更新日:2025年6月11日

CPU
Ryzen 7 260
GPU
RTX 5060 Laptop
メモリ
32GB
ストレージ
1TB SSD
画面サイズ
16.0型
画面種類
1920×1200 165Hz
質量
約2.2kg
バッテリー
90Wh
価格
25万円台~
バランスのいいミドル性能ゲーミングノート
ASUS TUF Gaming A16 FA608UM (2025)は、バランスのいいミドルスペックのゲーミングノートPCです。
最大グラフィックスパワーが115Wと高めのGeForce RTX 5060 Laptopを搭載し、多くのゲームが快適です。
ディスプレイは、100% sRGBクラスの色域で、165Hzとリフレッシュレートも十分です。
それでいて、25万円に抑えられており、性能と価格のバランスがいいと思います。なお、今なら23万円台で購入できます。
販売サイト
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen 7 260、GeForce RTX 5060 Laptop、32GBメモリ
目次
お忙しい方は、「 TUF Gaming A16 FA608UM (2025)の特徴」のみお読みください。
TUF Gaming A16 FA608UM (2025)の特徴
ミドルスペックのゲーミングノート
TUF Gaming A16は、GeForce RTX 5060 Laptopを搭載したミドルスペックのゲーミングノートPCです。
最大グラフィックスパワーは115Wと高めで、従来のRTX 4060よりも順当に高いベンチマークスコアが出ています。
3DMark Steel Nomad
RTX 5090 Laptop
175W
5898
RTX 4090 Laptop
175W
4919
RTX 5080 Laptop
175W
4754
RTX 5070 Ti Laptop
120W
3525
RTX 5070 Laptop
105W
2893
RTX 5060 Laptop
115W
2695
RTX 4060 Laptop
140W
2339
RTX 4050 Laptop
140W
1879
RTX 4050 Laptop
50W
1466
RTX 3050 Laptop
95W
1178
100% sRGBのディスプレイ
ディスプレイは、色域が100% sRGBクラスで、扱いやすいです。ゲーム映像は綺麗ですし、画像編集などにも使えます。リフレッシュレートも165Hzあり、残像も少なく、ゲームがしやすいです。
もっと価格の高いゲーミングノートになると、100% DCI-P3、2.8K有機ELなどのディスプレイを搭載していますが、現実的にそこまでの色域が必要な人は少ないですし、フルHDくらいの解像度でゲームができればいいという方も多いと思います。本製品のディスプレイの品質で、十分だと感じる方は多いでしょう。

100% sRGB、165Hzの十分な品質のディスプレイ
性能と価格のバランスがいいPC
このように性能が高めで、ディスプレイの品質も高めで、それでいて価格は25万円台と抑えられています。GeForce RTX 50シリーズを搭載したゲーミングノートの中では、かなり価格が抑えられていると思います。

薄くてスタイリッシュなボディ
空いているM.2スロットあり
底面を開けると、空いているM.2スロットがあるので、ここにSSDを増設することも可能です。なお、パーツの増設はメーカー保証対象外となるので、自己責任でお願いします。

空いているM.2 SSDあり
各用途の快適度
TUF Gaming A16 FA608UM (2025)の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
各用途の快適度
用途
快適度
コメント
Web閲覧
Office作業
◎
Web閲覧やOffice作業は、快適です。
動画鑑賞
◎
ディスプレイが見やすく、スピーカー音も比較的いいので、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
◎
広め色域ディスプレイで、独立GPUも搭載しているので、画像編集などにも適しています。
動画編集
◎
GeForce RTX 5060 Laptopを搭載し、動画編集も快適です。
ゲーム
◎
165Hzのリフレッシュレートディスプレイに、最新のGeForce RTX 5060 Laptopを搭載し、ゲームも快適です。
ディスプレイのチェック
TUF Gaming A16 FA608UMのディスプレイは、16型、1920×1200、165Hzとなっています。色域も広めで、非光沢なので、見やすいです。多くの用途で使えるでしょう。
その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
色域
RGB
発色特性
視野角
映り込み・
ギラつき
当サイトで計測した色域は、下表の通りで広めです。最大輝度はメーカーサイトでは、300nitとなっています。
カバー率
sRGBカバー率
96%
DCI-P3カバー率
75%
Adobe RGBカバー率
74%

