロップ ゲーミングマッスル」を展開する住友ゴム工業。同社が2025年9月25~28日に開催される東京ゲームショウ2025に初出展する。先日、リリースされたリカバリーウエアなどを展示する予定だ。

「ダンロップ ゲーミングマッスル」ブランドからリカバリーウエア(右)、フーディーブランケット(中央)、アイマスク(左)の3製品を発売
「ダンロップ」ブランドを展開する住友ゴム工業(神戸市)は、「ダンロップ ゲーミングマッスル」というゲーミングブランドを展開している。2025年8月8日、同ブランドからリカバリーウエア(1万3980円、税込み)、フーディーブランケット(6980円)、アイマスク(3980円)の3製品を発表した。2025年9月12日から、Amazon.co.jpや楽天市場などのオンラインストアで販売する。

写真左から、リカバリーウエア(1万3980円)、フーディーブランケット(6980円)、アイマスク(3980円、価格はいずれも税込み)
2025年9月25~28日の東京ゲームショウ2025(TGS2025)に、同社として初出展する。ゲーミングマッスルブランドの製品を展示する予定だ。
今回発表した3製品は、「eスポーツプレーヤーのコンディション維持をサポートする」という商品コンセプトで開発された。3製品ともに保温効果のある特殊機能素材「RadiHeal(ラディヒール)」を使用。RadiHealは極小セラミック粉末を繊維に練り込んだ素材で、身体から放射された遠赤外線を吸収・輻射することで保温する。さらに肌触りの良いレーヨン混生地により着用感を高めた。
3製品のうち、リカバリーウエアは一般医療機器(家庭用遠赤外線血行促進用衣)として製造・販売する。一般医療機器は、医薬品や医療機器の審査などを実施する独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に届け出ることで製造・販売可能になる。
遠赤外線血行促進用衣は、2022年10月に一般医療機器の新しいカテゴリーとして設けられた。遠赤外線の血行促進作用により疲労や筋肉のこりといった症状の改善を目的とした衣類形状の器具のことだ。
リカバリーウエアはeスポーツプレーヤー向けにデザイン。トップスは腕まくりをしてもかさ張りにくく、プレーを妨げないようにした。ボトムスにはタックを入れ、長時間のプレーでも膝へのストレスがかかりにくい。ポケットはトップス側に設け、プレー中にスマートフォンを入れてもじゃまにならない仕様だ。

リカバリーウエアは一般医療機器として製造・販売。サイズはS、M、L、LLサイズの4種類(男女兼用)
フーディーブランケットとアイマスクは一般医療機器ではないが、素材はRadiHealを使用したもの。ブランケットは袖のスナップボタンでプレーの妨げになることを防ぐとともに、プレー中にずれ落ちたりせずに腕を温める。

フーディーブランケットは袖のスナップボタンでプレーの妨げにならないように工夫
アイマスクは高い遮光性(遮光率99.9%)でスクリーンの光などをシャットアウト。レーヨン混生地と、2枚重ねの綿で包み込む。

アイマスクは長時間のプレーで疲れやすい目元を、特殊機能繊維「RadiHeal」の保温効果とほどよい圧迫感でリフレッシュさせる
3製品ともカラーはラベンダー、ダークブルー、ブラックの3種類で展開する。
(写真提供/住友ゴム工業)
