秋田市出身で、日本一に輝いたプロ野球・阪神タイガースの石井大智投手が10日、母校の秋田工業高等専門学校を訪れ、在校生に努力の大切さを伝えた。

 大きな拍手で出迎えられたのは、プロ野球・阪神タイガースの石井大智投手。昨シーズン、中継ぎで44試合に登板し、19ホールド、防御率1.35と安定した投球を見せ、38年ぶりの日本一に貢献した。

 まずは、出迎えてくれた生徒に金言を授けた。

 阪神タイガース・石井大智投手:
「自分が頑張っているとか、努力しているというのは意味のないことだと思っていて、本当に日々の積み重ねをしている中で、努力は周りが評価してくれるもの。自分で感じるものではない。今の時間を大事に頑張ってほしい」

 そして、全校生徒に向けて放送であいさつをすることになったが…。

 阪神タイガース・石井大智投手:
「えーっ…まぁ、あの。おいそがしゅう…、お忙しい中、本当にありがとうございます」

 緊張している様子で、なかなか言葉がスムーズに出てこないようだ。

 阪神タイガース・石井大智投手:
「まともなこと言えないっすね。めちゃ緊張する…」

 記者から「試合とどちらが緊張するか」と聞かれた石井投手は「今のほうが緊張した」と苦笑いを見せた。

 最後は、後輩が憧れの先輩にサインや記念撮影を求めていた。

 石井投手は11日から兵庫県で自主トレを始め、2年連続の「アレ」を目指す。

 阪神タイガース・石井大智投手:
「後輩たちは『ことしも頑張らないと』という気にさせてくれる。ことしは1年間1軍に帯同して、キャリアハイを目指して頑張りたい。引き続き、応援よろしくお願いします」

5 Comments

  1. 石井は可愛い顔をしているが、本当にマウンド上では度胸のあるピッチャーだ。
    フォークの精度が上がれば、阪神の抑え候補の一人に上がってもいいくらいの投手だ。

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