2025年5月17日(土)〜5月18日(日)に「DeNA presents Spark ONE supported by ARKLEAGUE」 が神奈川県川崎市で開催された。今大会の会場は株式会社ディー・エヌ・エーが「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」の建設予定地である自動車教習所跡地を活用し運営するアーバンスポーツパーク「Kawasaki Spark」で、BMXフラットランドとスケートボードストリートの大会が、世界最高峰で戦うトップライダーたちにより繰り広げられた。なおフラットランド種目ではMENS HIクラスにて内野洋平選手が、WOMENS HIクラスでは本村果鈴選手が優勝を果たした。
大会当日は朝から夕方まで豪雨に見舞われ大会中止も予測されるほどの状況。当初はスケートボードとBMX両種目共に17日の同日開催の予定だったが、急遽BMXフラットランドは翌日18日に延期。天候への心配を払拭した中で無事に大会は開催された。
今大会の競技フォーマットはジャムセッション方式で行われるベストトリック一発勝負。最大40秒間の中で決めたベストトリック1本が最終リザルトとして採用される形となりジャムセッションの中でいかに少ないトライでベストトリック1本を決め切れるのかが勝敗を分ける戦いとなった。さらにMENS HIとWOMENS HIの優勝者には賞金100万円。またMENS HIの優勝者には来月大阪で開催される「X Games Osaka 2025」の出場権が与えられるという過去に類を見ないビックなプライズが用意された一戦となった。
なお本記事では入賞した選手たち上位3名にフォーカスして今大会を振り返る。
MENS HI :悲願の優勝を勝ち取ったのは、BMXフラットランドシーンを牽引する「Ace of the World」内野洋平
男女ともに世界最高峰で活躍するトップライダーから次世代の注目選手、さらにはベテランライダーなど全国から実力者が集まり熱戦を繰り広げた今大会。MENS HIは計23名が出場し、5ヒートに分かれたジャムセッションの中で各々が自身のベストトリックにトライ。各ライダーがトリックメイクに大苦戦を強いられる中、高難度ルーティンを決めた内野洋平が久しぶりの優勝を果たし賞金100万円を勝ち取った。
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