HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』Switch2へのアップグレード非対応にユーザー困惑

2025.07.15
スクウェア・エニックスが発表したHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』に関するFAQにより、Nintendo Switch版からNintendo Switch 2版へのアップグレードが提供されないことが明らかとなり、ファンの間で大きな議論を呼んでいます。
アップグレード不可:SwitchとSwitch2は“別ソフト扱い”
公式FAQによると、Switch版とSwitch2版は互換性があるわけではなく、それぞれ独立した製品としてリリースされるとのこと。Switch版をSwitch2でプレイすることは可能ですが、その場合でも画質などはSwitch版のまま据え置きとなります。
加えて、Switch版からSwitch2版へのアップグレードパスは存在せず、今後の提供予定もなし。つまり、より高性能なハードで遊ぶには、Switch2版を改めて購入する必要があります。
セーブデータや特典も別扱い
この仕様の影響は、セーブデータや特典アイテムの扱いにも及びます。
セーブデータの引き継ぎ不可
Switch版とSwitch2版間でのデータ移行や共有は不可能。最初からやり直す必要があります。特典アイテムのDLコードも個別
各ハード版ごとに特典コードが発行され、互換使用できません。ユーザーの反応:「予約後に発表は不誠実」
このアップグレード非対応の発表は、予約開始後に公開されたこともあり、X(旧Twitter)では批判的な声が目立ちました。
「アップグレード不可なのに予約後に知らせるのは不誠実」「セーブデータすら移せないのは時代遅れ」「Switch2で遊べるなら高画質で遊びたい、でも再購入はしたくない」
など、納得しがたいというユーザーの声が相次いでいます。
一方で、「事前に明確な情報が公開された点は良い」「収納ボックス対応がうれしい」といった肯定的な意見も一定数見られました。
結論:選択を迫られるファン
今回の発表により、「Switchで買うか」「Switch2で改めて買い直すか」という選択が、プレイヤーに突きつけられることになりました。
特に注意が必要なのは、ハードをまたいだセーブデータの引き継ぎができないことです。
Switch版で遊び始めた場合、後からSwitch2版に乗り換えても、進行状況を移すことができず、最初からのプレイとなってしまいます。
HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』は、Switch/Switch2/PS5/Xbox Series X|S/Windows/Steamで、2025年10月30日(Steamは10月31日)発売予定。ゲーム内容は全機種共通ですが、「どの環境で始めるか」が、その後の遊びやすさに大きく影響します。
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