ハピネット<7552>は、2025年3月期の決算で、ビデオゲーム事業の業績について、売上高が前の期比16.9%減の780億円、セグメント利益が同83.3%減の2億円と大幅減益になったことを明らかにした。ゲームハードの売上が低調に推移したことに加え、ゲームソフトの販売も苦戦したという。

メーカー別では、主力の任天堂商材の売上高が前の期比23.9%減の529億円だった。任天堂のハードウェアが端境期だったこともあって大きく落ち込んだ。予約が殺到しているNintendo Switch2の発売で復調が期待できそうだ。

他方、SIE商材の売上高については同8.4%増の176億円と伸びたものの、任天堂商材の減収をカバーするには至らなかった。

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