工藤 公康(くどう きみやす、1963年〈昭和38年〉5月5日 – )は、愛知県名古屋市天白区(旧:昭和区)[注 1]生まれ[1](同県豊明市出身とする文献もある。出身地については後述)の元プロ野球選手(投手)[3]。福岡ソフトバンクホークス第20代監督(現職)[3]。

選手時代は14度のリーグ優勝、11度の日本一を経験[4]。西武ライオンズ・福岡ダイエーホークス・読売ジャイアンツ(巨人)の3球団で日本シリーズを制覇し、優勝請負人と呼ばれた[5][6]。日本シリーズ通算最多奪三振(102奪三振)記録を保持する[7]。また最高勝率もNPB最多タイ記録となる4回獲得している。

現役引退後は2012年 – 2014年の3年間にわたり野球解説者・野球評論家として活動し、2015年からはダイエーの後身であるソフトバンクの監督(第20代)として指揮を執っている[8][9]。監督としては2020年までにソフトバンクを3度のパシフィック・リーグ(パ・リーグ)優勝[10]、5度の日本一(日本シリーズ優勝)に導いている[11]。

長男は工藤阿須加(俳優)[12]、長女は工藤遥加(プロゴルファー)[13]。

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