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も比較的揃っているので、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
非光沢なので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほぼ感じません。

画面への映り込み
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に165フレームを更新する165Hzのディスプレイで1~2フレーム前くらいまでの残像がありました。1秒間に60フレームしか更新しない普通の液晶は、2~3フレーム前くらいまで残像があったことから、一般的なノートPCのディスプレイよりも、残像が少ないことが分かります。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行(
画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
タイピングをした感じでは、底付きの衝撃も少なく、比較的打ちやすいキーボードでした。
実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.5mmです。
「BACKSPACE」キー、「ENTER」キーのサイズは大きめですが、「半角/全角」キーは小さいです。
タッチパッドや、クリックボタンの使いやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます

キーの拡大図
キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品では、下図のように動作モードを変更することができます。
ここでは、デフォルトの「パフォーマンス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

動作モード
CPU
本製品は、Ryzen 7 260のCPUを搭載しています。このCPUは、最新世代ではなく、Zen4世代のCPUとなっています。とは言っても、マルチコアのスコアは十分高いです。
一応、NPUも搭載しています。ただ、最大 16 TOPSと低めで、Copilot+ PCには対応していません。とは言っても、本製品は独立GPUを搭載しているので、GPUで処理できるAIツールであれば高速です。
CINEBENCH 2024
~ CPU性能の評価 ~

Ryzen 7 260
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 275HX
2202
Core i9-14900HX
1748
Ryzen AI Max+ 395
1565
Core i7-14700HX
1313
Ryzen AI 9 HX 370
1226
Snapdragon X Elite X1E-78-100
1104
Ryzen 7 260
991 [Turbo]
971 [パフォーマンス]
Ryzen 9 8945HS
919
Ryzen 7 8845HS
919
Core i5-13450HX
886
Core i7-13700H
855
Core Ultra 7 255H
834
Core Ultra 7 155H
825
Ryzen AI 7 350
820
Ryzen 7 8840HS
785
Core Ultra 5 125H
669
Ryzen 7 8840U
618
Core Ultra 7 258V
603
Core Ultra 5 125U
572
Core 5 120U
558
Ryzen 5 8540U
500
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 275HX
137
Core i9-14900HX
128
Core i7-14700HX
126
Core Ultra 7 255H
126
Core Ultra 7 258V
121
Ryzen AI Max+ 395
116
Ryzen AI 9 HX 370
115
Ryzen AI 7 350
115
Core i7-13700H
114
Core 5 120U
110
Snapdragon X Elite X1E-78-100
107
Ryzen 7 260
106 [パフォーマンス]
105 [Turbo]
Ryzen 9 8945HS
106
Ryzen 7 8840U
104
Core Ultra 7 155H
103
Core i5-13450HX
101
Ryzen 7 8845HS
101
Core Ultra 5 125H
101
Ryzen 5 8540U
100
Ryzen 7 8840HS
98
Core Ultra 5 125U
94
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックスは、ノートPC用のGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載しています。最大グラフィックスパワーは、115Wと標準的です。
パフォーマンスモードからTurboモードにすると、GPUクロックなどが上がります。

最大グラフィックスパワー

本製品のグラフィックカードのスペック
3Dmarkのスコアはご覧の通りです。Turboモードであれば、GeForce RTX 4070 Laptopとほぼ同じスコアが出ていました。
3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~

