明治安田J1リーグ第5節   広島0-1神戸 ( 2025年7月2日    ノエスタ )

<神戸・広島>後半、ドリブルで中に切れ込む広島・中村草太(撮影・長嶋 久樹)
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 広島は神戸に0―1で敗れて、リーグ2連敗となった。「強いチーム同士の面白い試合だった。片方のチームはチャンスを多く作って取れなかった。もう一つは取った。そういうゲームだ」。ミヒャエル・スキッベ監督は冷静に受け止めた。

 その言葉通り、試合開始から20分過ぎまでは一方的に押し込み、後半早々にはFWジャーメイン良がポスト直撃のシュート。だがネットだけが揺らせず、指揮官は「我々のパフォーマンスには満足している。昨季王者に対しても良い内容だった。だがチャンスを多く作っても得点ができない。今季を象徴するようなゲームだった」と10試合ぶりの無得点に悔しさをにじませた。

 順位は5位のまま、次戦は中2日で敵地・岡山戦(5日)。指揮官は「回復に全力を尽くす。我々はトップアスリートだ」と力強く語り“中国ダービー”へ目を向けた。

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