SUGAR 1
One-Netbookは、ゲーミングブランド「ONEXSUGAR」より2画面変形型Androidゲーム機「SUGAR 1」のクラウドファンディングをIndiegogoで開始した。入手に必要な出資額は8万8,270円。販売予定価格は11万7,743円となっている。
SUGAR 1は、6.01型ディスプレイを搭載したAndroidゲーム機。最大の特徴は、折りたたみ式の変形機構を備えた3.92型サイズのサブディスプレイを搭載している点だ。サブディスプレイの左右のコントローラ部分もヒンジによる変形式となっており、使用するディスプレイの数やコントローラの上下位置を自在に切り替えられる。
使用スタイルを任意に変更可能
メインディスプレイはアスペクト比が2:1、解像度が2,160×1,080ドットという横長の画面を採用。サブディスプレイはアスペクト比8:7、解像度1,240×1,080ドットの正方形に近い画面。いずれもOLEDで、色域はsRGB比100%、輝度は450cd/平方m、タッチ対応となっている。横長のメインディスプレイは片方の画面でゲームをプレイし、もう片方で攻略情報を参照したり、仲間とチャットしたりといったマルチタスクを実現するという。
コントローラにはジョイスティックやトリガー、ショルダーボタンなどを備える。また十字ボタンはABXYの4ボタンの上から磁気で取り付ける方式となっており、上下をひっくり返し、2つのディスプレイを入れ替えて使用する場合にも、十字ボタンとABXYボタンの逆転を防ぐことができる。もちろん、取り付けずに4ボタン形状のまま使用することも可能だ。
独自のユーティリティとして「SugarConsole」を搭載し、ファンのコントロール、ボタンのカスタマイズ、RGBライティングの設定、バイパス充電などを設定可能なほか、16:9といったアスペクト比のゲームを利用する際に生じる黒帯部分のデザインも変更可能となっている。
カスタマイズ可能なコントローラ
SoCにはSnapdragon G3 Gen3を採用している。2基のファンおよび2本のヒートパイプで冷却することにより、サーマルスロットリングを防止するという。メモリは16GB、ストレージは512GBを搭載。OSはAndroid 14。
インターフェイスはUSB Type-C、microSDカードスロット、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3。
本体サイズはシングルスクリーン時で218.5×92〜96×24〜40.9mm、デュアルスクリーン時で184.2×155〜163.5×24〜40.9mm。重量は約486.3g。