中国のAyaneoは、2画面搭載の新型ゲーミングUMPC「Ayaneo Pocket DS」を正式発表しました。Qualcomm Snapdragonを搭載し、Retroid Pocket Flip 2と同価格帯で競合するモデルとして注目されています。

Snapdragon搭載の2画面UMPC「Ayaneo Pocket DS」が正式発表

中国のハンドヘルドPCメーカーAyaneoは、新製品「Ayaneo Pocket DS」を発表しました。本機は、同社が今月初めにグローバル展開を開始した「Flip 1S DS」をARMアーキテクチャでリファインした派生モデルと位置付けられています。
製品名からも想像される通り、任天堂の「DS」シリーズに似た折りたたみ式2画面構造を採用しており、ゲームプレイやマルチタスク利用において独自の操作性を提供することが期待されています。

Ayaneoの発表によれば、「Pocket DS」はすでに量産体制に入っており、まもなく販売開始が見込まれています。8月1日から中国・上海で開催されるゲームイベント「ChinaJoy 2025」でも実機展示が予定されており、現地でのさらなる詳細発表にも注目が集まります。

Snapdragon搭載で発熱・静音性に配慮 独自の操作レイアウトも

Ayaneo Pocket DSの大きな特徴は、x86系プロセッサではなく、Qualcomm Snapdragonチップセットを搭載している点です。これにより、競合機と比べて低発熱・低消費電力かつ静音性に優れることが見込まれます。

さらに、筐体にはCNC加工された金属素材を使用しており、同社の上位モデルにも採用される高品質な仕上がりが期待されます。また、セカンドディスプレイは前モデル「Flip DS」よりも大幅に大型化されており、操作補助や情報表示用途に幅広く活用できる設計となっているようです。

ただし、ゲームパッド部分のボタン配置については、Retroid Pocket Flip 2などの一般的なレイアウトとは異なる「やや変則的な構成」になっているとされており、実際の使用感には好みが分かれるかもしれません。

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