2021.4.30（金）甲子園 阪神 vs 広島 ※無観客試合
先発：阪神・秋山、広島・九里。
１回裏、阪神は糸原が四球、大山の打席で糸原が盗塁。大山歩いて２死１・２塁でサンズがレフトへのタイムリーで先制。
２回表、松山の３塁側ファウルフライをショート中野が走りこんで好捕。
２回裏、１死から中野がヒットで出塁、秋山がバントで手堅く送り近本四球の２死１・２塁。糸原がライトへのタイムリーで２点目。１回と２回はほぼ同じ形で阪神が点を取る。こんなところが今年のの阪神の強さを物語る。続いてマルテが四球で２死満塁、打席は大山。九里は早くも正念場。大山にファウルで粘られるも、レフトフライに打ち取る。
３回表、菊池のサードへの打球を大山が弾いてエラーで出るが、梅野の牽制球により刺される。
４回表、鈴木誠也の１塁線への打球はベースに当たってイレギュラーするがマルテが身体で止め、バックハンドでベースカバーにトスしてアウト。西川のセンターに抜けようかという当たりを中野が好捕、くるっと回転して１塁へ投げ華麗なプレー。今日は好守も連発した阪神。
５回裏、大山のヒット、サンズ四球のあと佐藤がライトへのタイムリーで３点目。続いて梅野もセンター前へ運び４点目のタイムリーとなる。九里は制球が今ひとつで５回で１００球を超え、阪神打線にも粘られ消耗も激しそうであった。
６回表、１死から田中広輔が２ベース、羽月が意表を突くセーフティバントが秋山のジャッグルを誘い１・３塁。打席は鈴木誠也。反撃のチャンスと思われたが６－４－３のダブルプレーで一瞬で消える。
８回表１死、代打・クロンが登場。秋山の初球を豪快にレフトスタンドに飛ばす。続く田中のヒット、菊池の２ベースでようやく秋山の球を捕らえ始めた。次打者・左の羽月に対し阪神ベンチは岩崎を選択。すかさず代打は會澤。會澤はライトに犠牲フライを放ち、最低限の１点を追加、２－４と追い上げる。２死３塁で鈴木誠也は四球、次の西川はショートゴロに倒れる。
９回表２死より坂倉がヒットを放ち、続くは今日１発のクロン。初球を叩くと打球はセンターへ。フェンスには届かずゲームセット。
阪神のソツない攻撃と、相手のチャンスの芽をことごとく摘み取った好守が光る試合であった。
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