ドジャースに移籍した大谷翔平選手が会見に臨みました。勝利への強いこだわりから愛犬の名前まで、大谷選手の発言その一語一句すべてをご覧下さい。
■“球団色”青ネクタイで登場
ドジャースタジアムに到着した時の大谷選手と一平さんの様子が公開されました。出迎えは、ドジャースのスタン・カステン社長。大谷選手はスタジアムの中を回った後、フィールドへ移動すると…。ユニフォーム姿にチェンジ。これがドジャース大谷の姿です。
きょう、記者会見が始まるのは日本時間午前8時。大谷選手がカメラの前に姿を見せたのは6分前です。カメラは慌てながら、なんとか大谷選手をキャッチ。
2017年、エンゼルスに入団した時には赤のネクタイ。今回はブルーです。大谷選手はカメラに姿を見せた瞬間…。くしゃみ。笑顔を見せ、リラックスした様子です。
時計を確認して午前8時ぴったりに歩き出します。そして始まった記者会見。
■“相棒”水原一平通訳も同席
実況を担当 ジョー・デービス氏:「ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と翔平の通訳であり、相棒で親友の水原一平」
そんな紹介ににやりと笑う大谷選手。ドジャース大谷、誕生の瞬間です。
大谷翔平選手(29):「皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。まず、最初にこのような機会をいただき今回、選手としての自分を信じて下さったロサンゼルス・ドジャースのチームの皆さん、特にマーク・ウォルター球団オーナー、アンドリュー・フリードマン編成本部長、スタン・カステン社長、ブランドン・ゴームズGM、デーブ・ロバーツ監督、この5人には本当に感謝しています。ありがとうございます。そして、私にメジャーリーガーとしての最初のチャンスを与えて下さったエンゼルスの皆さん、本当に今振り返っても素晴らしく大切で忘れられない、そんな6年間をそんな思い出をありがとうございました。また、今回のFAに際して本当に多くの方とお話しさせていただいた。他の球団も含めた球団関係者のすべての皆さんに心より感謝申し上げます。明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つ、このロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを今心よりうれしく思うと同時に、今すごく興奮しています。最後に日々お世話になっているエージェントのネズ・バレロはじめ、CAA(代理人事務所)の皆さん、いつも遠く日本から温かい声援を送って下さるファンの皆さん、本当にありがとうございます。きょうは質疑応答を交えながら、そうした方々に少しでも日々の感謝の気持ちを伝えられたらなと思っています。よろしくお願いします」
■移籍決断の時期&決め手は?
帽子をかぶって仕切り直し…。記者から飛んだ最初の質問はやはり。
大谷翔平選手:「(Q.ドジャース移籍を決断した時期と決め手は?)ドジャースにお願いしますと契約をしますという決断を伝える前の日の夜というか、発表したのは次の日のお昼なのでその前の晩ですかね。決断理由に関しましては、これが1つというわけではなくて、交渉させていただいたすべての球団の皆さんと話をさせていただいて、本当にどの球団も素晴らしかったですし、ただ、何球団お誘いをいただいてもYESと答えられる球団は1つしかないので、そこに対して自分が最終的にここでプレーしたいなという気持ちに素直に従った結果かなという感じはします」「(Q.報道陣の数を見て思ったこと。プレッシャーはあるか?)うれしく思うと同時に報道陣の方しかいないときょうは聞いていたので、予想より多くてちょっと今はびっくりしています」
■何球団オファー?選手像は?