GeForce RTX 5060 Laptop GPU
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 5090 Laptop
175W
24493
RTX 4090 Laptop
175W
21897
RTX 5080 Laptop
175W
20825
RTX 4080 Laptop
175W
18822
RTX 5070 Ti Laptop
120W
15341
RTX 5070 Laptop
105W
13781
RTX 4070 Laptop
140W
12545
RTX 5060 Laptop
115W
12380 [Turbo]
115W
11422 [パフォーマンス]
RTX 4060 Laptop
140W
10665
RTX 4060 Laptop
65W
8829
RTX 4050 Laptop
105W
8469
RTX 3050 Ti Laptop
95W
6063
RTX 3050 Laptop
75W
5102
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~

GeForce RTX 5060 Laptop
他のグラフィックスとの比較
RTX 5090 Laptop
175W
5898
RTX 4090 Laptop
175W
4919
RTX 5080 Laptop
175W
4754
RTX 5070 Ti Laptop
120W
3525
RTX 5070 Laptop
105W
2893
RTX 4070 Laptop
140W
2714
RTX 5060 Laptop
115W
2695 [Turbo]
115W
2471 [パフォーマンス]
RTX 4060 Laptop
140W
2339
RTX 4050 Laptop
140W
1879
RTX 4050 Laptop
50W
1466
RTX 3050 Laptop
95W
1178
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
続いて、DLSSの機能を3DMarkのソフトを使ってテストします。
GeForce RTX 5060 Laptopは、マルチフレーム生成(4x)に対応しているので、従来のRTX 4090 Laptopのフレーム生成(2x)よりも高いフレームレートが出ています。
3DMark NVIDIA DLSS feature test
~ DLSSの機能テスト(3840×2160) ~
RTX 5090 Laptop
175W
235 fps [DLSS4 FG 4x] 138 fps [DLSS4 FG 2x] 35 fps [DLSS OFF]
RTX 5080 Laptop
175W
219 fps [DLSS4 FG 4x] 128 fps [DLSS4 FG 2x] 31 fps [DLSS OFF]
RTX 5080 Laptop
175W
199 fps [DLSS4 FG 4x] 115 fps [DLSS4 FG 2x] 29 fps [DLSS OFF]
RTX 5070 Ti Laptop
140W
167 fps [DLSS4 FG 4x] 96 fps [DLSS4 FG 2x] 24 fps [DLSS OFF]
RTX 5070 Ti Laptop
120W
144 fps [DLSS4 FG 4x] 85 fps [DLSS4 FG 2x] 21 fps [DLSS OFF]
RTX 5070 Laptop
105W
133 fps [DLSS4 FG 4x] 76 fps [DLSS4 FG 2x] 14 fps [DLSS OFF]
RTX 5060 Laptop
115W
125 fps [DLSS4 FG 4x] 68 fps [DLSS4 FG 2x] 12 fps [DLSS OFF]
RTX 4090 Laptop
175W
116 fps [DLSS4 FG ON] 30 fps [DLSS OFF]
※DLSS有効時のDLSS Super Resolutionは「Performance」に設定
※ FG:Frame Generation
ストレージ
ストレージには、1TBのSSDを搭載しており、読み込みも書き出しも高速です。
CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~

1TB SSD
SDカードスロット
SDカードスロットはありません。
ゲームベンチマーク&フレームレート
いくつかのゲームで計測した平均フレームレートを掲載します。

劇的に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
解像度
品質
平均 fps
1920×1200
低
107 fps
ノーマル
46 fps
最高
22 fps
※FSRをオン
ASAはかなり重いゲームなので、「低」設定まで下げる必要があります。ASAをやるなら、もう少しグラフィック性能の高いPCがいいです。

重い部類のゲーム
モンスターハンターワイルズ
解像度
品質
フレーム生成OFF
フレーム生成ON
1920×1200
最低
87 fps
156 fps
中
81 fps
141 fps
高
74 fps
125 fps
ウルトラ
測定不能
測定不能
モンハンワイルズは、ウルトラ設定だと、VRAM不足で実行することができませんでした。「高」設定であれば、フレーム生成なしでもプレイできるでしょう。

