『AI:ソムニウム』シリーズ初のスピンオフにして待望の最新作!
スパイク・チュンソフトより、7月25日(金)にNintendo Switch2/Nintendo Switch/PC(Steam)で本格推理アドベンチャーゲーム『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル(以下『伊達鍵は眠らない』)』が発売されます。
【画像】珠玉のミステリーに、プレイヤーも眠らない日々が始まる!(17枚)
本稿では、Steam版での先行プレイレポートをお届けします。ストーリー展開の紹介を主軸とする記事ではありませんが、一部に序盤のネタバレが含まれますのでご了承ください。
●超高性能AIとともに難事件の解決に臨む!
本作は、2019年から展開されている『AI:ソムニウムファイル』シリーズのスピンオフ作品で、シリーズ1作目である『AI: ソムニウムファイル』ED直後からの物語を描きます。物語の舞台は近未来で、プレイヤーは警視庁の特殊部隊「ABIS」に所属する「伊達鍵(だて かなめ)」となって、義眼として左目に納まりつつ、伊達と意識をリンクさせている超高性能人工知能「AI-Ball」ことアイボゥと協力しながら事件の捜査にあたる「バディモノ」となっています。
物語は、伊達がスキンヘッドにサングラスという厳つい黒服たちに追い回されているところからスタートします。追っ手を撒いた彼が息を切らせながら「自分が誰に、なぜ追われているのか」を思い出そうとすると、いきなり名前を入力するシーケンスが起動しました。
実は、これは本シリーズならではのユニークな「ネタバレ対策」です。シリーズ1作目をプレイしている人であれば、伊達を追っている人物の名前はすぐに出てきます。未プレイの人は名前が出てこないわけですが、入力を間違えると後々の会話が「1作目を遊んでいなくとも問題ない」ものに変化するのです。
また、本シリーズは『Ever17』や『極限脱出』シリーズなど数々の名作アドベンチャーゲームを生み出してきた打越鋼太郎さんがディレクションとシナリオをこれまで手がけており、『伊達鍵は眠らない』でもシリーズディレクター/シナリオ監修として制作に参加しています。
打越さんのシナリオは、物語中盤からクライマックスにかけての怒涛かつ巧みな伏線回収で多くのユーザーを虜(とりこ)にしてきましたが、本作でもその魅力は健在でしょうか? 前フリが長くなってしまいましたが、先行プレイの続きをお届けします!