『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(きどうせんしガンダム ジークアクス)は、日本テレビ系列にて放送予定の日本のテレビアニメ作品である。「ガンダムシリーズ」に属するロボットアニメであり、同シリーズを手掛けるサンライズと、「エヴァンゲリオンシリーズ」を手掛けるスタジオカラーが初めて共同で制作する作品となる[。

テレビ放送の開始に先駆けて、2025年1月17日から一部のエピソードを再編集した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(きどうせんしガンダム ジークアクス ビギニング)が劇場公開された。また、『Beginning』はガンダムシリーズ初となるIMAXでの上映も行われた

本作品は、2024年12月4日にYouTubeでライブ配信された「ガンダムカンファレンス WINTER 2024」内で初めて発表され、スタッフ・キャストと合わせて公式予告編が公開された。

企画は2018年より始動し、バンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘は、「ガンダムシリーズ」の新作を検討するなかで、鶴巻和哉監督による新しいガンダムを作ってみたいとスタジオカラーの杉谷勇樹に話を持ちかけたことが、共同制作のきっかけになったと述べている。一方、杉谷は小形からの意見を汲んだうえで、鶴巻のやりたい映像ができたことを語っている。

物語は多くのガンダム作品の舞台となる「宇宙世紀」であるが、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』(以後『ファースト』)で描かれた一年戦争が異なる経過を辿った末の世界観となっており、『ファースト』における仮想戦記という位置づけとなっている。監督の鶴巻は一年戦争のパートについては当初アバンタイトルのみでの描写を構想していたが、後に1話分として独立することになり、庵野秀明の作り込んだ「シャア・アズナブルが赤いガンダムに搭乗して戦う」というプロットがそのまま採用された。また、このパートはオリジナルの安彦良和のデザインに準拠したキャラクターが使用されており、後半のメインとなるパートのキャラクターとは異なる形となっている。

制作 – スタジオカラー、サンライズ
原作 – 矢立肇、富野由悠季
監督 – 鶴巻和哉
シリーズ構成 – 榎戸洋司
脚本 – 榎戸洋司、庵野秀明
キャラクターデザイン – 竹
メカニカルデザイン – 山下いくと
アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 – 池田由美、小堀史絵
アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督 – 金世俊
デザインワークス – 渭原敏明、前田真宏、阿部慎吾、松原秀典、射尾卓弥、井関修一、高倉武史、絵を描くPETER、網、mebae、稲田航、ミズノシンヤ、大村祐介、出渕裕、増田朋子、林絢雯、庵野秀明、鶴巻和哉
美術設定・美術監督 – 加藤浩
コンセプトアート – 上田創
画コンテ – 鶴巻和哉、庵野秀明、前田真宏、谷田部透湖
演出 – 鶴巻和哉、小松田大全、谷田部透湖
キャラクター作画監督 – 松原秀典、中村真由美、井関修一
メカニカル作画監督 – 阿部慎吾、浅野元
ディティールワークス – 渭原敏明、田中達也、前田真宏
色彩設計 – 井上あきこ
CGI監督 – 鈴木貴志
CGIアニメーションディレクター – 岩里昌則、森本シグマ
CGIモデリングディレクター – 若月薪太郎、楠戸亮介
CGIテクニカルディレクター – 熊谷春助
CGIアートディレクター – 小林浩康
グラフィックデザインディレクター – 座間香代子
ビジュアルデベロップメントディレクター – 千合洋輔
撮影監督 – 塩川智幸
撮影アドバイザー – 福士享
特技監督 – 矢辺洋章
編集 – 辻󠄀田恵美
音楽 – 照井順政、蓮尾理之
音響監督 – 山田陽
音響効果 – 山谷尚人
主・プロデューサー – 杉谷勇樹
エグゼクティブ・プロデューサー – 小形尚弘
プロデューサー – 笠井圭介
制作デスク・設定制作 – 田中隼人
デジタル制作デスク – 藤原滉平
配給 – 東宝、バンダイナムコフィルムワークス
宣伝 – バンダイナムコフィルムワークス、松竹、スタジオカラー、日本テレビ放送網、東宝
製作 – バンダイナムコフィルムワークス

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