2018年8月16日(木)京セラドーム大阪 阪神 vs. 広島 17回戦
阪神能見篤史投手が緊急登板でプロ初セーブをあげた。1点リードの9回に登板した守護神ドリスが、会沢に1球目を投じると、頭部死球を与えまさかの危険球退場。
急きょ、指名を受けた。肩は2度つくっていたが、1度は気持ちを切っていた。マウンドでの9球の投球練習。いつものように無表情のまま、一気にスイッチを入れた。 緊急事態にも「いろんなことを想定しながらでした」とクールに振り返った。(中継ぎ陣には)助けてもらっている部分もすごく多いのでね。バントの構えの野間に対し2ボール。ただ、緊急登板を思わせたのはここまでだった。直球でバントさせず捕邪飛に。続くは代打バティスタ。先発時代には相性が良くなかったが、全開でねじ伏せた。低めの144キロ直球で空振り三振。最後は田中を投ゴロに打ち取った。12球で3人切り。プロ14年目、338試合目での初セーブだ。
39歳2カ月の能見がプロ初セーブ。これはプロ野球史上最年長での初セーブとなった。なお90年には、ダイエーのゴセージが39歳5カ月で来日初セーブを挙げたが、メジャーでは310セーブを記録していた。
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