大谷選手のドジャース入りが正式に発表されたのは、日本時間の12日。その前日まで悩んでいたようです。
大谷翔平選手:「(Q.何チームで悩んでいた?)何球団かというのを僕の口からこの場で言っていいのか分からないので、そこは差し控えさせていただくというのと、ドジャースがこれを持っているからというよりかは心に残っている言葉として、オーナーも含めてこの10年間、ドジャースが経験してきたこの10年間を彼らは全く成功だとは思っていないということは言っていたので、それだけ勝ちたいという意志が皆強いんだなというのは心に残った。一番大事なのはやっぱり全員が勝ちに同じ方向を向いていることが大事。オーナーグループもフロントの皆さんも、もちろんチームメート、ファンの皆さんも皆がそこに向かっているというのが一番大事かなと思う」「(Q.ドジャースで“世界一の選手になる”どんな選手像をイメージしている?)まず、優勝することを目指しながらそのところで欠かせなかったと言われる存在にまずはやっぱりなりたい。そういう期待を込めた契約だと思うので、そこの期待に応えられるように今後も全力で頑張っていきたいと思っています」
■カナダ行き騒動「家でびっくり」
今回の争奪戦ではウィンターミーティング終了直後、「プライベートジェットでトロントに向かったのではないか」と騒動に…。その騒動を大谷選手が知っていたようです。
きょう、テレビ番組の取材で「僕は家のソファで犬といたのでこっちがびっくりした」と話したそうです。
■“MVP愛犬” 名前は「デコピン」
そしてきょうはその犬の謎について、とうとうアメリカのメディアが踏み込みました。
大谷翔平選手:「(Q.犬の名前はなんですか。MVP発表で愛犬ワンちゃんがテレビに映ってから世界中が名前と詳細を知りたい。待ちきれないのでこの場で発表して?)“デコピン”っていうんですけど、こっちの人は発音的に難しいというか元の名前が“デコイ”というので、こちらの人に説明する時は呼びやすい“デコイ”と紹介している」
デコピンの衝撃にクスクス笑いが広がります。きょう更新された大谷選手のSNSを見ると、犬のデコピンもきょうの記者会見を見守っていたようです。
日本名「デコピン」。アメリカ名だと「デコイ」。
■開幕に間に合う?手術詳細は?
ドジャースでは、どんなチームメイトと仲良くなるのでしょうか。
大谷翔平選手:「(Q.来年は打者に専念するということで開幕に間に合う?)バッティングの方は今もう素振りは始めているので、おおむね予定通りにきてる。若干、早いくらいの感じできてるので十分に開幕に間に合うんじゃないかとは思うので、スプリングトレーニングでしっかりゲームに入れる準備ができていれば、開幕に十分間に合うのではないかという感じはします」
9月に受けた右ひじの手術についても質問が飛びました。
大谷翔平選手:「(Q.9月の手術はトミー・ジョン手術だったのか?)最初の段階でどういう手術になるのかというのをドクターも含めてどうなるのかを決めなきゃいけなかったので、発表の段階でまずそれが決まっていなかったのが一番。術式が違ったというか前回とはまた違うのでそこをどう表現するのかは僕はもちろん専門外なので、そこはドクターの方が詳しいかなと思います」
■後払い&優先順位トップは?
来年は打者としてのみのプレーになるにもかかわらず、10年約1000億円という巨額の契約となった今回。大谷選手は年俸のうち、97%を後払いとし、チームの補強に充ててほしいと要求したといわれています。
大谷翔平選手:「(Q.契約の後払いのパーセンテージが多いのは自身のアイデアか?)もともと後払いはどの選手も大型契約になると付くものではあるので、そのパーセンテージに関してはあとは選手に一任するところではあるし、そこ含めて自分が今、受け取れる金額を我慢してペイロールに柔軟性を持たせられるのであれば、僕は全然後払いで良いですというのが始めですかね。他球団の契約に関しては今も他の選手の交渉もしている最中だと思うので僕の口から具体的な球団名だったり、交渉の内容に関してはこの場で言うことができないというのがあるかなと思う」「(Q.勝つこと、優勝の優先順位は?)僕自身?僕自身の優先順位はもちろん契約形態から分かるように(勝つことは)一番上のところではあるので、野球選手としてあとどれくらいできるかは正直、誰も分からないですし勝つことが僕にとって今、一番大事なことかなと思う」
また、契約にはオーナーのウォルター氏とフリードマン編成本部長のいずれかが役職を退いた場合、オプトアウト、つまり契約期間の途中でも破棄できる条項が含まれているといいます。
