西武はソフトバンクに競り勝ち、20勝に到達。今季最多タイの貯金4で首位・日本ハムとのゲーム差を「1」に縮めた。試合は初回、ソフトバンク先発・大津から渡部聖が左翼スタンドへ108打席目でプロ初となるソロ本塁打を放ち先制する。2回に1死三塁から先発・武内が牧原の右犠飛で追いつかれたが、5回にネビンの適時打で勝ち越すと7回に内野ゴロの間に加点した。

スタメンは4番以降変更。4番DHでネビン、5番ファースト・平沼、6番ショート・源田、7番ライト・長谷川、8番キャッチャー・古賀悠、9番サード・外崎を入れた。武内と古賀悠は2024年8月25日・楽天戦(ベルーナドーム)以来2度目のバッテリー。

初回は相手先発・大津に対し、2死から渡部聖が初球の低め143km/h直球を振り抜くと、108打席目で左翼席へ突き刺さるプロ1号ソロで先制。なおもネビン、平沼の連続安打で一、三塁としたが、源田は一ゴロに打ち取られる。

先発は武内夏暉(23)左肘故障で出遅れ、4月9日・ヤクルト戦(戸田)で実戦復帰。以降2軍で4試合17イニングを投げ、防御率1.59。今季初先発。ルーキーイヤーの昨季は21先発、10勝6敗、防御率2.17(リーグ2位)で新人王を獲得。昨季ソフトバンク戦に5先発で2勝2敗、防御率1.66。

武内は初回、野村、佐藤直に連打、栗原に四球で無死満塁を招いたが、山川をフルカウントからツーシームで空振り三振を奪うと、中村の痛烈な打球をファースト・平沼がジャンピングキャッチで好捕。柳町も二ゴロとし無失点で切り抜けた。

2回の武内は、先頭の石塚に左前安打、嶺井の右翼線への当たりをライト・長谷川が二塁に好返球すると、一、二塁間で嶺井を挟殺。1死三塁としたが、牧原の右犠飛で1-1の同点に追いつかれる。

打線は2回、1死から古賀悠が四球、外崎が中前安打も西川、滝澤が凡退。3回はわずか6球で中軸が打ち取られると、4回は8球でフライアウト3つに終わった。

武内は3回、2番からの好打順をこの試合初めて3者凡退とすると、4回は1死から柳町に四球も石塚、嶺井をフライアウトに打ち取り無失点。

5回の攻撃は1死から西川が四球で出塁、滝澤は中飛も、渡部聖が左前安打でつなぎ2死一、三塁。ここで代わった2番手・尾形に対し、1ボール1ストライクからネビンが高め147km/h直球を捉え、左前適時打で2-1と勝ち越した。

5イニング目の武内は1死から野村に四球、佐藤直の二ゴロ進塁打で2死二塁とされたが栗原を右飛に打ち取る。武内は5回89球、被安打4、奪三振2、与四球3、1失点(自責1)で今季初勝利の権利を持って降板。

6回はソフトバンク3番手・藤井に対し、1死から長谷川が四球で出塁すると古賀悠の三ゴロ間に一走・長谷川の好走塁で三塁に進塁したが外崎は二ゴロ。

7回はソフトバンク4番手・ヘルナンデスに対し、先頭の西川が左前安打で二盗成功。滝澤もサードへのバントヒットを決め無死一、三塁とすると、渡部聖の遊ゴロ間に三走・西川が本塁に生還し3-1と突き放した。

6回は2番手・甲斐野が1死から中村に四球も柳町、石塚を抑え無失点とすると、7回は3番手・山田が3つのゴロアウトに打ち取り、8回はウィンゲンターが2つの空振り三振を完璧な投球で無失点に封じる。

8回はソフトバンク5番手・岩井に対し、2死から西川が右翼線への二塁打も滝澤が中飛に打ち取られる。

9回はソフトバンク6番手・大山に対し、1死からネビンが四球、平沼が相手セカンド・廣瀨隆の悪送球により出塁。源田の一ゴロ進塁打、長谷川の代打・中村剛は申告敬遠で2死満塁としたが、古賀悠の代打・栗山が投ゴロに打ち取られた。

その裏、守護神・平良が中村に四球も無失点に締めゲームセット。平良は5試合連続無失点でパ・リーグトップとなる9セーブ目、武内が今季初先発初勝利を挙げた。

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