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✸ひっくり返るぐらいの驚き。星稜の1年生・内山壮真は「モノが違う」
「星稜(石川)の1年生ショートがすごい!」という話は、今年の春から聞いていた。いや、正確に言えば、昨年の今頃から「星稜中の内山壮真(そうま)はモノが違う」と、何人もの野球通から伝え聞いていた。 入学してすぐにショートのレギュラーを獲得したという内山は、身長172cm、体重72kgの右投右打の内野手。頭のなかで勝手に描いていたイメージは、野球上手の俊足・好守でミートのうまいセンス抜群の選手。タイプとしては1、2番……。高校卒業後は大学、社会人に進み、いずれはアマチュア球界の指導者やリーダーになっていくのかなぁ……と、ざっとこんな感じだった。  ところが、6月の北信越大会で初めて彼のプレーを見て、ひっくり返るぐらい驚いた。  内山のバッティングを見て、まず頭のなかに浮かんだ選手が中田翔(日本ハム)だった。  ポイントを前に置き、コツコツとミートして……そんなこちらの勝手な想定は、見事に吹っ飛ばされた。  バッターボックスの一番うしろ(捕手寄り)に立って、最初から軸足(右足)に全体重を乗せて投球を待つ。耳の高さに掲げたグリップは、左足を踏み込んでいってもピクリとも動かず、上半身と下半身の“割…

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