重い部類のゲーム
パルワールド
解像度
品質
平均 fps
1920×1200
中
116 fps
最高
84 fps

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 4x
1920×1200
ウルトラ
103 fps
248 fps
レイトレ:オーバードライブ
35 fps
105 fps
DLSS SRは「自動」に設定
サイバーパンクは、「レイトレーシング:オーバードライブ」にした場合でも、フレーム生成(4x)にすれば大きくフレームレートを伸ばすことができ、100 fps以上の高い平均フレームレートが出ていました。
![]()
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度
品質
平均fps
1920×1080
軽量品質
200 fps
高品質
122 fps
![]()
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低
168 fps
高
139 fps
ウルトラ
117 fps

中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度
品質
平均fps
1920×1200
標準(ノート)
151 fps
高(ノート)
145 fps
最高品質
115 fps

中程度の重さのゲーム
フォートナイト
DirectX 12
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低設定
191 fps (1% Low: 91 fps)
中設定
150 fps
最高設定
88 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス – 低グラフィック忠実度
解像度
その他設定
平均fps
1920×1200
3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
209 fps (1% Low: 71 fps)
※バトルロワイヤル ソロで計測
フォートナイトは、DirectX 12の「低」設定が安定して動いていました。

軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低設定
281 fps
高設定
205 fps
※トレーニングモードで計測

軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度
品質
平均fps
1920×1200
高設定
362 fps
※プラクティスモードで計測

軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
解像度
品質
平均fps
1920×1200
非常に低い
211 fps
中型
206 fps
ウルトラ
198 fps
クリエイターソフトの処理時間
次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

現像時間はまずまずです。
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080(175W)
19秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX
RTX 4090(175W)
26秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI Max+ 395
26秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-14900HX
39秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
46秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 9 HX 375
49秒
Ryzen AI 9 HX 370
57秒
Ryzen 7 260
RTX 5060 (115W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Apple M3
69秒
Core Ultra 7 155H
72秒
Core Ultra 7 258V
73秒
Core Ultra 5 125H
75秒
Ryzen 7 8845HS
77秒
Ryzen 7 8840HS
81秒
Ryzen 7 8840U
87秒
Ryzen 5 8540U
102秒
Core Ultra 5 125U
103秒
Core i5-1335U
128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間

Premiere Proでの4K動画の書き出しも比較的速いです。
4K動画の書き出し
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090 (175W)
2分26秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分54秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒
Ryzen 7 260
RTX 5060 (115W)
3分10秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
3分14秒
Core i9-14900HX
RTX 4090 (175W)
3分34秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (85W)
4分08秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

GeForce RTX 5060 Laptopで実行
Blender Benchmark Score
RTX 5090 Laptop
175W
8408
RTX 4090 Laptop
150W
8067
RTX 5080 Laptop
175W
6708
RTX 4080 Laptop
175W
6072
RTX 5070 Ti Laptop
120W
4592
RTX 5070 Laptop
105W
4234
RTX 4070 Laptop
110W
3908
RTX 4060 Laptop
100W
3636
RTX 5060 Laptop
115W
3614
RTX 4050 Laptop
105W
2775
RTX 3050 Laptop
95W
1151
SPECviewperf 2020

質量のチェック
質量は普通です。
ACアダプターはそれなりの重さがあります。
質量の計測結果(当サイトによる実測値)
質量
PC本体
2.222kg
ACアダプター
747g
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー容量は、90Whと大きいです。
バッテリー駆動時間は下の通りです。ゲーミングノートPCにしては、比較的長いです。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時)
約22.2時間
(2) JEITA3.0(動画再生時)
約12.2時間
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生
4時間50分
(1)、(2) メーカー公表値
(3) Premiere Proで480×320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときの、CPUの大体の温度を確認しました。
デフォルトTDPが45WのCPUですが、CPU電力はそれよりも大分高い数値で推移しています。
ただ、このときのCPU温度は90℃台とやや高めです。
パフォーマンス時
Turbo時
CPU電力&CPU温度

