このオフは「増量と自分の形を見つける。この2つをやっていました」と話し、7、8キロ増えて体重は87キロになった。これまでは細身な印象を受けたが、今は見た目もかなりガッシリとしている。ちなみに1年目の19年の体重は70キロ台だったという。
“自分の武器の確立”に関して、昨年6月15日に取材したときに「スピード勝負というよりかは、自分の持っている変化球のバランスで、的を絞らせないというか、そういうピッチングができてくれば真っ直ぐも球速以上に刺されてくれると思いますし、いろんなボールでしっかりカウントが取れて、全部が決め球になるというのが一番自分の中で、まだそこまでできていないんですけど、一番良い形というか、僕の中では一番なので、そういうピッチングができたらなと思います」と話していた。一冬を越えて、石垣島春季キャンプ中、自身の武器の確立について問うと、「カーブが生命線だと思うので、しっかりカーブの精度を上げていきたい」と、“カーブ”の向上を誓った。