開幕を前に火の国サラマンダーズに激震です。今シーズンから指揮を執るボビーことロバート・ローズ監督が、１５日付で退任することが分かりました。
ローズ監督はアメリカ出身の５６歳。現役時代は横浜ベイスターズの「マシンガン打線」で４番を打ち、１９９８年の日本一に大きく貢献しました。
今季から火の国サラマンダーズの監督に就任し、キャンプで精力的に指導していましたが、１５日付で退任が決まりました。
関係者によりますと、先週、球団事務所でローズ監督本人と球団側が監督の帰国について協議。
理由は、来日の予定はあったものの、まだ来ていない家族の都合だということで、
ローズ監督は先週後半、アメリカへと急きょ帰国しました。
その後、今週にかけ代理人を介し数度行われた話し合いの末、双方合意のもとで
退任が決まったということです。
今後は、元オリックスバファローズで、今季からサラマンダーズのコーチ兼任投手となった荒西 祐大 氏が監督代行を務めます。
ローズ監督は球団を通じて「熊本は素晴らしい場所だったので、家族と共に永く生活したいと思っていましたが、シーズン前に帰国することになり、残念です。
短い間でしたが、ありがとうございました」とコメントしています。