小野泰己, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3528444 / CC BY SA 3.0

#日本の野球選手
#阪神タイガース及びその前身球団の選手
#富士大学硬式野球部の選手
#北九州市出身の人物
#1994年生
#存命人物
小野 泰己(おの たいき、1994年5月30日 – )は、阪神タイガースに所属する福岡県北九州市出身のプロ野球選手(投手)。
右投右打。
北九州市立大原小学校の1年時に、ソフトボールチームの「大原イーグルス」に入団。
北九州市立上津役中学校では、軟式野球部で主に投手を務めた。
折尾愛真高校への進学後は、1年秋からベンチ入りを果たす。
2年時の秋からエースの座を確保したが、在学中には春夏とも甲子園球場の全国大会へ出場できなかった。
3年時の秋にはプロ志望届を提出したが、ドラフト会議でどの球団からも指名されなかったため、岩手県の富士大学へ進学した(詳細後述)。
富士大学では、2年時の春から北東北大学野球のリーグ戦に登板。
3年時の秋季リーグでは、登板した4試合すべてに勝利し、通算自責点0(防御率0.00)で最優秀防御率のタイトルを獲得した。
4年時の秋季リーグでも、登板した5試合で全勝し、防御率0.45という好成績でチームの優勝と明治神宮野球大会進出に貢献。
MVPを獲得、ベストナインにも選ばれた。
在学中には、リーグ通算22試合に登板し12勝1敗という成績を残した。
大学の3学年上に山川穂高、2学年上に外崎修汰、1学年上に多和田真三郎がいた。
2016年のNPBドラフト会議で、阪神タイガースから2巡目で指名。
契約金7,000万円、年俸1,200万円(金額は推定)という条件で入団した。
担当スカウトは葛西稔で、この年限りで現役を引退した福原忍から背番号28を引き継いだ。
ドラフト会議での指名後に出場した明治神宮野球大会では上武大学との1回戦に先発し、7回1失点と好投したものの、味方打線からの援護がないまま敗退した。
2017年には、同期入団の新人選手から、大山悠輔・糸原健斗と共に一軍春季キャンプへ参加。
キャンプ中に首脳陣から高い評価を得てキャンプ終了後も一軍に帯同すると、先発候補の1人としてオープン戦3試合に登板した。
しかし、防御率が6.55に達するなど振るわず、公式戦の開幕を二軍で迎えた。
5月21日の対東京ヤクルトスワローズ戦(神宮)で、先発投手として一軍公式戦にデビュー。
セ・パ交流戦の期間中に先発ローテーションに定着すると、3試合の登板で交流戦の規定投球回へ到達するとともに、0勝2敗ながら全12球団の規定投球回到達投手で10位(チームでは岩貞祐太に次ぐ2位)の防御率(2.75)を記録した。
7月13日のフレッシュオールスターゲーム(草薙球場)では、ウエスタン・リーグ選抜の先発投手として、1イニングを三者凡退に抑えた。
後半戦に入っても白星には遠く、8月15日の対広島東洋カープ戦(京セラドーム大阪)では、3回途中降板の末にシーズン7敗目を喫した。
一軍公式戦での初登板から7連敗を喫した阪神の新人投手は、小野が初めてである。
しかし、13試合目の登板だった8月29日の対ヤクルト戦(甲子園)で、6回2安打無失点と好投。
打撃でも3回裏の第1打席で公式戦初安打を放つなどの活躍によって、一軍公式戦での初勝利を挙げた。
レギュラーシーズンでは、一軍公式戦15試合に全て先発登板し、2勝7敗、防御率4.35の成績を残した。
チームのレギュラーシーズン2位で臨んだクライマックスシリーズでは、ロングリリーフ要員として調整していたが、登板機会のないままチームは横浜DeNAベイスターズとのファーストステージで敗退した。
2018年には、春季キャンプ中の紅白戦(2月7日)からオープン戦にかけての登板で、29イニング連続無失点を記録。
一軍の開幕ローテーションに抜擢されると、4月4日の対DeNA戦(横浜スタジアム)でシーズン初登板・初先発・初勝利を記録した。
8月中旬までは2度の3連勝などで7勝を挙げていたが、以降の試合では勝ち星に恵まれず、4連敗でシーズンを終えた。
シーズン全体では、一軍公式戦23試合の登板で、7勝7敗、防御率4.77をマーク。
全ての登板試合で先発を任されたが、試合の序盤から多くの四球を出す傾向が見られたほか、勝利投手になった試合でも救援陣の好投に助けられる展開が相次いだ。
シーズン終了後の秋季キャンプでは、救援での起用に向けた調整を始めている。
2019年には、一軍の春季キャンプ中に右肘の違和感を訴え、公式戦開幕後の4月下旬まで右肘のリハビリに専念していた。
6月上旬に一軍へ昇格してからは、6月6日の対千葉ロッテマリ…

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