大谷翔平選手:「(Q.オプトアウトの条件はどのくらい大事だったか?)皆が同じ方向を向いていることが大事だと思っているので、ロサンゼルス・ドジャースに入団すると同時にメインのこの2人と契約するという形。そこがもし崩れるのであればこの契約自体も崩れることになる。そういう契約かなと思う」
■エンゼルスと“最後まで交渉”
この会見の後、大谷選手の代理人・バレロ氏も記者から質問に答えました。
大谷の代理人 ネズ・バレロ氏:「エンゼルスとはずっと話してきた。翔平が本当に愛した場所だから」
なぜ、ドジャースだったのか。なぜ、エンゼルスが候補から外れたのか。交渉の裏側がさらに分かってきました。
大谷選手はきょうドジャースのロッカーを公開。シューズもブルー、真新しいソックスもブルー。ここでどんなシーズンを迎えるのでしょう。
ドジャースに決まる直前まで、大谷選手側とエンゼルスがギリギリまで話し合っていたことが分かりました。
大谷の代理人 ネズ・バレロ氏:「彼ら(エンゼルス)は最終局面で話し合う権利を得られた。それは翔平が本当に愛した場所だから。翔平はエンゼルスの人たちそのすべてを愛していた。ただ、結果的にうまくいかなかった」
数々の球団の中から大谷選手が選んだドジャース。
大谷翔平選手:「(Q.6年前にエンゼルスに入団した時の気持ちと今回ドジャースに入団した時の気持ちは?)全体的な気持ちは変わっていない。常に挑戦したいと思っているし、ここにドジャースでお世話になると決めた後もそこに対してのチャレンジだと思っているので、ただ来るということは去るチームもある。日本で言えばファイターズ。今回、エンゼルスを去ったがその寂しさも心にあるのが事実」「(Q.ドジャースファンについて知っていることは?)僕は今回入団してから知ることが多いんだろうなともちろん思うし、今のところはメジャーリーグでプレーして各球場にも行っているが各チームのファンがこういう気質なんだというのは感じる。野球に対して熱狂的だなというか、エンゼル・スタジアムに関してもそうだが毎回、青いユニホームを着た人がいっぱい球場にいるので、そういうのを見るとファンに熱があるというのは感じている」
約26分間にわたり丁寧に話した大谷選手。ちなみにウィンターミーティングの真っ最中、うっかり「大谷と会った」と明かしてしまったドジャースのロバーツ監督はきょう。
ドジャース ロバーツ監督:「言った通りであって戦略的でも計画的でもない。それで翔平がドジャースに来てくれることになった。翔平が興奮しているのが分かっただろう」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
23 Comments
大谷は野球の技量はは勿論、見栄えも爽やかで、まず悪人には見えない。
エンゼルスには申し訳ないけど
大谷はドジャースブルーのユニフォームの方が似合ってた。。笑
身長193センチの美丈夫な体躯は周囲のアメリカ人より一段抜きん出ていて、この動画でも見惚れるほど堂々としていて素晴らしい。
1000億円????ワケがわからん。
大谷は5年で自己Tradeする🥎
オプトアウトの条件でエンゼルスで見た闇を感じる
ムキムキ過ぎ。ジャケットの腕んとこ破裂しそうww
大谷選手のような異次元の選手が日本🇯🇵から誕生した事に乾杯🍻します。
そして彼が益々活躍し、更なる歴史を塗り替えてくれる事を願います。
もう欠点の無い笑顔の良く似合う。
世界一のアスリートです。
ウイイレでドリームチーム組めた時より遥かに興奮してきた
1:22 日ハム時代からの大谷はまだ爽やか青年感あるけど、MVP2回獲得後の大谷翔平は勇ましくてゴツいグレードアップ感すこ
「デコピン」がこっちの人には難しいって言われると、逆に言ってやろうって気持ちになるの わかる
完璧すぎる大谷くん。ほんとに同い年とは思えない。素晴らしい人間
モレノ氏のオーナーとして勝ちたいという意識との差ですよね。
曼荼羅の完結にはエンゼルスでは無理との判断でしょう。🌝大谷のぶれない意識の表れですね。😊
コレでアメリカでの認知度はどれくらい上がるかな
一平さんけっこうでかいと思っていたけど186cmとは知らなかった
え?今知ったんだが!?!?
やっぱり赤のイメージが強いから違和感あるけど、青も凛々しくてかっこいいな
ドジャース入団おめでとうございます🎉影ながら応援してます😊
大谷さんの人間あい素晴らしいですね😃自慢気なところもなくこころが
切れいです?☺️
大谷さん、日本代表人が好きなことがなによりです❗野口美津子
あたしは大谷選手をゲイだって教えられたので!大谷選手の恋愛報告がそれだったので有名だったら多分大谷選手は違います。
大谷選手の記者会見これ見たことある!
ねこ飼いたい!
寒いー!