馬鹿でもわかるイーサリアムとNFTの違い

NFT

2025.07.30

イーサリアムとNFTの違いについて。まずイーサリアムとはブロックチェーンのプラットフォームのことである。そしてブロックチェーンとはブロックという単位でまとめられそれらがチェーン状に組み合わさった記録技術のことだ。記録情報をユーザが共有するので改ざんが極めて困難であるということがブロックチェーンの技術が優位な点である(分散型台帳とはこのことである)。ETHはこのイーサリアムのネイティブ通貨のことである。そしてイーサリアムはFT(代替可能トークン)である。

対してNFTは非代替トークン(代替不可能なトークン)のことである。NFTはブロックチェーンに記録されていてコピーできない所有証明性を持つ。多くのNFTはイーサリアムのスマートコントラクトを使って作られた規格に準拠している。よってイーサリアムが土台だとすればNFTはその上に立つ商品であるといえるだろう。ではスマートコントラクトとは何か?スマートコントラクトとはブロックチェーン上で事前に定義された条件が満たされた場合自動的に契約が実行される仕組みのことである。自動プログラムなので契約履行の実効性が高速度で済みしかも人件費がかからないという利点を持つ。

NFTは単独では存在できない。イーサリアムのようなブロックチェーンプラットフォーム上で管理される。NFTはイーサリアムのスマートコントラクト機能を使って誰でも作成・購入・販売できるオープン開発性を持っている。イーサリアムのネイティブ通貨であるETHはNFTの売買時に通貨として支払われることが多い。有名なNFTマーケットプレイスは主にイーサリアム(というブロックチェーンプラットフォーム)を土台にして動いている。

良く聞くガス代とは何か?これはイーサリアムというブロックチェーンプラットフォーム上で動くネイティブ通貨ETHの取引時に発生する手数料のことである。これまた良く聞くがスケーラビリティの問題とは何だろうか?これはブロックチェーン上で記録されるトランザクション増加に伴い処理が上手くいかず処理速度や手数料(ガス代)安定性を保ったまま拡張できないことを指す。イーサリアムも例外ではなく取引が増えればガス代は高騰する。これに対してレイヤー2やサイドチェーンといった処理分散のためのソリューションがあり開発が進んでいる。

ゲヲログ2.0

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