＃19 初見ハードで挑む完全初見メガテン3！最強のコトワリは「シジマ」でも「ムスビ」でも「ヨスガ」でもない･･･「マッカ」だよ【真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER】

2 Comments

1. 

   @PoPo-qp8zq 10か月 ago

   お疲れ様でした!

2. 

   @burstarhemlok9216 10か月 ago

   寝おちした…
   真珠も魔弾も世界が変わるレベルのやつだから、きっと労に見合う楽しさを提供してくれるはず。

   ⚫️神話と歴史の豆知識
   千晶のコトワリに呼応して降りてきたバアルですが、
   古代の中近東（ヨーロッパの南側の広大な地域。トルコ、パキスタン、エジプトとか。）で広く信仰されていた神です。

   一方、ヨーロッパ諸国では、現在ヤハウェとかYHVHという名で認知されている神が信仰されていました。
   古代〜中世までは自国領土で生活していたヨーロッパの人々ですが、主食が小麦であったために、増える人口を賄えるだけの食料が枯渇していきました。
   そのためヨーロッパでだいたい領土が確定して動かせなくなっきた諸国は、今度はこぞって世界侵略を進めていきます。
   主食を小麦にするしかない恵まれない環境でしたが、自国周辺の度重なる戦争を通して文明的にリードしているヨーロッパにとって、米を主食としていて特に暮らしに困らない、のんびり暮らしていた国々を侵略することはそう難しい話ではありませんでした。

   さて、晴れて占領したら次は施政をつつがなく行い搾取をしなければなりません。
   そこで利用されたのが宗教です。
   「ヨーロッパで信仰されていた神を世界唯一の神とし、キリスト教と名付けます。他の神様は存在を認めません、あるいは世界の人々を間違った認識に導く邪神とします。唯一神の庇護を最初から受けていた白色人種は神に愛され、選ばれた人類であり、他の人種は家畜と同列とします。なので白人は他の人種を家畜のように扱っても何の罪もなく、神は許されます。どのような扱いをしても地獄に落ちることはありません。胸を張って侵略してください。全ての生物は神の下僕であり、その神が定めた正しい行いをしているのだから。」

   こうした思想をもとに世界侵略が進み、中近東で信仰されていた豊穣神バアルは、
   バアル・ゼブル、またはベルゼブブ（蝿の王）という形で聖書に記録され、人々から信奉された神から一転、ヨーロッパ宗教と、それを支持する人々から馬鹿にされ笑われる存在へと堕とされてしまいました。

   現代まで根深く残る宗教戦争や人種差別、また、ヨーロッパの人々はなぜ現代も過去の植民地支配、虐殺を謝罪しないのか。

   それは全て「だって神様がそう決めただもん」という、見方によっては無敵の責任転嫁の思想から始まっています。

   裕子先生はコトワリを定められず、氷川と勇は確たるコトワリを定めたけれど、その思想の成就した先に個人の闘争はなく、言い換えれば誰が誰であっても許されるので、その身は悪魔そのものになってしまった。と、僕は解釈しています。

   一方、千晶とハッピーは経緯や後見人は違えど、あくまで人をベースに悪魔の力が宿り、そのどちらも創世に相応しい強大な力を得ました。
   歴史の話もそうだけど、本当に怖いし手に負えないのは人間なんだよというメッセージが込められているような気がしてなりません。