阿部寿樹, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3329441 / CC BY SA 3.0

#日本の野球選手
#Honda硬式野球部及びその前身チームの選手
#中日ドラゴンズ及びその前身球団の選手
#明治大学野球部の選手
#岩手県立一関第一高等学校出身の人物
#岩手県出身の人物
#1989年生
#存命人物
阿部 寿樹(あべ としき、1989年12月3日 – )は、岩手県一関市出身のプロ野球選手(内野手)。
右投右打。
中日ドラゴンズ所属。
小学校から軟式野球を始め、中学校は軟式野球部に所属した。
岩手県立一関第一高等学校では、県大会優勝、東北大会優勝が最高で、甲子園出場はなかった。
明治大学では、1年春からベンチ入りし、3年春に三塁手のレギュラーを獲得。
4年秋には15年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
リーグ通算64試合に出場、198打数52安打、打率.263、0本塁打、14打点を記録。
Hondaに就職し、車体に配線をはめ込む仕事をした。
Hondaでも野球を続け、2年目には日本選手権に出場。
2015年10月22日に行われたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから5位指名を受け、11月26日に契約金5,000万円、年俸1,000万円で仮契約を結んだ。
同年に引退した和田一浩の背番号5を継承した。
2016年中盤に一軍初出場した。
この年は打率1割台に終わるも、9月14日の対読売ジャイアンツ戦ではスコット・マシソンからプロ初本塁打を記録した。
2017年は21試合に出場した。
2018年は18試合の出場に留まり、秋季キャンプでは外野手の練習にも取り組んだ。
2019年は開幕を一軍で迎え、開幕戦では二塁手として先発出場した。
4月5日の対東京ヤクルトスワローズ戦では1年目以来となるプロ2本目の本塁打を記録した。
シーズン途中から二塁手に定着して初の規定打席に到達し、リーグ10位の打率.291の成績を残した。
2020年は前年に引き続き二塁のレギュラーとしてシーズンを過ごし、10月12日の巨人戦では桜井俊貴から10号2ランを打ちプロ入り後初となるシーズン2桁本塁打を記録した。
最終的にダヤン・ビシエドに次ぐチーム内2位となる13本塁打および61打点を記録し、ポイントゲッターとして活躍した一方で、両リーグ最多となる21併殺打を記録するなど荒さも目立った。
遠投110mの強肩で、俊敏な動きの高い守備力が武器。
打撃では広角に打ち分ける技術とパンチ力を誇る。
愛称は「マスター」。
2019年に伊東勤ヘッドコーチから「バーのマスターのような風貌」という理由で付けられ、その後の阿部本人の活躍も相まって定着した。
実家は稲作農家である。
高校の同級生の東北放送アナウンサー菅生翔平によると「中学の岩手県選抜だったくらいなので、高校入学当初から(野球は)上手かった」「仙台育英との練習試合で後にヤクルトに入団する由規からホームランを打った」「実はサッカーもとても上手かった」。

WACOCA: People, Life, Style.