CPU電力&CPU温度

ゲーム時のCPU温度、GPU温度
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移を下に示します。
どちらのモードでも、問題ない範囲の温度です。
パフォーマンス時
Turbo時


静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時は無音ではありませんが、比較的静かです。動画編集ソフトでプレビュー再生させているときの動作音も静かで気になりません。ゲーム時はそれなりにうるさいです。
騒音値
アイドル時
(パフォーマンス)
動画編集時
(パフォーマンス)
FF15ベンチ時
(パフォーマンス)
FF15ベンチ時
(Turbo)
約20dB
約33dB
約45dB
約56dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
動画編集時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
FF15ベンチ時:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920×1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
使用計器の騒音値の目安

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
ゲーミングノートPCにしては、表面温度が上がりにくいです。手が熱くなることなくゲームができます。
PC本体の表面温度

サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
CPU電力も高めでしたし、GPUの最大グラフィックスパワーも高めに設定されていたので、消費電力はやや高めです。ただ、140WのRTX 4060を搭載したモデルよりは、やや消費電力は抑えられているように感じます。
消費電力
アイドル時
(パフォーマンス)
動画編集時
(パフォーマンス)
FF15ベンチ時
(パフォーマンス)
FF15ベンチ時
(Turbo)
約12W
約38W
約145W
約192W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
イェーガーグレーというカラーです。ボディ周りのLEDバーなどがなく、普通のノートPCと同じような見た目です。

背面の排気口あたりは、大きめにとられています。

正面から見ると割と薄く感じますが、背面から見るとそれなりに厚みはあります。なお、高さは、17.9~25.7mmです。


スピーカーは比較的良く、ノートPC基準で、10点満点で採点すると6~7点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

Webカメラは207万画素で、顔認証にも対応しています。

側面のポート類は下図の通りです。USB-Cは2つあり、奥側はUSB4で映像出力に対応しています。手前側はUSB3.2 Gen2で、映像出力およびPower Deliveryに対応しています。HDMIは、試した限りでは4K/120Hzでの出力ができていました。SDカードスロットはありません。


ヒンジは約180度開きます。

底面です。

底面カバーをはずしたときの内部はご覧のようになっています。なお、今回は貸出機ですので、一部部材は量産品と違う可能性があります。
2つのファンを搭載し、ヒートパイプの数も多いです。

メモリはスロット式です。

SSDは、Type 2280です。

空いているM.2スロットもあります。

ACアダプターの容量は240Wです。

まとめ
以上が、ASUS TUF Gaming A16 FA608UM(2025)のレビューでした。
ミドルスペック構成のゲーミングノートです。
グラフィックスにはGeForce RTX 5060 Laptopを搭載し、1920×1200の解像度なら、多くのゲームが高いグラフィック設定でプレイできます。マルチフレーム生成に対応しているゲームであれば、かなりフレームレートを上げることもできます。
ディスプレイは、100% sRGBクラスの色域で、非光沢で映り込みも少なく、見やすいです。ゲームにもクリエイティブワークにも適しています。
ゲームもクリエイティブワークも、大抵のことならこなせる性能で、価格が25万円台と抑えられており、バランスのいい製品だと思います。
松竹梅でいったら、「竹」クラスのゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
バランスのいいミドル性能ゲーミングノート
TUF Gaming A16 FA608UM

特徴
ミドル性能のGeForce RTX 5060 Laptop搭載
100% sRGBクラスのディスプレイ
比較的抑えられた価格
こんなあなたに
ミドルクラスのゲーミングノートPCが欲しい方
販売サイト
著者

櫻庭 尚良(the比較 管理人)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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